CV:福澄美緒(人間態も兼演)
詳細
29話、30話に登場。
スート・ダイヤのカテゴリーQに属する、劇中におけるウミヘビの始祖である上級アンデッド。武器は伸びる髪と先端に生えた鎖鎌。口からは衝撃波を放つ能力を持つ。
普段はあずみという名前の妖艶な女性に変身している…が何かあると高笑いする癖があり、妖艶とは程遠い。
ジョーカーである相川始の存在を危険視し、彼の封印を目的に襲撃するが、ブレイドとギャレンの乱入で失敗し、やむなく撤退する。その結果、始は一時的な記憶喪失になったが、同時にギャグ回のきっかけにもなってしまった。
見た目で判断したのか顔がそっくりな三上了に間違って襲いかかったこともある(流石に途中で気づいた)。
最後の戦いでは一対一の状況でカリスを圧倒しており、他のカテゴリーQ同様強敵には違いないが、やられ方の情けなさも有名。
なんと一般人から鯛焼き板で顔を殴りつけられたせいでカリスの逆転を許してしまっている(ご丁寧に顔もやけどで赤くなっている)。
最後は怒涛の連続攻撃からの「スピニングダンス」でトドメを刺され、封印されてしまった。
先程は強敵だと述べたが、実際の所はカプリコーンアンデッド同様に強敵に入るかどうか怪しい部類の上級アンデッドであり、初登場時も若干カリスに押され気味で、配下のトータスアンデッドを召喚した事でようやく戦闘不能に追い込んでいた他、始と三上了を間違えるという大ポカをやらかした点がその強さの疑惑に拍車を掛けている。
素の戦闘力が低いながらも攻撃方法が多彩で悪知恵が働くオーキッドアンデッドや純粋に戦闘力が高いタイガーアンデッド、奇矯なキャラクターで人気を博したカプリコーンアンデッドと他のカテゴリーQの個性が強すぎたのが彼女の強さがわかりにくい大きな要因なのかもしれない。
「レッツゴー仮面ライダー」では仮面ライダーBLACKRXと戦ったが、出番は数秒であった。
能力
蛇状の触手が武器で、先端に鎌が付いている。
ウミヘビだけに水中戦を得意とするが、劇中では披露されなかった。
また、トータスアンデッドをマインドコントロールして使役している。
備考
演じた福澄美緒は「忍風戦隊ハリケンジャー」で、同じ蛇モチーフの敵幹部・四の槍ウェンディーヌとしてレギュラーを務めた。「仮面ライダーアギト」にも、葦原涼の恋人・片平真由美役でゲスト出演している。ちなみに真由美役の時にはスネークロードに狙われていたので、何かと蛇に縁のある女優さんでもあった。
なお、ギャグ回に登場した怪人でありながら、「ジョーカーが勝利すると世界が全て滅ぶ」という終盤の重要設定を口にした怪人であったりする。ちなみに30話はギャレンジャックフォームの初登場回でもあったりする。何故ギャグ回でそんな重要な事を詰め込んだのかは神のみぞ知る…。
関連タグ
仮面ライダー剣 スート・ダイヤ 上級アンデッド カテゴリーQ