「明日 明後日 明々後日 必ず来るとは限りません
人の明日を奪ったからは あなたの未来もありません
かく言うこちらも五十歩百歩 碌な者じゃあございません
闇狩人の呟きでございます」
曖昧さ回避
- 坂口いくによる少年漫画および青年漫画。「やみかりうど」と読む。
- 浜田翔子によるレディースコミック。「やみかりゅうど」と読む。
本項目では1の坂口いくによる漫画作品を解説する。
作品の概要
現代を舞台に、愛する者を理不尽に奪われながら様々な事情でそれを晴らせぬ弱者のため、報酬をもってその恨みを代行する「殺人代行者」たる闇狩人の活躍を描く。
早い話が「現代社会を舞台にした『必殺仕事人』風味の物語」である。作者の坂口は同シリーズのファン。
月刊少年ジャンプ1987年12月号に読切で掲載後、1988年2月号から1990年3月号まで連載された。漫画家志望の冴えない高校生「間武士」が、弱者の涙を拭うために闇狩人として活躍する内容が描かれた。
読切版での読みは「ダークハンター」だったが、1988年のレギュラー連載からタイトルの読みが「やみかりうど」に変わり、以降はこれが正式な読みとなっている。
本作が坂口の初連載作で、単行本1巻の段階で90年4月に最終回を迎えることを予告していた(しかし諸事情で90年3月号に連載は終了した)。
単行本はジャンプ・コミックス版6巻、JCセレクション版(以下復刻版)5巻が刊行。復刻版ではJC版から修正が加えられている(特に女性キャラ)。
また、外伝として以下の作品が刊行されている。
- 『闇狩人 家族の肖像』
- 1991年に『ジャンプオリジナル』に掲載された外伝。『家族の肖像』と『-蛍-』があり。『家族の肖像』では、間が受験に失敗し二浪するも、漫画賞に当選したことが描かれている。他に収録された『無名の剣』は後述する『新選組隊外記 無名の剣』のプロトタイプで、復刻版にも収録されている。単行本は93年に発売。
- 本作はジャンプコミックス上では『がんばればHERO』『100%』に続く『坂口いく短編集』として扱われていたため、『闇狩人』の続刊としては扱われない。
- 『闇狩人異伝 Dの奇蹟』
- 1994年から1995年初頭にかけて『ジャンプオリジナル』に掲載。「飛高大悟」と言う高校生を主人公とした作品。彼は「一夜限りの闇狩人」であり、本職の闇狩人として我竜京介が出演。単行本は95年に発売。
- 『我竜京介PUBLIC FILE』
- 『新選組隊外記 無名の剣』
- 本編の間武士の先祖である(らしき)剣客、間源之介が主人公の幕末物語。コンビニコミックとして2004年に発売。
以上の外伝はebook japanにて『闇狩人スピンオフシリーズ』として電子書籍化されている。
その後しばらくは新たな作品の登場はなかったが、月刊ビッグガンガン2016年4月号より『新 闇狩人』(以下『新』と記載)として連載終了より26年の時を超えて、まさかの大復活を果たす。ただし同作では坂口は原作者として参加(ただし絵コンテまではやっている)し、作画は同誌若手の細川真義が担当。そして主人公交代が行われ、新たな女子高生闇狩人「士堂瑠璃」が登場した。『闇狩人』では高校生だったキャラクターが37歳となっていることから『闇狩人』の約20年後の世界で2010年頃までに発表を予定していたが、昨今の出版不況のあおりで複数の出版社から断られていた。なお本作では副題に「the lazuline rope」(瑠璃色のロープ)のサブタイトルが付き、2017年7月号まで連載された。単行本は3巻で完結。
『新』連載開始の同年にまさかの舞台化。演出(監督)は映画『バトル・ロワイアル』『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』で知られる深作健太。主演(間武士 役)は高杉真宙。2016年5~6月にかけて東京・福岡・大阪の3会場にて公演された。
その後、集英社の子会社であるホーム社のWEB漫画サイト『Z』に移籍し、2017年9月8日更新分から2021年3月12日更新分まで『闇狩人Δ』(やみかりうどデルタ、以下『Δ』と記載)が連載。これは『新 闇狩人』の直接の続編で、登場キャラクターは引き継ぎ、新たな闇狩人に「駿河修」が加わる。単行本は2021年3月現在集英社ホームコミックス及びジャンプコミックス・デジタルから7巻が刊行、5月には最終巻である8巻の刊行が予定されている。
