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クロエ・ロロの編集履歴

2021-04-05 22:22:32 バージョン

クロエ・ロロ

くろえろろ

クロエ・ロロとは、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の登場キャラクター。

概要

CV:洲崎綾


迷宮都市オラリオにある酒場、『豊饒の女主人』で働く猫人(キャットピープル)のウェイトレス。21歳。

アーニャ・フローメルルノア・ファウスト共々、酒場の中でも癖の強い問題児組の一人。特にアーニャとはおバカ猫1、2という扱いを受けている。シル・フローヴァリュー・リオンともよくつるんでおり、調子に乗りすぎたときは彼女達から制裁を受けることも。

元々は依頼達成率ほぼ100%と噂された『黒猫』(非公式)という異名で知られる暗殺者で、場合によっては残虐な拷問なども行ってきた。


人物像

黒い髪と尻尾が特徴的で、時折腹黒い一面を見せる女性。賭博が大好きで現在も人目を盗んで行っており、周りから白い目で見られることもある。

そして自他共に認める最大の性癖もとい特徴は重度のショタコン。暗殺者時代は依頼金でショタによる逆ハーレムを夢見ていたこともあった。いまでもその性癖は健在でベル・クラネルのお尻がお気に入り。

アーニャ同様、猫人らしい「ニャー」という語尾を付けたふざけた口調で話すが、これはおちゃらけた神々を真似た処世術であり、本来の性格は泣き虫で怖がりだという。キャラ作りをやめれば普段のおバカな言動は鳴りを潜め、真面目な口調で会話する。暗殺者としての経歴も長いためかリューのベルに対する感情の変化に一人察するなど、観察眼にも長けている。


元はオラリオ外に存在する犯罪組織系ファミリア(【セメクト・ファミリア】ではないかという意見がある)の構成員で、名前を付けられる前から殺し屋となることが宿命付けらていた。ある日母親(自分に最後まで素性を明かさず姉貴分だと思っていた女性)に命を庇われたことを切っ掛けにファミリア脱退を決意。主神である女神に脱退の条件としてとある王国のLv.3の上級騎士殺害という無理難題な条件を提示されるも、これを達成し犯罪組織を抜け、以降様々なファミリアに入っては改宗を繰り返し、殺し屋として仕事をこなしながら世界を渡り歩いてきた。ちなみに彼女は暗殺の規則として『殺す相手は屑か殺される覚悟のあるものだけ』、『子供、特にショタ(曰く世界の宝)は殺さない』をモットーとしている。


組織を抜けて以降、依頼を失敗してこなかった事やオラリオ外の世界でLv.3になった才能もあって(オラリオ外ではLv.3でも卓越した実力者の部類に入る)、向かうところ敵無しとすっかり調子に乗り始めていた頃、当時『暗黒期』という最も治安が悪かった時期のオラリオにやってくる。当初は治安が悪いなら仕事にも困らない程度の軽い気持ちで足を踏み入れたが、【ガネーシャ・ファミリア】団員暗殺の依頼を受けた際、見事返り討ちに合い団長であるシャクティ・ヴァルマの追撃から命からがら逃げる羽目となり(現在もちょっとしたトラウマになっておりシャクティには近寄るのも苦手)、人生初の依頼失敗となってしまった。それ以降仕事を慎重に選ぶようになり、多くの依頼を受けやがてLv.4ランクアップを果たすも、尽きることのない殺しの仕事に鬱屈を感じるようになる。


そして本編の5年前、暗殺業を廃業しようと決め最後の仕事として【疾風】、即ちリュー暗殺の依頼を承諾し、丁度依頼が重なった当時賞金稼ぎだったルノア、更に騒ぎを聞き割り込んできたアーニャと四つ巴の闘いを繰り広げる事となる。しかしこの闘いによって店をボロボロにしてしまったことでミア・グランドの逆鱗に触れてしまい、彼女に叩きのめされたのち1億ヴァリスという法外な借金を背負わされながら、無理矢理『豊饒の女主人』の従業員として働かされることとなった。


