概要
初登場は『犬夜叉』本編後の『特別編 あれから』。
殺生丸曰く「取るに足らない雑魚妖怪だが、しつこい」。
元々は桔梗に封印された妖怪だったが、四魂の玉の消滅から3年ほどして目覚めた。封印の矢は本来は封印した本人が封印した妖怪の復活を望んで抜かない限り、妖怪は永遠に眠り続けることになるのだが、何故か解けてしまった。
楓によると、桔梗が退治では無く封印に留めたのは、「妖怪相手とは言え殺生を続ける事にためらいを感じていた所為」との事(鬼蜘蛛を助けたのもこの時期)。
分体を常に行動させ、人々を養分として食らう。本体は地中に存在し、その本体を倒さないことにはいくらでも分体が発生する。
桔梗の死も四魂の玉の消滅も知らずに、日暮かごめを桔梗と誤認し四魂の玉を求めてあちこちで暴れたが、最終的に犬夜叉とかごめ達によって倒された。
『半妖の夜叉姫』でその後が描かれ、第三者の企みにより、雑魚妖怪には分不相応な途方も無い能力を得ることになる。
敗北後、半年ほどの時間が経っても村から残骸が発見され楓や片付けに追われる村人達を辟易させていたが、実は完全には死んでおらず、夜爪に本体の欠片を回収され、それが時代樹の根に絡まされたおかげで生き延び、その次の世代の者達に大きく関わることとなる。
本編開始の時点では、既に時を超える能力を獲得しており、骨喰いの井戸の次世代としてタイムマシンのワームホール同然に時空の穴を開き、吸い込んだ者達を未来である現代世界に放り出している。
しかし、時代樹の意思である樹の精霊までは掌握できず手玉に取られ、夜叉姫達の帰還に利用された挙句、日暮とわの攻撃でトドメを刺され再度倒された。