ディケイドアーマーセイバーフォーム
でぃけいどあーまーせいばーふぉーむ
ファイナルフォームタイム!
カ・カ・カ・カメンライダー!
概要
ディケイドアーマーから変身するファイナルフォームタイム形態のひとつ。
仮面ライダーセイバー ブレイブドラゴンの能力を持つ形態で、『RIDER TIME 仮面ライダージオウ VS ディケイド 7人のジオウ!』に登場。
他のファイナルフォームタイム形態とは異なり基本フォームの力しか引き出せておらず、姿の変化も顔の画面と肩から胸にかけての文字部分のみで、胸部から下はディケイドアーマー素体のままである。
セイバーライドウォッチの装填はディケイドアーマー変身後ではなく、予めディケイドライドウォッチに装填しておくというスピーディーなものになっている。
変身音声はDXディケイドライドウォッチが平成20大ライダーとゲイツのライドウォッチにしか個別認識に対応していない為、汎用音声の「カメンライダー!」となっている。
能力
ブレイブドラゴンと同等の力を持ち、ライドヘイセイバーに炎を纏わせた剣戟で戦う。
幾度と無く世界の破壊と創造を繰り返した事で衰退、弱体化していたとは言えコンプリートフォーム21すら圧倒したオーマジオウと互角の戦いを繰り広げた。
必殺技
- ファイナルアタックタイムブレーク
ライドヘイセイバーに炎を纏わせて斬り付ける技。
オーマジオウの「逢魔時王必殺撃」と鍔迫り合いになるが、オーマジオウがツクヨミの呼びかけに動揺した為に大ダメージを与えた。
セイバーライドウォッチ
文豪にして剣豪!炎の聖剣に選ばれしライダーは・・・
セイバーだ!
『RIDER TIME 仮面ライダーディケイド VS ジオウ ディケイド館のデス・ゲーム』にて登場。
デスゲームに参加していた異世界のソウゴが何故か所持しており、士経由でジオウ本編のソウゴに託された。
余談
何故デスゲームに参加していたソウゴがセイバーウォッチを持っていたかは不明。
セイバーが「物語の結末は俺が決める!」と詠い、ディケイドが自らを犠牲に世界の滅びを止めたように、このフォームの存在がデスゲームと世界の滅びに終止符を打つ切り札となった。
姿があまり変化しない事のメタ的な事情は、使用頻度の高い現行ライダーのスーツを改造する訳にはいかず、撮影時期の関係でまだドラゴニックナイトのスーツが未完成だった、などの可能性が考えられる。
(明言はされていないが、ツクヨミ役・大幡しえり氏の髪の長さから考えると、本作の撮影時期は実際の公開より半年以上前、セイバー放映開始前の夏頃だと思われる)
ディケイドとの共演作品でセイバーの力を扱う形態を登場させるにあたり、完全新規の「セイバーアーマー」よりも簡単に制作できるスーツとしてディケイドアーマーに白羽の矢が立ったというのが想像しやすい流れか。
変身音や外見が他のファイナルフォームタイムとは異なる事の設定的な理由は現状明かされていないが、ファンの間では「セイバーはまだ作品が終わっていないライダーの為、セイバーライドウォッチに納められている力は不完全なものであり、ディケイドアーマーでも中途半端にしか力を引き出す事が出来ないからではないか?」と推測されている。