「お前、僕に釣られてみる?」
CV:遊佐浩二
概要
仮面ライダー電王の変身フォームの一つ。装着者に「浦島太郎」のウミガメをイメージして誕生したイマジン「ウラタロス」が憑依した状態で電王に変身した場合、この姿になる。
カタログスペックはキック力を除けば他のフォームと比べてやや劣っているが、拘束具にも槍にもなるデンガッシャー・ロッドモードのリーチとウラタロスの足技、巧みな話術と狡猾さで敵を翻弄しながら戦うテクニカルな戦闘スタイル及び頭脳戦を取っているため、他のフォームにも負けない実力を誇る。また防御力はアックスフォームに次いで高い。
スペックは上記の通り、キックと防御力以外は他のフォームには劣るが、基本形態の4(5)フォームの中で最もオールレンジに適したフォームであり、近距離は蹴り、中距離はロッド、遠距離はオーララインで敵を引き寄せるか光弾で対応可能など優れた万能型のフォームである。また唯一水中戦ができるフォームで、水中での機動力は自身の能力により他のフォーム(自身も含む)の走力(地上でのスピード)を上回る。
外見
青いアーマーにウミガメを模した頭部を持つ。複眼はオレンジで背中はソードフォームの胸部アーマーになっている。
技
デンライダーキック
電王共通のキック技。
ロッドフォームの得意技の1つでもあり、ソリッドアタックとしても放つ。
ソリッドアタック
パスをフルチャージした後、デンガッシャーを槍投げのように敵に投げつけて、刺さった相手(単体のみならず集団にも適用可能)の身体にはデンガッシャーが吸い込まれ、亀の甲羅のようなマークが浮き出ると同時に動きを封じられ、そこにデンライダーキックを飛び蹴りの形で放つ。
変身者のウラタロスの場合、専用武器・ウラタロッドで行い、キックはスライディングキックを使用。
劇場版では投げずに振り回して、破壊光弾を放つバージョンも見せた。
ディケイドと対決した際は唯一、ソリッドアタックを挟まずに使用。
余談
電王の基本形態がソードフォームなので当然一番扱いが良いが、ロッドフォームはディケイドではモモタロスが不在時の電王のフォームではイマジンのリーダー格として一番戦闘をしている、レッツゴー仮面ライダーのスピンオフではソードフォーム以外では唯一登場している(一応基本形態ではないがウイングフォームもアックス・ガンを差し置いて登場している)、超スーパーヒーロー大戦ではモモタロスと同様変身前・変身後両方登場している、平成ジェネレーションズFOREVERではアナザー電王にトドメを刺しているなどソードフォームに次いでダントツに扱いが良い方である。