概要
ゲーム版『W』でトッププレイヤーのピノンが使用するLBXであり、アーマーフレームのタイプはナイトフレーム。
無印でピノンが使用していたジライヤとは打って変わって、金色を基調とした非常に派手な外観となっている。
また、飛行形態への可変機構を備えており、飛行形態時は鳥を思わせる様な姿となる。ちなみに、飛行形態への変形プロセスはオーディーンとほぼ同じ。
さらに、本編ではエルシオンが使用していた特殊モード「K(ナイト)モード」も搭載しており、一定時間の間あらゆる攻撃を無力化する。
特徴的な頭文字である"K"は、"Knight(騎士)"や"King(王)"を表しているのだろう。
後の『ウォーズ』の裏ランキングバトルでは、ジライヤと共に本機の黒カラー版がピノンの僚機として登場している。
モチーフは、円卓の騎士を束ねる騎士王「アーサー」。円卓の騎士モチーフのLBXには他にもパーシヴァルFが存在しているが、本機との繋がりは特に無い。
ピノン機の装備は、アキレスD9の基本装備を強化した剣「剣聖オートクレール」と、エルシオンの基本装備を強化した盾「エルシオンシールドⅢ」。
一応作中には「聖剣エクスカリバー」という武器も存在しているが、K・アーサーの基本装備という訳では無い。
必殺ファンクションは、アキレスD9も使用していた「ソードビット」と、飛行形態に変形して相手に突撃する「JET(ジェット)ストライカー」。
派生機体
ヘブンズ・アーサー
コウスケ曰く「極限の美」であり、何故か可変機構は撤廃されてしまったが、その一点さえ除けば通常のK・アーサーを超える力を持つと言える。
ちなみに、『ウォーズ』では、制作サイドの設定ミスなのか本来の設定に反して飛行形態に変形でき、それに伴い必殺ファンクション「JET(ジェット)ストライカー」の使用も可能となっている。
エアライドス
ゲーム版『ウォーズ』にのみ登場する、仮想国「ロンドニア」の指揮官機。主な使用者は石川タケヒロ。
元機体同様、飛行形態への可変機構を搭載しているが、通常時の時点で既に戦闘機を思わせる様な外見となっている。
ゴールドライドス
上記のエアライドスのカラーバリエーション機。
その名の通り黄金のボディカラーを持ち、裏ランキングバトルで法条ムラクが使用する。
さしずめ「ジェノック仕様のエアライドス」とでも言った所か。
『装甲娘』において
本名は「コンゴウ ヒノ」。CVは飯野美紗子。
ミゼレムクライシス版の追加キャラクターの一人であり、メインシナリオのシーズン1が完結した直後のタイミングでプロトゼノンと共に実装された。
アーサー王伝説を始めとする騎士物語や、ホビーとしてのLBXを愛しており、イギリスのLBX大会での優勝経験がある。
『ウォーズ』の世界線であれば、神威大門に入学する未来もあったかもしれない。
ちなみに、本名の「ヒノ」や実績を持つLBXプレイヤーである点は、原作でK・アーサーを使用していたピノンを、隊長を「マスター」と呼ぶ点は、大元のモチーフを共有するアルトリア・ペンドラゴンを意識したものと思われる。
必殺ファンクションは、「月華刃」。
攻撃力はやや低めだが自身の防御力アップ、味方全体の衝属性攻撃力アップという強力な支援系の効果を持つ。