現在はオラリオ近郊の港町『メレン』にファミリアを構える【ニョルズ・ファミリア】に所属しているが、ステイタス更新のみが目的のため正式な団員という訳ではない。主神であるニョルズの弱みを握って眷属になったが、ニョルズとの関係は悪くなく、どころか彼からは暗殺業に疲れ切っている事を見抜かれており、ファミリアへの正式な入団を提案してくれた事もあったが、暗殺者として生きてきた自分が今更改心など滑稽だとして断っている。



戦闘スタイル

暗殺者という事や猫人という種族な事もあり、ステイタスは『敏捷』や『器用』に特化したものとなっており、更に発展アビリティ『調合』によって様々な薬品を取り扱い、それらで相手の動きを制限しながらじわじわと追い詰めていく。武器は暗殺に特化し様々な毒が塗られた危険な短刀≪バイオレッタ≫。眠りの香や煙玉、投げナイフ、毒に幻影魔法など、豊富な搦め手を用いる実力者である。


ステイタス

Lv.4

※5年前の最終判明ステイタス

耐久器用敏捷魔力
F301G279B751B776E455
耐異常調合逃走
GHI

発展アビリティ

  • 耐異常

状態異常に耐性を持つことが出来る。オラリオでは状態異常攻撃を放つモンスターが多いので習得している人間は多いが、彼女の場合は犯罪組織にいた時代、耐性をつけるために毒の服用を受けていた影響かと思われる。

  • 調合

回復薬を始めとしたアイテムの効力を『魔法』の段階(傷口を一瞬で癒すなど)に引き上げる事が出来るアビリティ。暗殺の準備に多くの薬を調合してきた事で会得した。

  • 逃走

逃走時における速度の上昇補正がかかる。Lv.4ランクアップ時のみ発現し、会得可能なレアアビリティ。


魔法

  • フェレス・クルス

詠唱式:【戯れよ

超短文詠唱で実体のない術者の幻影(ミラージュ)を生み出す魔法。

一度に出せる幻影の上限は2体まで。実体が無いため攻撃も防御も出来ないが、術者の意のままに操れる為、陽動や撹乱、奇襲などに有用。また煙玉の煙幕と併用する事で、幻影と本物の区別を困難にするといった戦術も駆使する。


装備

  • バイオレッタ

鎌の様に先端が曲がっている、暗殺に特化した暗剣。様々な毒を塗って使用する。

作中では『耐異常』のアビリティを貫通する程の激毒である「毒妖蛆(ポイズン・ウェルミス)の毒液」を使用していた。


  • 眠りの香

香りを吸った対象を眠らせる道具。クロエの物は大量の資金を費やされた材料と高熟練度の『調合』アビリティで作成しており、『耐異常』を習得していても気を強く持たなければ眠りに落とすほどの効力を発揮する。


余談

アニメ『ダンまち』シリーズでは尺の都合によって只でさえ少ない出番を削られてしまっているが、その分アーニャと共にwebサイトでの次回予告を担当。二人して好き放題やっているが、相方や毎回間違った次回タイトルを読み上げるリュー、特別ゲストのキャラクターにツッコミを入れることもしばしば。

またアプリ『メモリア・フレーゼ』でもアーニャとコンビで活躍する事が多い。

『ダンメモ』でのイベント「異端甘友祭」では、異端児と遭遇してしまうという事態が発生。その場は人間に近かい容姿をしたレイフィアがバレンタイン用の衣服を着ていたことで最新のファッションという形で誤魔化せたものの、後編に当たるイベント「迷宮の白い闇(ホワイトアウト)」で言い逃れ出来ない状況になった事で、ついにその存在を知ることとなった。ただしその後は特に深く追求することなく、物語が終わっている。

またあくまでゲーム内での出来事なので、原作でも同様に認知しているかは不明。

なおアーニャも同様に現場にいたのだが、彼女は前編での最新のファッションという話を信じ切っていたため、結局喋るモンスターの存在を認識することはなかった。


関連タグ

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 豊饒の女主人

シル・フローヴァ リュー・リオン アーニャ・フローメル ルノア・ファウスト

ミア・グランド

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