概要
現在はJR九州の特急列車の愛称で、1976年からの運転区間は長崎駅から長崎本線(市布経由)と鹿児島本線を通って博多駅迄を所要時間約1時間50分で結ぶ。
885系の編成は『白いかもめ』と呼ばれ、所要時間が787系より少々短い。
787系は車体塗装がグレーなため白いかもめと対比する形で俗称が『黒いかもめ』とされている。
九州新幹線鹿児島ルートの全線開業迄は783系が運用されており、博多駅から肥前山口駅までの区間で佐世保行きの特急『みどり』を併結していることもあったが、すべて787系に置き換えられ併結運転は終了された。
なお長崎~福岡(博多・天神)間は高速バスとの競争が激しい区間のため、値引ききっぷ等で対抗している。
2020年10月28日、2022年秋に開業予定の九州新幹線長崎ルート(長崎ー武雄温泉間)の愛称も「かもめ」となる計画が発表された。