「重力を感じる、ここは宇宙ではないな。」
人物
身長150cm、体重37kg。
その正体は、グレミー・トトがハマーン・カーンにも秘密裏に養成していたクローン・ニュータイプの一員で、強化人間。グレミー・トト率いるニュータイプ部隊の中核を成す存在でもある。
彼女の素体はエルピー・プルであり、その2番目のクローンであることから、『プルツー』と呼称されている。(フォウ・ムラサメと同じような名前付け)
また、クローンは彼女の他に最低でも11人おり、そのクローンの中でも特に優秀。
プルと比べると、攻撃的で好戦的な上、冷静沈着で非常に大人びた立ち居振る舞いをする。
プル曰く「私のいっとう激しいところだけを持った人」。
またプルとは多少髪型が違っていて、プルツーの方が僅かに後ろ髪が長い。
搭乗機
量産型キュベレイ(小説版のみ)
劇中での活躍
ダブリンへのコロニー落としの後にコールドスリープから目覚めさせられ、アーガマを襲撃すべくサイコガンダムmk-Ⅱに搭乗し出撃する。
その最中プルの乗るキュベレイと遭遇、交戦するがクローンだからか手の内が分かってしまうために膠着状態になる。
そしてプルを助けるべくジュドー・アーシタも出撃してくるが、改修されたサイコガンダムの性能もありエネルギー切れにまで追い詰める。
しかしプルが捨て身の特攻をし、それに怒ったジュドーの猛攻に撤退せざるをえなかった。
この時から自らを救おうとするプルの残存思念に悩まされる事となり、コア3での反乱の際にルチーナ・レビンを助けたのはプルを殺した罪悪感からではないかとジュドーから指摘されて動揺した。
ついにグレミーがハマーン・カーンへ宣戦布告をしグレミー軍を組織して戦いを挑む。
この時にクィン・マンサに乗り換えていてラビアンローズを撃沈に追い込んでいるがプルの残存思念やジュドーの説得で動揺し本拠地のアクシズに引き上げる、そしてアクシズに侵入したルー・ルカのZガンダムとエル・ビアンノのガンダムMK-Ⅱを追い詰めるがジュドーが合流しプルとジュドーの説得と精神操作の狭間で錯乱しかける。
しかし正気に戻ってジュドーの説得におうじるが爆発に巻き込まれて重傷を負う。
ネェル・アーガマに収容されジュドーを助けるために最後の力を使い果たした。(この時の描写は生死不明扱いも多いが、小説版やGジェネレーションシリーズの説明では死亡が明確に記されているだけではなく、過去に期間限定アニメ版公式サイトにおいても、死亡したと明記されていた)
ZZの後日談に当たる『GUNDAM EVOLVE../10 MSZ-010 ΖΖ-GUNDAM』ではプルツーと同じノーマルスーツを身に着けたキュベレイのパイロットが登場するが詳細は不明。(ちなみに登場するキュベレイはAMX-004-3 キュベレイMk-Ⅱでありプルツー専用機と同型番である)
関連動画
重力下のプルツー
関連イラスト
その他の出演作品
SDガンダムシリーズ
基本的には本人ではなくプルツーの人格を持ったサイコガンダムMk-Ⅱやクィン・マンサ等が悪役として登場する事が多い。
三国伝に至っては何と、ラスボスを担当している。
SDガンダム外伝の新シリーズでようやく明確な味方としてのプルツーが登場した。
ガンダム無双シリーズ
1作目のミッションモードでは、小惑星をとめるためにエマ・シーンとロラン・セアックと共に行動する。
2作目のミッションモードはプルと連動しており、プルがハマーン・カーンを助けに行った事でルーからスパイだと疑われることになる。