概要
遊戯王OCGに登場する種族の一つ。戦闘ありきの効果モンスターが多めでありながら、大抵の下級モンスターの打点は控え目と、やや癖のある種族。優秀なリクルーターや強烈なバーン効果を持つエクシーズなどが所属している。属性は炎属性と地属性に偏り気味だが、水属性専用サポートカードとの相性も悪くない。
長きに渡り、展開力や安定性などが高いカテゴリーが登場しなかったが、2017年2月に恐竜族主体のストラクチャーデッキにより大幅強化され、新マスタールールでも運用可能なモンスターも加入された。
キーカード
遊戯王デュエルモンスターズ
ダイナソー竜崎が恐竜使いとして有名。
ダイナソーと言う二つ名の割に真紅眼の黒竜など切り札はドラゴン族である。しかも作中で一度も勝っていない。
この時期にOCG化された恐竜族は大半が効果を持たない通常モンスターであり、加えてステータスも中途半端であった。
とは言え一部のカードにはそれなりに使い道がある。
遊戯王GX
恐竜族使いであるティラノ剣山が登場し活躍した。メインキャラである剣山が登場し、海外では恐竜が人気であるため、恐竜族は大幅に強化された。
この時期に数多くの優秀な恐竜族モンスターが登場した。また、アニメ版の三沢大地も少数ながら汎用性の高い恐竜族モンスターを使用している。
遊戯王5D's
デュエルターミナル
カテゴリーとして『ジュラック』が登場。
パワーと展開力に優れたモンスターが多数登場し、以前の恐竜族の基幹となっていたモンスター群でもある。現在は「ジュラック・アウロ」の存在感が強い。
一通り繁栄した所を見計らった降ってきた隕石によって絶滅した。
と思ったら彼らの滅亡には衝撃的な事実が隠されていた。
詳細は書籍、マスターガイド3で確認しよう。
遊戯王ZEXAL
陸王は炎や火山をモチーフとした「○○ザウルス」と名のつく炎属性の恐竜族モンスターを使用。切り札は「No.61ヴォルカザウルス」。
海王は雪や氷山をモチーフとした「○○ドン」と名のつく水属性の恐竜族モンスターを使用する。切り札は「No.19フリーザードン」。
またOCGでは、エヴォルダーが登場。全て炎属性で統一されている。大会でも優秀な成績を収められるほど強力なシナジーを誇る。
遊戯王ARC-V
強大なインパクトを持つ「らくがきじゅう」を原田フトシが使用した。
遊戯王VRAINS
採用率の高い「ダイナレスラー・パンクラトプス」やサーチャーの「ダイナレスラー・システゴ」などそれなりに粒ぞろいで、依然として残る種族単体での層の薄さを軽減してくれる。