単行本版の内容ではあるが、2020年2月より週刊ヤングジャンプのスマホ向けコミックサイト『ヤンジャン!』でも月1更新で配信されている。
『Δ』連載開始に先駆け、2017年8月24日配信分の『Z』誌上で第1シリーズの一部エピソードに更なる加筆修正を加えた『闇狩人SELECTION 最終改訂版』を配信。現在は第2話(連載版第1話)の「スターダストメモリー」のみ閲覧できる。
2018年と19年にはライブリーディングイベント『ことだま屋本舗EXステージ「ことだま屋×Z」』の1作品として『闇狩人⊿』が2018年と2019年に上演された。このライブリーディングイベントは、ステージ上のスクリーンに動画になった漫画が映し出され、声優がステージ上で生アフレコをするというもの。詳細についてはこちらを参照。
冒頭に記した口上は坂口が考えた『新』の前口上第1案のボツ案をTwitterで発表したのちに(坂口が描いた『新』ACT6のワンシーンも共にアップされている)、表現を少し変更して『Δ』ACT23の扉絵口上として使用され、この話が収録された単行本5巻にもそのまま表記されている。
キャラクター
- 間武士(はざま たけし)
- 本作主人公。漫画作画の道具(物差しやペン)を武器に使う闇狩人。表の顔はドルヲタで漫画家志望の冴えないメガネ高校生。揺るぎなき巨乳フェチのムッツリスケベ。「あいだたけし」のPNはこのころから使われている。
- 『新 闇狩人』にて瑠璃が神扱いしている漫画家(のちに瑠璃の漫画の師になる)として登場し、主人公が瑠璃に変わった後も主要なポジションに立ち、『Δ』では瑠璃と共にW主人公の位置づけにいる。月刊の漫画連載を持ち闇狩人としては開店休業状態であったが、連載打ち切りにより闇の仕事を再開する。巨乳フェチが極まりおっぱいスカウター技能すら持ち瑠璃のバストサイズを1発で見抜いた。自身が厳しい業界で微妙な位置付けの立場にあることを踏まえつつ、闇狩人として様々な相手を殺して来た経験から「夢も人も大事にし過ぎると祟る」とする哲学を持つに至っている。ちなみに独身でヘビースモーカー。
- 我竜京介(がりゅう きょうすけ)
- 間とツルむ闇狩人の一人でけん玉を武器とする。間の5歳年上。表の顔はトレジャーハンターで、金も力もある色男。ちなみに作者の坂口いくに対して「カ(描)いてるだけで満足たぁ、安上がりな男だな。やっぱり俺は(自主規制)するのが一番だぜ」という暴言を吐いている。(まぁ坂口が言わせているワケだが)
- 『新』では出番が来る前に連載が終了し、そのことで原作者の坂口を背後から蹴飛ばしている(これもまた坂口が描いてるワケだが)。
- 『Δ』で満を持して登場、たまたま広島に旅行に訪れていた間と再会し3日間の仕事を持ち掛ける。
- 陣内力(じんない ちから)
- 額に傷のある闇狩人。凄腕の空手家で、自身の空手の腕と濡れタオルを武器とする。
- 間が修学旅行で訪れた京都の「鬼」に纏わる一件で間らと知り合い、上京後のとある一件から闇狩人となる。表の顔はホームレス一歩手前な探偵まがいのフリー調査員をしている。
- 家族は両親と妹がいたが、3年前に「鬼」になる薬を飲んで理性を失い狂暴化した父親に母親と妹を殺され、村人にも危害を加えたことから、やむなく父親を殺めている(この一件でこの村は廃村となった)。額の傷はこの時に負ったものである。
- 『Δ』では名前は出ないが、後述する石動巌の回想に登場する。
- 三枝将(さえぐさ しょう)
- 芸能界を主領域に活動している、その界隈では「かまいたちの将」として名の知れた闇狩人。縁を鋭利に研いだギターピックを投擲して相手の頸動脈を掻っ切るスタイルを用いるが、実は返り血を浴びるのを嫌っているだけで、専門は近接戦闘。
- 『新』では結婚を機に18年前に闇狩人を引退したことを明かしており(3年後に離婚)、とある依頼の標的と言う形で間と再会する。自身の娘も主人公である士堂瑠璃の同級生として登場する。ちなみに瑠璃は裏で一緒に仕事をしているが、その姿は見ていないため表の顔しか知らない。
