概要
ミゼレム討伐の先遣隊で、アテナス特殊警備に所属する装甲娘で構成されている。
メインシナリオシーズン2の時点では、ファーストケースメンバーは全員が「オーバーセンス」を使用可能な状態になっており、ファーストケースは事実上人類側の最高戦力となっている。
歴史
2054年5月、ミゼレムが日本の首都圏で活動を開始し、通常兵器では歯が立たず、首都は陥落してしまう。
そこで通常兵器以上の力を持つLBCSを装着した少女『装甲娘』の部隊で迎撃することが決定し、ミゼレム討伐の先遣隊としてファーストケースを設立することになった。
当初ファーストケースは、負けなしだった防衛隊第1特装小隊が最有力候補とされており、機密に近い情報も聞けるほど周りも防衛隊がファーストケースになると疑っていなかった。しかし、実際にはファーストケース選考試合において、防衛隊以外の民間部隊には負けなしだったアテナス特殊警備の装甲娘部隊が初めて防衛隊に勝利を収めたため、民間部隊のアテナスがファーストケースとなり、防衛隊が選考落ちする展開となった。しかし、第1特装小隊のジ・エンペラー(カタクラ ソフィア)は高い戦闘能力を有していると見ていた隊長は、防衛隊とソフィア本人の了承を得てソフィアを引き抜いている。
その後、ミゼレム討伐をファーストケース単体で着々と進めていき、シーズン1第7章からはセカンドケースと共にミゼレムからの解放を行ってきた。
シーズン2では、引き続きミゼレム討伐を行っているが、解体されたセカンドケースに代わり、神威大門装甲学園の選抜チームで構成された神威αと共同作戦を行っている。
メンバー
隊長
CV:なし
プレイヤーキャラクター、アラサーの男性。
指揮以外にも、事務仕事及びLBCSの整備を担当。
アキレス(ミカヅキ カリナ)
CV:早見沙織
装甲娘サイドの主人公格、熱血タイプの元気娘。
やや空気が読めなかったり、デリカシーに欠けたりするところがあり、後々それが問題になることに…。
ジ・エンペラー(カタクラ ソフィア)
CV:小清水亜美
防衛隊からアテナスに移籍した装甲娘で、所属装甲娘の二代目リーダー。
真面目かつ堅物で、隊長LOVE勢筆頭。
老け顔を気にしている、ソフィアさんじゅうななさい。
クノイチ(トウモト ケイ)
CV:Lynn
アテナスメンバーの第一号かつ初代リーダー、ドライな性格のツッコミ担当でオレ娘。
ただしマココやイチゴが絡むとボケに回ることも。
プロフィールに、好きなもの「マイナーなカップリング」と書かれる真性腐女子(推しはユウヤ×キリトでリバNG)。
セカンドケース合流後は、あちらのリーダーである川村アミと友人となる。
ジョーカー(ミクリヤ マココ)
CV:小松未可子
アテナスメンバー第二号、サボリ魔だが実力は確かで、仙道ダイキが使っていた分身攻撃を再現できるほど。
舌足らずで、語尾の「だ」が「ら」になる。
迷言製造機で「クタパン」、「ロリマッチョ」等のパワーワードを作中で発している。
イチゴとはケンカ友達のような間柄で一番仲が良かったために、彼女の離脱時にはかなりショックを受けていた。
更に、10章でのとある出来事は、彼女に深い傷を負わせることとなる。
ハンター(ミナセ リノ)
CV:たなか久美
アテナスメンバー第三号、事務仕事や炊事等を担当。
元メイドカフェ従業員・地下アイドルという経歴から、サブカル趣味や可愛いものへの知識・理解が深い。
その懐の深さは敵装甲娘を改心させるほど。
レッドリボン(オカノシタ イチゴ)
CV:黒沢ともよ
カリナと同時期にアテナスに加入した装甲娘、お調子者なところがある。
ソウルフードはチーズちくわ。
第3章にて初陣を迎えるが、その際に自身の実力不足を痛感、アテナスから離脱しミゼレム側についてしまう。
一度「中間報告」と称してアテナスの敵として現れてカリナと一騎打ちを行い、戦闘後、迷いを見せていたカイザ/シオミ カレンをアテナスに託す。
シータオーレギオン(シータ)
CV:花守ゆみり
勝手についてきた、自称「アンドロイドネコ」のピンクの猫っぽいなにか。
隊長達の知らない事情をいろいろ知っている他、要所で装甲娘たちのフォローをしたり、カイトレーダーの観測手になったりとなんだかんだで役に立っている。
シーズン2では「サージェン」と呼ばれる感情を有するAIを搭載可能なタイプの第3世代型アンドロイド素体に人格を移し新たな姿になった。
開発・調整には山野淳一郎博士、大空遥博士、美都博士の3人が関わっており、凄まじい潜在能力を持つのだが、誕生経緯故にシータの内部に戦闘関連のセンスに関わるデータや「生存本能」「闘争心」といった感情データが現状ないため、戦闘能力は殆どない。
ベクター(トミー)
ブラックミゼルによって破壊された後、紆余曲折あって新たな仲間となったベクター13号。
マココによって13号の語呂合わせである「トミー」の名が付けられ、基本的にそちらで呼ばれている。
みんなの妹ポジションだが、ミゼレム側にいた際に感情学習手段として様々な漫画・アニメに触れてきたため、若干ませた所がある。
ファーストケース候補メンバー
防衛隊第1特装小隊
ジ・エンペラー(カタクラ ソフィア)の元所属部隊で、シガラキ教官が率いていた。ファーストケースの最有力候補のチームで、アテナスがファーストケースになる前は誰もが、防衛隊がファーストケースとなると思っていた。しかし、ファーストケース選考会でアテナスのメンバーに敗北したため実際になることはなかったが、
ソフィアは重要な戦力になるとみていた隊長は、防衛隊とソフィア本人の了承を得てソフィアを引き抜いた。なお、残りのメンバーはセカンドケースのメンバー候補としてセカンドケースの選考会に参加したが、こちらも選抜されることはなかった。
関連タグ
セカンドケース:隊長をジャック・ジェラート、リーダーを川村アミが担当するミゼレム掃討部隊の第二陣。