「昔はもっとオイラを怖がってくれたのになぁ…」
CV:阪口大助
概要
邪気が理科室の人体標本に宿り、身体を作り出した事で誕生したオルグ魔人。
人骨とそれを固定する台座が一体化した様な姿を持ち、台座の部分にはスポイトやビーカー等の理科の実験器具が備わっている他、目も肋骨の裏側の辺りに有る。戦闘では自身の骨やこうした実験器具を使って「ビーカーシャワー」や「ホネホネ爆弾」等の技を繰り出すが、肝心の戦闘力自体は低い模様。
活躍
普段は人骨の標本に化けており、長年小学生を脅かして来たらしいが、最近になって小学生達がめっきり驚かなくなった為に自信を失っていた。
其処へガオレンジャー打倒の為にヤバイバとツエツエが自身のスカウトに現れたのを受け一念発起。オルゲット達と共に作り上げたお化け屋敷でガオレンジャーを怖がらせ、その隙にガオの宝珠を奪う作戦を実行するのだが、あっさり見抜かれた為に計画はご破算。実力行使として「ビーカーシャワー」「ホネホネ爆弾」などで応戦する。
しかし、狼鬼に懐いた子犬を怪我させた為にレッドの怒りを買って圧倒され、形勢不利で一時退却。その際にヤバイバ達から宣告されたクビを回避する為に再び発奮して立ち向かうも、結局はまるで太刀打ち出来ぬまま破邪百獣剣で受け倒される。
直後にツエツエの放ったオルグシードの力によって再生巨大化するも、大した奮戦も出来ぬまま、最期は天地轟鳴アニマルハートを喰らって爆散した。
余談
モチーフは言うまでも無く人体模型。
声を演じた阪口氏は今作がスーパー戦隊シリーズ初出演となった。次の出演は『烈車戦隊トッキュウジャー』の管理人ナイト役で、それまで実に13年のスパンを要する事となる。
関連タグ
百獣戦隊ガオレンジャー オルグ(百獣戦隊ガオレンジャー) オルグ魔人
キャプテンゴースト:小学校の人体模型に化けていた戦隊怪人の大先輩。
ドーラスケルトン、ガシャドクロ、ゲルトゲルト:90年代のシリーズを飾った骸骨繋がりの先輩達。