概要
命の妖精クロトがドラゴンレンジャー/ブライに授けた新しい武器で、笛にもなる短剣。
ブライの守護獣ドラゴンシーザーは獣奏剣の音色でないと制御できない。
また、刃の部分からビームを発射することも出来るほか、握って念じれば時の停止した部屋との行き来もできる(=擬似的な瞬間移動や緊急回避等として利用できる)便利な武器である。ブライの死後はティラノレンジャー/ゲキに引き継がれた。
放送当時ブライの人気が爆発すると同時に、この獣奏剣およびドラゴンシーザーはヒット商品となり、玩具売り上げが向上し戦隊シリーズ自体の打ち切りを回避する要因の一つになった。
2014年には海外でパワーレンジャーレガシードラゴンダガーとして発売され、2017年にはTAMASHII Lab(タマシイラボ)よりドラゴンシンフォニー獣奏剣として発売され新規音声や野中剛氏のデザインによる完全新規造形の専用台座が付属している。
他の展開では
2011年に、ゴーカイシルバーの登場に合わせ、ミニサイズで再販された。
2016年に、High Proportion Collectionとしてガチャポンで発売された。
2013年の夏映画『ガブリンチョ・オブ・ミュージック』に登場したデスリュウジャーの武器・フルートバスターは、この獣奏剣のオマージュである。
操作する
2018年放送の快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーにて「操作する」というルパンコレクションの一つとして登場した。
その効果は「持ち主の発言にだれも逆らえなくする」という超強力なものだったのだが、脚本家のせいで(ネタ的な意味で)ひどい扱いを受けることとなってしまった。原作では兄弟の絆をつなぐ感動的なアイテムだったのに…。
公式説明文には『どんなに頑固な無頼漢でも服従させる笛』とあり持ち主の名前が書かれている。
動画
目覚めよ守護獣
関連イラスト
関連タグ
恐竜戦隊ジュウレンジャー ドラゴンレンジャー ブライ ドラゴンシーザー フルート