概要
山本“KID”徳郁は日本の総合格闘家。HERO’S2005年ミドル級GP優勝。
レスリングの五輪(1972年のミュンヘン五輪)選手だった父を持ち、姉と妹もレスリングで名を馳せた一家に生まれ、自身もオリンピック出場直前まで行ったが叶わず2000年、総合格闘技に転向。
修斗でランキング2位まで上り詰めタイトルマッチまであと1歩までいくも、2002年9月の勝田哲夫戦で試合自体は圧倒するもレフェリーストップを無視して攻撃を繰り返したために120日間のライセンス停止処分を食らったり、2003年12月タイトルマッチ前にケガで欠場など、修斗とはウマが合わなかった模様。
2004年には「K-1 WORLD MAX 2004 〜日本代表決定トーナメント〜」に参戦。2005年の大晦日には「K-1 PREMIUM 2005 Dynamite!!」で優勝。
その後も2006年5月のHERO'Sに於ける宮田和幸戦では伝説の4秒KOなど活躍。
しかし2008年7月の手術以降は良い実績を残せず、2011年からはUFCに出場もしたが一勝も上げることはなく、2015年2月28日にロサンゼルスで開催されたUFC 184が最後の公式戦(しかも無効試合)となってしまった。
2018年8月26日、インスタグラムでがんの闘病中であることを公表したが、すでに病状は悪化。9月18日に移住先のグアム島に於いて41歳の若さで亡くなったとツイッターで公表された。