フォースライズ!
"Break Down."
概要
12年前の「デイブレイク」の時点で既に存在しており、旧式の「フォースライザー」をカスタムしたものらしい。
飛電ゼロワンドライバーやエイムズショットライザーと異なり、使用するキーが露出する無骨な構造になっている。
機能を鑑みると、「フォース(force)」は「力」という意味より「強制する」という意味のほうが強いと思われる。
なお、「仮面ライダーゼロワン超全集」によると或人の使っているものは単に「フォースライザー」と記載されており、プログライズキーを使用する変身ベルトの中では最古のものだという設定も判明している。
機能
右手側にあるレバー「フォースエグゼキューター」を引くと、「エクスパンドジャッキ」によってプログライズキーを認証することなく強引に開き、露出した接続ポートに強制接続。
読み込んだプログライズキーの「ライダモデル」に限界までブーストをかけてオーバーロード状態とし、不安定ながらも毒針や翼などの特徴を先鋭化する「フォースライズ」を実行。
バックルから出現したライダモデルが使用者に覆い被さり、装着者にライダモデルが縛り付けられて変身を完了する。
当然ながらこれは本来想定された変身方法ではないため様々な問題が発生するが、独自のプロトコルによってこれを制御している。
また、ゼツメライザーと同じくヒューマギアのデータを改竄する機能を有しているようで、ドライバーを装着させられた迅や雷電は滅亡迅雷.netに接続してしまった。
また一方で、こちらもゼツメライザーの様にベルトの内側に無数のトゲが付いているが取り外しは可能な模様。
第14話では仮面ライダー雷がドードーゼツメライズキーで、第37話では仮面ライダー亡がジャパニーズウルフゼツメライズキーで変身しており、ゼツメライズキーにも対応している模様。
必殺技発動は装填されたプログライズキーを再度開閉する事で行う。必殺技名は開閉した回数で変化し、1回だと「~ディストピア」2回だと「~ユートピア」で統一されている。
主にヒューマギアが使用するが、人間が使用して変身することも可能ではある。
ただしその場合は装着時・変身時・必殺技使用時などあらゆる場面で禍々しい稲妻のエフェクトと共に激痛を伴うため、基本的にはヒューマギアが使用することを想定したアイテムであると思われる。
変身ライダー
本編に登場
本編外での登場
立体物
DXトイにてラインナップ。スティングスコーピオンプログライズキーとのセットで2019年11月2日に発売された。劇中と起動音の「フォースライザー!」のイントネーションが異なる(劇中は低い音で「ライ↓ザー」だが玩具ではゼロワンドライバー等と同じく高音で「ライ↑ザー!」)
劇中同様のギミックの再現が可能となっているが衝撃に弱く、ちょっとした衝撃でピンがキーのボタンに接触し必殺技音が流れてしまう(特に付属のスコーピオンキーだと起こる頻度が多い)。この現象は再販分にて修正された。
他にも、食玩版など関節がキツめのキーに力負けしてしまい、閉じる事ができない場合がある。
また、プログライズキーのシンボルがキーを展開する事で、赤いランプによってプロジェクターのように浮かび上がるようになっている。暗い部屋で壁に向かって展開すると分かりやすい。
余談
- "break down"とは「故障・破損する」「衰弱する、消耗する」「(障害を)突破する」という意味を持つ。前者二つは迅の初変身時を彷彿とさせ、最後も独自の機構によって認証機能を突破するという意味合いにも取れる。
- プログライズキーをこじ開けて使用している不破とは、比較されがちである。
- 「滅亡迅雷.net」のライダーたちの必殺技時に表示される文字演出は以下の法則があるとのこと。
- ディストピア:「煉獄」、ユートピア:「塵芥」
- 滅:「滅殲」、迅:「隼迅」、雷:「雷剛」
- よって、仮面ライダー滅の「スティングディストピア」は「煉獄滅殲」となる。
関連タグ
仮面ライダー迅 仮面ライダー滅 仮面ライダー雷 仮面ライダー亡
変身ベルト一覧
仮面ライダーゼロワンに登場する変身ベルトの一覧を参照。