概要
白黒アニメとは主に戦前から1960年代までのカラー放送で制作・放送されていたアニメの総称である。(別名:モノクロアニメ)後述する鉄腕アトムが1963年に制作されるまでは、ポパイ、ベティ・ブープ、などの海外から輸入されたアニメーションが盛んに放送されていた。また、ディズニーなどの初期作品の中には白黒アニメが多数存在する。中にはミッキーとミニーがモノクロ世界を守るために戦うゲームも存在する(ミッキーとミニーのモノクロ危機一髪)。
その後、1965年にドルフィン王子、ジャングル大帝がカラーアニメとして国産で制作される事になるが、実際にカラーテレビが普及されるまでの1970年代頃までの数年間はカラー白黒混在の時代が続いた。
国産白黒アニメの代表的な作品
- 桃太郎 海の神兵(戦前に国産で制作された代表的な白黒アニメーション映画)
- のらくろ(戦前に国産で制作された代表的な白黒アニメーション映画)
- 鉄腕アトム(日本初の連続アニメーション、但し制作は第56話のみカラー)
- 仙人部落(世界初の深夜アニメ)
- オバケのQ太郎
- 黄金バット
- どろろ
- パーマン
- 怪物くん
- レインボー戦隊ロビン
- ゲゲゲの鬼太郎
- 暗闇三太(2020年現在、国産最後の白黒アニメーション)
- 珍豪ムチャ兵衛(2020年現在、国産最後の白黒連続アニメーション)