概要
日暮神社に祀られている涸れ井戸(戦国時代では森の中にある枯れ井戸)。普段は御堂内部に在る為に自由に拝観出来ない。一見普通の古井戸であるが、現代世界と500年前の時代とを結ぶタイムホールの一種。
何故か往来出来るのは日暮かごめと犬夜叉だけで、普通の者が底へと辿り着いても変化しない(かごめは四魂の玉が無いと行けない様子があった)。
ただし、2人が身に纏っている衣服や道具類等は持ち運びが可能で、かごめの手によって現代世界のカップ麺(忍者食扱い)やカレーといった食料や、自転車が持ち込まれている(当然、現地人達にとってはオーバーテクノロジーであるが歴史改変など深刻な事態にはならず、せいぜい奇異の目で見られる程度である)。
戦国時代では倒された妖怪の亡骸が井戸に捨てられると時間が経つにつれ消えてしまうが、百足上臈の骨は妖力が強すぎたせいかかごめが15歳になった日まで残っていたらしい。
井戸の怪の顛末
奈落との決戦後、四魂の玉も消滅してかごめが現代に帰るとその役目を終えたのか、二度と時空を超えることができなくなる。
しかし数年後、かごめの高校卒業のその日に再び息を吹き返す。
かごめはこれが最後と直感し、母に後押しされる形で井戸に飛び込み、犬夜叉の下へと向かうのだった。