- 『Δ』では間の脳裏に浮かんだ姿のみの登場。
- 工藤大介(くどう だいすけ)
- 外伝『-蛍-』で初登場した5人目の闇狩人。当該作品では30歳(になったばかり)。釣り具を用い、糸を用いての絞首や疑似餌に付属する刃物での動脈切断などを得意技とする。作者いわく自由気ままな出張専門の闇狩人。
- 『Δ』にも登場し、士堂家と縁が深い人物と判明。瑠璃の兄を闇へといざない、同時にそうした事で、瑠璃が闇の世界に身を投じる間接的な原因となってしまっていた事が明かされる。
- 飛高大悟(ひだか だいご)
- 異伝『Dの軌跡』主人公の高校生。体術などの心得は無いが、生まれつき反射神経や動体視力などが人よりも優れている。「理論上最強のバイク」D4型を駆り、戦場でも使える専用スーツで正体を隠す「一夜限りの闇狩人」。
- 幼いころの落石事故で両親を一度に亡くして以来、自分の死にさえ恐怖を感じないほど感情が麻痺している。
- 美崎ユキエ(みさき ゆきえ)
- 間が下宿している私設学生寮の大屋の娘。間の同級生にして学校の落ちこぼれを束ねているスケバン。ただし「ケンカは身軽な方が有利」との理由でショートカットに膝丈スカートと、当時の不良にしては珍しいスポーティーなスタイルをとる(その姿は当時の一般女子高生と大差ない)。間にツンデレだが、残念なことに貧乳(=体形的には間の好みに合ってない)である。本作一般人の代表で間にとっては日常の象徴。そのため間が闇狩人であることは物語を一貫して知る事は無かった。
- 『新』では母校でもあり瑠璃の通う学校の教師として登場する。下宿はマンションへと建て替えられ、間もその一室を購入している。間とは一度は付き合うがギクシャクした関係になり、結局元の鞘に納まってナニゴトも起こっておらず、むしろ別のイケメンと結ばれることになるも、結婚直前に婚約者が不遇な事になってしまい(間が裏の仕事で始末している)、そのまま未亡人同然の状態で独身を貫いている37歳。
- 瑠璃が漫画家志望ということから間に紹介し即決でアシスタントに採用したことで、間が瑠璃にイケナイことをしないか常に目を光らせている。
- その一方で『Δ』では同校OBの後輩で同僚教師の相原(あいはら)に好意を持たれているが、特に進展はない。
新・闇狩人 および 闇狩人Δのキャラクター
- 士堂瑠璃(しどう るり)
- 『新 闇狩人』の主人公。91cmFカップのバストを持つ黒縁メガネでショートボブの大人し目な少女。実はかつての間と同じく漫画家志望の女子高生で文房具を武器とする闇狩人。幼少期をサーカスの曲芸師として過ごし、身のこなしは軽い。殺しに出るときは後ろ髪をリボンでくくっている。2010年代に生きる女子高生闇狩人であるが、漫画・イラストの作画はノーデジタルのアナログ執筆である。
- かつて母親が「幸せになりに行く」の言葉とともに離婚届を残して蒸発している。そして、この事がさらに後、父親の精神を病ませて自殺に追い込み、兄と自らが闇へと誘われる(さらには兄が事故死する)最大の遠因となった。この事から瑠璃にとって実母は父と兄を死に追いやり、自分を破滅させた、殺してもあきたらぬ仇敵でもある。そのため親子(特に母子)の情に関しては、とてつもなく酷薄な価値観を持っている。(時々、折に触れては「所詮は親子の情など無意味な幻想」「親子といえど所詮は他人」という意味の言葉を言いきってしまっている)ただし、その一方で、その「幻想」を保ち続け、そのために真摯に努力している人間に対しては、ゆえにこその深い敬意(と、ある種の思慕)を持っている。
- 『新』の最終話で実の母親を、依頼を受けた間によって始末されているが、その後も変わらず接している。(もともと自身の母については前述の事情から「殺されても仕方がない人」という意識があり、秋月から母親が粛清の対象になっていると聞いた時には「(血縁としてけじめをつけるため、あるいは母の「最初の被害者」として、その恨みを返すため)自らが始末する」心積もりでいたので母を殺された事自体は「当然の事」という理解をしており、特に含むところは無い。逆に間から「どんな事情であれ親殺しは残る」と説教されたため、自らを慮って代わりに母を「始末してくれた」と理解し、むしろ弟子の自分を案じて母を殺してくれた事に感謝感激しているフシがあるので、これに関しても含むところは全く無い。そもそも的かぶりで獲物を横取りされる事も、闇狩人にはよくある事である)
