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ワンワンパニックの編集履歴

2020-11-29 17:49:12 バージョン

ワンワンパニック

わんわんぱにっく

アニメ「オバケのQ太郎」を題材としたFCゲーム。

概要

1985年にバンダイが発売したファミリーコンピュータ専用アクションゲーム。

当時放送されていたアニメ『オバケのQ太郎』を題材としており、クリスマス商戦を見越して同年12月に発売された。


内容は所謂「お使いゲー」であり、Q太郎が様々なキャラクターから依頼を受け、ステージ内にある物を拾い、それを届けることが出来ればクリアとなる。一部ステージでは攫われた仲間を助ける任務を承ることもある。


おバカな点

しかしこのQ太郎、めっちゃ弱いファミコン史上一番弱い主人公と呼ばれ、スペランカーやシャドウ(ドラゴンズレアの主人公)と並び称されるほど弱い。

まず、ステージ開始時点における攻撃手段は……ない本当である。白黒版アニメのオープニングで「3人、5人かかってこい(中略)悪い奴らをやっつけたー、やっつけた♪」と言っていたQ太郎(原作でも椅子を振り回してチンピラをボコボコにしたりしている)であるが、本作では格闘戦は一切できない。開始時点のQ太郎は風船窓枠にすら当たっただけでダメージを負う。当たって大丈夫なのは風船の紐だけであり、敵からは逃げ回るしかないのである。

更に、ご存知の通りQちゃんは大盛ご飯を20杯喰らうほどの大食いである。それを忠実にバンダイは再現しやがり、「ドラゴンボール神龍の謎」や「カトちゃんケンちゃん」同様に何も食わないでいると空腹で死ぬ作りにしている。しかも、何もせずただ静止しているだけで減る上、を飛ぶと猛烈に腹が減る

そのため、Qちゃんはステージのどこかにある食べ物りんごぶどう団子おにぎりケーキ)を集める必要があり、途中に表示される「STOP」の標識が現れる前に全部食べておかないと先に進めない。めんどくさい仕様である。


そしてタイトル通り、Qちゃんが何より苦手としているが本作では山ほどうろついている。犬は飛べないが、下から吠え声(通称ワンワン砲)を上げてくる。Qちゃんにこれがぶつかるとダメージを喰らう。

だが、上記の通り食べ物集めを終えた後、先に進むとスペシャルキャンディーが手に入る。これを食べるとQちゃんはガウガウ砲が使えるようになり、犬に浴びせればやっつけることができるようになる。しかし、鳥や風船には何の効果も無く、最大で9発までしか撃てない。

特定の食べ物を取ると「Qマーク」が出現し、これを取ると半透明になり敵に当たってもすり抜けるようになる。まさにオバケであるが、当然時間制限はあるし、一発でもワンワン砲が当たれば即効果が切れる


また、一部ステージには地獄に繋がる穴が開いており、見えない足場を通らないと脱出できなくなる。製作スタッフはQ太郎に恨みでもあったのだろうか


余談

当時放送されていた『巨獣特捜ジャスピオン』『世界忍者戦ジライヤ』『魔法少女ちゅうかなぱいぱい!』等でこのゲームが登場している。


関連項目

オバケのQ太郎 FC アクションゲーム

クソゲー 死にゲー バカゲー

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