データ
初出 | 第4世代 |
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威力 | 120×相手の残りHP/相手の最大HP+1 |
命中率 | 100 |
PP | 5 |
タイプ | ノーマル |
分類 | 物理 |
直接攻撃 | ○ |
攻撃範囲 | 単体 |
効果 | 相手の残りHPが多い程威力が高くなる。最高威力120 |
概要
第4世代初登場の技。
力任せに相手を握り潰す、レジギガスの専用技。
しぼりとるはこの技の特殊汎用版。
技の仕様上最初の一撃としてしか使えず、相手の反動技や撒き技とは相性が良くない。
そう、最初の一撃として。
前述の使用者をよく見返して欲しい。そう、レジギガスである。
最初の一撃にしたいのにその特性スロースタートのせいで火力が出しづらいのである。
特性どころか専用技との相性も良くないギガス様マジワロス。
が、曲がりなりにも専用技。
そしてタイプ一致技であるため、火力がいまいちとは言え使えないことも無いので、あえてこの技を採用する場合もある。
ダブルでは相方次第で特性のフォローがしやすいので、どちらかと言うとダブル以上に向いた技と言えるだろう。
ドラゴンエナジーは自身のHPに依存するのに対し、こちらは相手のHPに依存するという違いがある。
ポケモンカードゲームでは
過去にたった一度だけ、Dp世代のレジギガスに搭載されたことがある。専用技なのに……
しかもこのカードがかなりの曲者で、使えるワザはこの「にぎりつぶす」のみ。
当時にしては120ダメージと割と火力の出る方ではあったが、これを使うには水エネルギー1個+闘エネルギー1個+鋼エネルギー1個+無色(任意の)エネルギー1個(おそらくレジアイス+レジロック+レジスチル+レジギガスのエレメントを表していた)を集めなければならず、更に相手がダメージを負った状態だと火力が40にまで減衰する。
この扱いづらさに追い討ちをかけるのがポケボディー(常時発動、特性に近い)のスロースタートで、なんと相手のサイドが3枚以下になるまでワザを使えない。要はハーフデッキ戦(30枚vs30枚)ではワザを使えないまま戦闘が終わってしまう。何もこんなところまで再現しなくても……
つまるところ、ポケカでもやっぱり原作と同じく、周りのポケモンによるお膳立て(ポケボディーの無効化。例:ギンガ団(アカギ)のディアルガが持つ「ときのけっしょう」)が必要な要介護怪力伝説ポケモンだったのである。ギガス様マジワロス。