- 家を出た母が生んだらしき、種違いの弟妹が二人ほどいる。ただし、その二人が出てくる事は無かった。
- 秋月智(あきづき さとる)
- 表の顔は次期検事総長すらも期待されていた元スーパーキャリアのヤメ検弁護士。しかして裏の顔は闇狩人の元締兼情報(つなぎ)屋。『新 闇狩人』2話より登場。瑠璃の兄とも顔見知り。瑠璃にとっては闇狩人としての師にもあたる。『新』の初期では闇狩人に戻ることを渋っていた間にちょくちょく声をかけている。下の名前は坂口がSNSで出した名前が公式の名前となった。
- 元検事かつ弁護士である事から「法律も完璧ではない」がゆえに「罪を犯した者に適正なる裁きを」(加害者更正の余地の切り捨てや、過剰報復は行わない)という考えをモットーとしており、依頼者が闇狩人に頼る際にも、よほどの事情(依頼者が既に死者であったり、余命が限られていたり、など)が無い限りは「まずは法の下す結果と、それを受けての加害者の判断を待ってから」と説得するようにしている。
- 闇狩人の的になって殺された人物の遺族に対して、その的となった人物の被害者の遺族が過剰賠償や先方(加害者)遺族を破滅まで追い込む事を望んでいた際には「先方はきちんと罪に真摯に向き合い弁えて慎ましく生きており、自身の資産を全て整理して自らが死してなお賠償が完遂されるよう、そのための基金に充てている。普通はそこまでしてくれないし、法に照らし合わせれば賠償を事実上、減額されるだろう(高額の支払命令は出たとしても、相手側に支払い能力無しと見なされ、法的整理で支払い免除となった上で被害者側に先方が生きていけないとして更正福祉の観点から逆賠償の可能性が出る)」として思い止まるよう説得している。
- 下の名前については坂口のTwitterで「智」と書いて「さとる」であることを発表、単行本6巻の人気投票でフルネームを記したことで「これで公式とします」と記載された。ただし『Z』配信分の最終話での「智(とも)」の名前は誤植の可能性がある(単行本で修正されるものと思われる)。
- 駿河修(するが しゅう)
- 『新』ACT11で登場した、どこか陣内力を彷彿とさせる22歳の若者で新人闇狩人。T字のドライバーとボクシング技を武器に、時には自らが囮となって仲間に標的を始末させるスタイルをとっている。もともとはプロボクサーを目指していたが、とある事情で夢を諦めざるを得なくなっていた。
- 地元では酒屋のアルバイトをしながら、先祖代々闇狩人に似た「裏の掟」として町の厄介者を祭りの事故に見せかけて誅を下す末裔の一人だった。
- 瑠璃達が秋月の依頼(もともと間に依頼をしていたが、ある事情で動けなくなったため瑠璃に代役を頼んだ)で「仕事」を兼ねて海水浴に足を運んだ他県のとある町で顔合わせをし、のちに上京。一時期はホームレス生活をしていたが、その時に助けてもらった「命の恩人」が相次いで殺されたこと(ただし同一犯ではない)を機に闇狩人となった。闇狩人になったのは『Δ』に入ってからで、新聞配達の仕事を表の顔としている。
- 情に流されやすい…と言うわけではないが、闇狩人としての初仕事で始末した高校生(電車テロ事件の実行犯で、前述の「命の恩人」の一人も彼に殺されている)の父親が半年後に目の前で何者かに殺害された時には自らが依頼人となって秋月らに始末を依頼している(ただし始末の実行は瑠璃が行った)。
- 『Δ』での主要メンバーの4人の中で唯一眼鏡をかけていない。ただし、バイクに乗るときのゴーグルをメガネと見る者もいた。
- 石動巌(いするぎ いわお)
- 『Δ』より登場の元闇狩人で現在は自称主夫(実質的なヒモ)、かつてはヤクザ(テキ屋)をしていた。子供ができないことから虐待に苦しむ子供の親を始末して、後に施設に送られたその子供を養子として引き取っている。生前の陣内とも面識がある(ただし名前を聞き忘れたため、陣内の名前を知らない)。
