アテナス特殊警備
あてなす
概要
プレイヤーキャラクターである隊長が防衛隊から独立して立ち上げた民間の特殊装備系警備会社、別名「チーム・アテナス」。
防衛隊との「ファーストケース」選考戦にて勝利し、「ファーストケース」を輩出したことから、社屋は24時間グランドスフィアを応用した防御フィールド「Dフィールド」で守られており、避難民の拠り所となっている。
また、その経歴故に、防衛隊所属の装甲娘の訓練を引き受けたり、所属組織と折り合いが悪かったり、ゲリラ活動を行っていたりする装甲娘の身元を預かることも。
各種防衛組織に対する国からの補助金及び業務による収益はほぼ全額組織維持費と装甲娘の福利厚生(個人給与、各種保険、危険・資格手当、労災手当、無料社宅、退職手当)に充てており、組織形態としては、殆ど儲けが出ない形になっている。
また、命の危険がある仕事である都合上、いつでも辞職できるように装甲娘との契約は個人契約方式。
メインシナリオシーズン2の時点では、「ファーストケース」メンバー全員が、理論上使用可能であるものの実際には使用不可能とされていたLBCSの拡張機能「オーバーセンス」を使用可能な状態になっており、ファーストケースは事実上人類側の最高戦力となっている。
所属メンバー
隊長
CV:なし
プレイヤーキャラクター、アラサーの男性。
指揮以外にも、事務仕事及びLBCSの整備を担当。
第3章で山野淳一郎博士に直接会った際に機械関連技術の手ほどきを受けており、身体的特性によるハンディキャップで通常の訓練が行えない装甲娘のためにLBCSを訓練着としても使えるように調整したり、とある装甲娘の協力の元ミゼレムのOSを分析した後に対ミゼレム用のコンピュータウイルスを作成したり、暗殺・奇襲目的のステルスミゼレム対策として短期間で対策用のレーダーシステムを構築したりと多様な技術を身に付けた。
自衛隊の士官学校の出身であり、士官学校仕込みの格闘術にそれ以外の技術を組み合わせた戦闘技術を身に付けている為、実は生身での戦闘能力はそれなり以上に高い。
それを抜きにしても、10キロダンベルを数メートル投げて、ひるませる程度ではあるがミゼレムにダメージを与えられるという極めて高い身体能力を持っている。
装甲娘たちに対しては平等に接するというスタンスを取っているが、それを抜きにしても異性関係に関してやたらと鈍い朴念仁。
最もこれに関しては、部隊の規律・士気維持のために、恋愛関係に発展しないようわざと鈍いふりをしていたりもしているという事情もある程度あるのだが。
シータ
CV:花守ゆみり
勝手についてきた、自称「アンドロイドネコ」のピンクの猫っぽいなにか。
隊長たちの知らない事情をいろいろ知っている他、要所で装甲娘たちのフォローをしたり、カイトレーダーの観測手になったりとなんだかんだで役に立っている。
所属装甲娘
メインシナリオの登場キャラクターであり、所属が明確、イベントの主要キャラとして登場する等で、所属していることが判明しているキャラクターを以下に記述。
それ以外にも、プロフィールに所属していることが明記されている装甲娘としてアポロカイザー/オダ_キヨネ、ショウグン/オワリ_カスガ、セイリュウ/ラン リンレイ、スザク/サクライ アカエが、イベントで所属が明言された装甲娘としてトリトーン/クルミサワ アイ、ナズー/シミズ サヤカが存在。
パーフェクトZX3/アキバタ アリス
CV:鈴木陽斗実
イベント「合体!バトルロボ戦機」の主要人物でオタクロスを「師匠」と呼んで慕っている装甲娘。
彼の指示の元、避難所でいじめにあっていた孤児の保護活動を単独で行っていた。
孤児たちの保護・LBCSのメンテナンスと引き換えにアテナスに保護された後、隊長からオタクロスの伝言を伝えられ、アテナスで訓練を受けることになる。
パンドラ/シオザキ カズナ
CV:黒沢ともよ
「チームアテナス強化指令」第2回の主要人物。
日和っていた元の所属組織に見切りをつけ、単独行動を取っていた所を隊長に発見されスカウトされる。
軍略書を愛読しており、趣味はチェスという軍師タイプだが、組み立てる作戦に冷徹な部分があり、隊長との対話を経てそれを改めることとなる。
