概要
彼女の特徴はいわゆる璃奈ちゃんボードで常に顔を隠していることである。
『スクスタ』及び『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』メディアミックス中では素顔を全く公表しなかった。
感情を顔に出すことが苦手で、普通に表情を作ろうとしても無表情になってしまう。
素顔をさらけ出すこと自体は身内には平気だが、ファン相手には抵抗がある(璃奈の性格がシャイなので。これが後述する「生きては帰れない」ネタの発端ともいえる)。それでよくスクールアイドルになろうと思ったものである。
ついにはこの現状を逆手にとって、ファンの間で「天王寺璃奈の素顔を見て生きて帰った者はいない」「素顔がバレない事を良い事に覆面とかで顔を隠して副業でもしているのではないか」などとネタにされてしまう始末で、さらには「リアルでやろうとして(中の人が)怪我でもしたらどうするんだ?!」とある意味真っ当な心配をするファン達も少なくない。
そんな出オチといえる存在の彼女であるが、頑なに顔を隠しているとどのような素顔なのかが気になってしょうがないのである。
そこで、当然ながら絵師たちは彼女がどんな顔なのかを想像(あるいは予想)して
様々な作品を描いていった。そんな作品につけられるのが当タグである。
…はずだったが…
真の素顔
2019年12月1日のスクスタ更新では、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のキズナエピソードが12話まで追加され、璃奈のキズナエピソード12話で今まで謎だった璃奈の素顔がついに判明した。その時、歴史が動いた瞬間である。
璃奈の素顔が公開されたことが大きな反響を呼び、Twitterのトレンドで「天王寺璃奈」「璃奈ちゃん」がトレンド入りし、この事態を見た璃奈の中の人である田中ちえ美氏が注意喚起を行う事態までに発展してしまった。彼女の素顔を見た諸先輩方である新田恵海と徳井青空も驚きを隠せなかったという。
パッチリ開いた垂れ目で、瞳は金色。身長も相まって童顔である。
口の表情も上手く作れないので、口を大きく動かした描写はまだない。
素顔を見たスクスタのユーザーから「ライブでも璃奈ちゃんボードを取り外す機能を実装してほしい」という要望が相次ぎ、2020年2月5日にダンスMV用の3Dモデルに限り「璃奈ちゃんボード取り外し機能」が実装された。
天王寺璃奈のキャラストーリー12話を読了すれば解禁される。
その表情はどこか乏しいように見えなくもないが、本来の璃奈よりだいぶ笑顔がハッキリしている。
その後キャラストーリーを中心にストーリー中で何度に素顔を出たが、2020年8月7日に実装されたイベント『勝ち抜け!スポーツバトル』のガチャSR「鞠莉さんの部屋に泊まってみたい」(覚醒前のみ)ではカードイラストとして初の素顔を出し、新参者や素顔を知らないプレイヤーの度肝を抜くこととなる。同2020年10月度スクスタフェスの限定URのイラストでは覚醒前・覚醒後とも素顔璃奈である(一応、璃奈ちゃんボードを装着することも可能)。
また、9月12日公開の3rdアルバム曲『アナログハート』公式先行PVはボード無しで作成された。
アニメ版
2020年10月3日開始のテレビアニメでは、放映開始前PVの時点から璃奈ちゃんボードを使わず、いきなり素顔を見せて喋っている。
1話ではPV通り、部室棟を歩いていて、高咲侑と上原歩夢に話しかけられ、無表情で返答に詰まり、宮下愛に助けられた隣で侑と歩夢に「スクールアイドルが好きなのか」と尋ねる場面が、全て璃奈ちゃんボード未所持の素顔で描かれた。
ニジガクのメディアミックスでは最も入り口になりやすいアニメで、最初からネタバレだなんて今まで隠してきた意味はなんだったのか…………等々と残念がる事なかれ。
アニメ1話の璃奈は、メディアミックス上でも初めてとなる「璃奈ちゃんボードがない為、微笑むことすらまだ出来ない時代の完全な無表情顔」である。
スクスタではスクールアイドル活動がかなり充実して感情を学んだ後での素顔見せだったので、柔らかい微笑みが出来るくらい表情に色がついている。
アニメ1話では、本当に全く眉一つ動かさない無表情だった。声も今以上に抑揚が無い。この状態でも初対面の人に積極的に話しかけているお喋り好きである。
もしここから璃奈ちゃんボードを使い始めて声の抑揚が増したり、いずれスクールアイドル活動の末にスクスタのような微笑みを見せるようになれば。そう期待して見守りたい。
関連イラスト
(予想だった素顔)
(真の素顔)