- 佐原しのぶ(さはら しのぶ)
- 瑠璃のクラスメイト。黒髪ロングで眼鏡をかけている。海水浴でナンパされた男に助けてもらったことから修に恋心を抱いており、のちに修のことを「白馬の王子様」であることを打ち明けている。
- 『新』ではACT1でヤクザの鉄砲玉が発砲した流れ弾が鞄の中に入ってた本で受け止めたことで被弾を免れ(この時に別の同級生が被弾し命を落とした)、『Δ』ACT26では修とのデート中に2種類の洗剤を混ぜ合わせた毒ガス事件の被害に遭い一時は意識不明になるも、のちに意識を戻し一命を取り留めている。
- 作内で度々使われる依頼者に対しての「闇狩人を使った人殺しになる」という確認のための台詞は、疑似文言ではあるが実は彼女が最初に口にしている。
- 杉崎将子(すぎさき しょうこ)
- しのぶと同じく瑠璃のクラスメイト。お気楽且つ刹那な雰囲気を持つ。スカートを短くしているためか下に短パンを履いている。
- 実は元闇狩人である三枝将の娘。将のことを「パパりん」と呼んでおり関係は良好だが、闇狩人だったことは知らされていない。その父親がプロのミュージシャンであることから歌がは上手く、カラオケでは瑠璃らを唸らせる歌唱力だった。
- 無意識に人を振り回す傾向があり、間曰く「父親は人のリズムを読むが彼女は人のリズムを崩す」とのこと。
- 岩井/イワイモトキ(いわい もとき)
- 間の元アシスタント。既婚者。『新』で登場したときは独り立ち(連載デビュー)が決まっていたことから、瑠璃とアシスタントを入れ替わっている。
- 『Δ』では自身の連載漫画のトリックを使った連続殺人事件に巻き込まれる形で連載終了に追い込まれ、更にその実行犯で岩井の失脚を狙いストーカー行為を繰り返していた高校の同級生だった人物にビルの屋上から突き落とされて命を落とす。
その他
ジャンプ・コミックス1巻ではカバー裏の右側1/3の塗りつぶし箇所に表面と同じ80年代当時の東京の夜景の写真を入れ、2巻ではJCフォーマットの四本線を外している(ちなみに94年に四本線は基本的に廃止された)。そして4巻ではカバーのタイトルロゴを変更している。これらは全てデザインが自由化される前によるもので、ジャンプ・コミックスとしては初めての試みとなったものもある。
『Δ』ではACT2が第1話として掲載予定だったが、登場人物が多すぎると言うことで、『新』からの仕切り直しの関係で急遽別にもう1話描いており、そちらがACT1として掲載されている。
pixivタグとしては
以下のような作品に付される。もしかしたら作者名や主人公名などの関連単語を複合させたand検索の方がヒットしやすいかもしれない。
- 本作のキャラクターや内容を描いた作品に貼られる
- 浜田翔子のレディコミである「闇狩人」「ダークハンター」シリーズのキャラクターや内容を描いた作品に貼られる。もちろん本作とは何も関係が無いため注意。
- 「(原作では庶民キャラやモブキャラのはずのキャラクターが)他(主役)のキャラに知られる事無く、主役の敵となる強大な存在を誅殺する(そして敵は主役にトドメを刺される事になるためにモブキャラの活躍は表に出ない)」というパターンの二次創作作品に貼られる事がある。その内容が本作を彷彿とさせるものであるため。
- 物差しなどの文房具やけん玉、ギターピック、濡れタオル、などを武器にしたキャラクターを描いた作品に付される事がある。本作の主人公たちが、これらを武器に暗殺していた事で、本来は闇狩人と関係ないキャラクターであっても本作を彷彿とさせるためである。特に物差しを刀剣にする事やペンを投擲武器にするのは本作主人公・間猛士の最も使用した戦闘スタイルであるため闇狩人の代名詞ともとられるものである。
- 実は、時に『闇』と『狩人』という一般名詞のありきたりな複合から、オリジナルの作品に貼られる事も多いタグ。(ただし当然、本作の事と勘違いされる事も多いのでオリジナル作品にこのタグを張ろうとした人は要注意である)
関連イラスト
上節1のパターン(メイン画像含む)
上節3のパターン
↑元作品は『Go!プリンセスプリキュア』で、闇狩人役は七瀬ゆい
上節4のパターン
外部リンク
関連タグ
必殺仕事人 - オマージュ元