グレートパンクラチオン

ぐれーとぱんくらちおん

SDコマンド戦記第四作。正式名称は『新ガンダムフォースグレートパンクラチオン』。

燃え上がれ無敵の闘志！　無限のパワーを解き放て！！(元祖SDガンダムNO.0015)

概要

『SDコマンド戦記』の第四作として、1993年に発表された。

正式タイトルは『新ガンダムフォースグレートパンクラチオン』と敢えて「コマンド戦記」の表記を廃しており、主人公とそのライバルが引き継ぎ登場しているが作品としては独立した新シリーズとして再出発する意図があったとも言われている。

この時期はSDガンダム関連、およびガンダムシリーズ全般が大幅な方針転換を迫られていたため、『ガンドランダー』及び『ガンボイジャー』と共に事実上の打ち切りでストーリーは未完のままに終わっており、『デラックスボンボン』誌上で連載されていた神田正宏による漫画版はグレートパンクラチオン編全話が単行本未収録となっている。

数年越しの設定補完なども行われているが、媒体によって異なる展開もあり混沌としている。

前作『SDコマンド戦記Ⅲ SUPER G-ARMS』終盤で、SUPER G-ARMS戦闘指揮官・キャプテンフォーミュラー91とコスモザタリオン帝国総帥・フューラーコマンダーが融合し超絶戦士・ファイナルフォーミュラーが誕生。

その影響で発生した次元の歪みがファイナルフォーミュラーを別の銀河へと転移させ、光と闇の化身は再び分離、全宇宙から招集された戦士たちと共にメビウス銀河の命運を分かつ一大バトルロイヤル『ヘリオスの聖戦』に参加することとなる。

元祖SDガンダムでは、さらなる強化体としてキャプテンガンダムVに進化している(NO.0027)。

元祖SDガンダムでは、さらなる強化体としてコマンダーガンダムV2に進化している(NO.0028)。