ハカイオー絶斗/カイバラ ヒナタ
CV:関根明良
イベント「夏祭り花火作戦絶斗!」の主要人物、離島出身で、水産物の扱いが巧い。
その独特の感性から、トキオシティにおける漁業の再開につながる作戦を立案したり、イカ焼きの屋台の仕切り役になったりと彼女にしかできない形で活躍している。
一方で、訓練環境が十分でなかったためにLBCSの機能に関する知識や装甲娘としての常識が不十分。
フェンリル/カトリ シホ
CV:藤田茜
「チームアテナス強化指令」第3回の主要人物。
かなりの大食いで、それが原因で以前の所属部隊で食糧危機を起こしてしまい単独行動を取っていた最中、空腹で行き倒れていた所を隊長に保護された。
アテナスでも同様の事態を引き起こし、メンバー全員を餓死寸前まで追い込んでしまった。
一方で、戦闘能力は非常に高く、自分が原因で起こった事態にはきっちり対処する責任感の強さを持つ。
ファルコン/ヒロセ ツバサ
CV:岩淵桃音
イベント「舞い上がれ!大空のステージ」の主要人物、ポーランド出身。
戦闘機のパイロットの父に憧れており、彼のように人々を守りたいと考え、装甲娘に志願した経歴を持つ。
それが原因で両親が離婚してしまったことは負い目になっている。
高速飛行が可能なLBCSに適合しているが、本人は高所恐怖症であり、緊急時以外はまともに能力を活かせない。
ナイトメア/ムラセ リオル
CV:久保田梨沙
同イベントにて主要人物として登場、防衛隊所属のクイーン/ムラセ レナの妹。
元演劇部の脚本担当で、裏で色々謀略を巡らせる策略家タイプ。
ツバサの高所恐怖症克服のために慰問活動として彼女を主演にした演劇を企画するが…。
オーディーン/ハナゾノ リリコ
CV:高野麻里佳
恋愛に憧れているが悲しいほど異性と縁がない装甲娘。
カリナをモテ女子として尊敬しているが、その時点で色々間違っている気がしなくもない。
イベント「抜け駆けろ!恋の泉大作戦」では実質的な主人公を務め、セイヒに相談を持ち掛けた所、彼女の作戦に巻き込まれる。
ヨウキヒ/リュウ セイヒ
CV:ファイルーズあい
イベント「抜け駆けろ!恋の泉大作戦」の主要人物。
伝説級の太極拳の達人の孫娘でありその実力はかなりのものだが、自身より格上と見做した隊長に勝つ為隙を作るべく度々色仕掛けを行っている。
が、毎回スルーされている。
ちなみに、相手の隙を作る手段として色仕掛けを用いるのは親戚の女性陣の入れ知恵。
一族秘伝の恋愛成就のパワースポット「恋愛洞」でのミゼレム関連の調査依頼が来た事を利用してある作戦を企てる。
ジェネラル/ヒイラギ ユウコ
CV:瀬戸麻沙美
全装甲娘中最大レベルの巨乳の持ち主で、その重量故に通常の訓練メニューを受けられなかったことでカカムの計らいで防衛隊からアテナスに移籍した装甲娘。
それ故に彼女のLBCSには隊長の手で出力制限機構「パワーアジャスター」が付けられており、訓練着としての使用や暴徒鎮圧目的での使用が可能となっている。
父親が「ミゼレムクライシス」の際に殉職した警官であり、装甲娘への志願理由は彼のように人々の役に立ちたいというもの。
…ただ、探偵という職業への憧れから、偶に変なスイッチが入る。
フレイヤ/クロサキ マリ
CV:片平美那
劇中作『魔法少女ミレイ』の愛好家(同様の人物に防衛隊の「ビビンバード隊」メンバーのビビンバードX-Ⅳ/タツノ ヒロエがいる。リノも3時間ぶっ続けでトークができるくらいには好き。)で、魔法少女に憧れている。
…ただし性格は邪気眼系で時々怪しげな呪文を唱えており、魔術を「崇高な儀式」と言い張る。
これは、魔法少女好きを公言するのが気恥ずかしくなったために少しでも近いものを趣味にしようとした結果。
ハロウィンイベント「トリックオアトリート ハロウィンに潜む影」の際には、業者のミスで自身にサイズが合わなかった衣装をユウコに押し付けた。
轟雷(フレームアームズ・ガール)/ゴウライ
CV:佳穂成美
コラボイベントにて登場したキャラクター。
「ファクトリーアドバンス社」から完全機械製装甲娘の第一号として配属された存在。
通常時はプラモデルサイズだが、戦闘時には人間大まで巨大化する。