概要
生から抜け出そうとする不死の男。不運の少女と巡り合い、「最高の死」を目指す。
プロフィール
年齢 | わからん |
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身長 | 189㎝ |
体重 | 知らん |
趣味 | 流行のものを楽しむ |
特技 | なんでも人並みに上達する(上達するまでやめない) |
好物 | チーズバーガー、バドワイザー(ビール) |
能力 | 不死 -UNDEAD- |
容姿
筋肉質な悪人面。髪型には拘りがあるのか、再生後は必ずオールバックに整える。体の随所に古傷があり、額の傷にはカードが刺さっている。左胸の弾痕のような傷の上には「1865」、左肩には「DEAD END」の入れ墨が刻まれている。再生の都合上ほとんど常に半裸・全裸のため必然的に股間に海苔が付く。組織(ユニオン)加入後に服のUMAクローゼスを服従させて常時露出とはいかなくなったものの、以降も毎週最低1話は海苔修正が必ず登場する。クローゼスが変化した服は組織共通の装備であるネクタイとスーツと同デザインのもので、上着のボタンを留めず、腕を捲り、大仰な腕時計が付くヤクザスタイルの着こなしをする。証(エンブレム)は上着の左の襟に付いている。
人物
強面の第一印象通り基本的な行動原理は粗暴でガサツ。不死の特性からか何事もまずは正面から突っ込んでいく直情的な感性の持ち主。一方サッパリとして理知的な一面をもち、戦闘時には死に覚えで冷静に現状を推理し、人の話も意外に素直に聞く。時折垣間見える優しさと女性に対する紳士的な態度ゆえに、彼に惹かれる者も多い。
基本死にたがりだが人生はしっかりと謳歌しており、行く先々でウォッカやハンバーガーなどのご当地飲食物を楽しみにしている言動が目立つ。初登場時もタピオカを飲んでいるところで騒ぎの場に通りがかっている。「ゾンビ」と呼ばれるのは嫌いで「あんな腐った連中と一緒にすんじゃねぇ!」と憤慨していた。
もう一人の主人公・風子の不運で殺してもらうために、彼女と行動を共にしている。
因みに経緯は不明だが本名を憶えていない。名前については気にしていないようで「アンデッドでいいだろう」と大雑把。第1話で風子から「アンディ」と命名された。
装備
不壊刀『倶利伽羅』
不壊の否定者が制作した決して壊れない日本刀。刀身は直刃で猪目をあしらった鍔が付いている。元は一心の部下だった追手が使用していたもの。追手の死後にはアンディに刺さっていたため、そのまま携行するようになる。無茶な死に方や体に刺しての抜刀術でも決して劣化しないため、不死の能力との相性が非常に良い。
クローゼス
服のUMA。通称「クロちゃん(風子命名)」。憑依対象の望む服装に変化し、魅了された者を操って暴れる。
組織が収容していたが脱走し、紆余曲折を経てアンディに憑依するが注文が「丈夫で壊れても再生して呼んだらすぐ来る」という無茶なものであり形を保てず逆ギレした。アンディから「ダサい」と言われてムキになり望みに近い服に化けるも、アンディは依然不服であり、事実上アンディに屈服させられた。
時折服の表面に顔を現し、人間との意思疎通も普通に取れる。上記の注文のように服と認識される範囲内なら特殊な衣類でも変化可能であり、ニコ製の特殊スーツと同デザインの服(ネクタイの機能まで同様かは不明)の他に、ダイバースーツやライフジャケットにも変化した。好物は毛糸玉。優秀な再生速度を誇るにも拘らずアンディが海苔のお世話になりっぱなしなのは、アンディ自身に隠す意識が希薄で優先順位が低いからというのはクロちゃん本人の談。
能力
不死 -UNDEAD-
自己対象 強制発動型
自分を死に近付けるありとあらゆるものを否定する能力。傷や欠損はもちろんのこと、老いも死に近付く要素として否定される。
長年の練習を経て不死のルールを熟知しており、
- 首が離れた状態で首から下を動かせる。
- 千切れた部位を高速で再生してその勢いで飛ぶことが出来る。
- 千切れかけの部位を再生の力で押し出し放つ“部位弾”という技がある。
- 腕の再生力で抜刀の速度を上げる居合再生抜刀“紅三日月”、“紅十字”という技がある(昔、日本の達人に習ったとのこと)。
- 自ら作った血液の過剰噴射をスラスター代わりにする。これを応用した血廻“紅盈月”という剣技がある。
- 再生度合いを調節して手足の切断面から骨製の剣を生成する。
ことが分かっている。
痛みは伴うがどうも常人の死への警告としての痛みと違うらしく、本人曰く「自分のはただのノイズ」とのこと。
弱点として、再生部位を焼かれた場合の再生速度の著しい低下と、再生力では破れない容器に首を収容されること。アンディの場合は全て首または首の繋がっている部分からの再生のみ行っているため、首さえ押さえてしまえばほぼ捕獲は完了される。
過去
自称・100年以上生きているだけあって人生経験は豊富であり、美容師?や傭兵だった時期がある。傭兵時代には5点接地着地を覚えたとのこと。普段は容量が足りず狂ってしまうという理由で、脳みそにカードで栓をしてそれらの記憶を制限している。カードを一瞬外した際の記憶のフラッシュバックでは、
- 誰かの髪を散髪する
- 全裸で腕の骨の剣で何者かと戦う
- 2人のスーツ姿の人物
- スーツ姿の人物が何者かを庇って胸に被弾する
等の場面が映し出された。
またシェンはかつての彼を『戦勝の神(ヴィクトール)』と称しているようだが…?
pixivでは
『アンディ』だけならば他作品に登場するキャラも指す。
そのためpixivにイラストを投稿・タグ付けするならば、本記事の『アンディ(アンデラ)』を使用したり、関連タグとして『アンデッドアンラック』や『アンデラ』など合わせて使うことが絞り込み検索を助ける。
余談
悪人面、オールバックの髪型、、、、
漫画「ハンターハンター」のフィンクス=マグカブに容姿が似ている。
作者・戸塚慶文はハンターハンターの愛読者らしく、主人公・アンディのキャラ造形に何かの影響を受けてしまったのだろうか?
ネット上では、
- ハンターハンターのフィンクスに似てる…
- フィンクスがセクハラしてるようにしか見えない…
といった感想が散見している。
関連動画
関連タグ
デストルドー・・・死や破滅に向かって突き進みたいという欲望。
他作品の死を望むキャラ
陽炎…秘術で未来にタイムワープさせた息子を探して自身を殺させるため(!)四百年近く(実にアンディの四倍!!)生き続けて来た戦国時代のくノ一。結局彼女は死への衝動と決別し、不死体質からも脱却して人並みの加齢と幸福を得たため、アンディにとって「理想的な人生の体現者」と言えるかもしれない。
同レベルの不死身キャラ
ガルダン…切断されたボディが武器となり(と言っても斬られた部位が銃やバズーカ砲なとになるだけだが)、斬られた部位はエネルギーを実体化させて再生させると言う、アンディ並みに物理攻撃に強いアンドロイド。頭部が弱点と言う点も共通。