ドリルモグラ
どりるもぐら
概要
珠純子につきまとい、偶然風見志郎が改造人間である事を目撃したチンピラ・黒田雄二が素体の怪人。黒田の持つ風見志郎らに対する憎しみを気に入ったピッケルシャークによって拉致され、犬神博士に改造された。鳴き声は「リーロー」。
風見志郎こと仮面ライダーV3の抹殺を使命としている。
改造された後も純子に執着し、アジトに拉致して無理矢理結婚しようとしたが、すんでのところでアジトに乗り込んできた仮面ライダーV3に妨害され、反転キックで倒された。
武器は頭部のドリルで、これを使って地中を掘り進む事ができる。
ちなみにこの頭部のドリルは彼の唯一の武器であり、これ以外は特に特殊能力めいたものは持っていないようだが、ほとんど戦闘で使用することなく徒手格闘での戦闘が中心であるなど能力を生かしきれない部分が見られた。
派生作品
すがやみつるによる『冒険王』掲載の漫画版ではイギリスから招聘されたピッケルシャークの存在が気に食わず、「勝てさえすればそれでいい」と言わんばかりに珠姉弟を拉致し人質に取り、変身できない志郎を苦しめた。
しかし戦いの最中にピッケルシャークに人質を別の場所に移され、(正体がバレないということで)変身したV3に手ひどくやられてしまう。
その醜態を見たピッケルシャークに「お前のかなう相手じゃない」と吐き捨てられたため、逆切れして怒りに我を忘れピッケルシャークに襲いかかるも一瞬でドリルを叩き折られてしまう。敵わぬと見てピッケルシャークを道連れに自爆しようとしたが、V3がピッケルシャークを逃がしたため犬死に終わった。
また、同じ作者の『テレビマガジン』掲載版ではピッケルシャークと仲良しであり、見事なコンビネーションを見せるも地中でV3にボコボコにされあっけなく死亡した。
漫画『仮面ライダーSPIRITS』では、暗闇大使が時空魔法陣を使って復活させた再生個体が登場。ドクトルGの高知制圧に参加し、攫った人々をこき使ってサタンニウムを採掘していた。攫われた人々を救うべく駆けつけたV3に他の機械合成怪人と襲いかかるが、V3レッドボーンリングで撃破された。