データ
初出 | 第4世代 |
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威力 | 120×相手の残りHP/相手の最大HP+1 |
命中率 | 100 |
PP | 5 |
タイプ | ノーマル |
分類 | 物理 |
直接攻撃 | ○ |
攻撃範囲 | 単体 |
効果 | 相手の残りHPが多い程威力が高くなる。最高威力120 |
概要
第4世代初登場の技。
力任せに相手を握り潰す、レジギガスの専用技。
しぼりとるはこの技の特殊汎用版。
技の仕様上最初の一撃としてしか使えず、相手の反動技や撒き技とは相性が良くない。
そう、最初の一撃として。
前述の使用者をよく見返して欲しい。そう、レジギガスである。
最初の一撃にしたいのにその特性スロースタートのせいで火力が出しづらいのである。
特性どころか専用技との相性も良くないギガス様マジワロス。
が、曲がりなりにも専用技。
そしてタイプ一致技であるため、火力がいまいちとは言え使えないことも無いので、あえてこの技を採用する場合もある。
ダブルでは相方次第で特性のフォローがしやすいので、どちらかと言うとダブル以上に向いた技と言えるだろう。第8世代剣盾で特性かがくへんかガスが登場したことによりダブルでの1ターン目でレジギガス唯一無二であり、最悪であり、個性でもあるスロースタートの解除が可能。そしてちからのハチマキで、(ちからのハチマキはウッウロボで作成可能)物理1.1倍でタイプ一致、弱点補正その上、相手のHPが満タン、しかも急所だと120×496(HP種族値が高いハピナスで計算)+1×2×2×1.2という計算式でその威力、規格外過ぎる285700.8となるはずだが、最高威力120×1.2×2×2しかできないので、最高威力は576である(最高威力×タイプ一致×急所×弱点補正)がしかし、ノーマル攻撃で弱点タイプはなく、一番上でもハチマキ巻きのタイプ一致、急所で316で相手の防御とこちらの攻撃も関わってくる。シングルは、316÷2=158であり、こっからだとやはりスロースタートは不便である。流石キッサキ神殿の粗大ゴミで不遇王である。(公式が曲がった優遇をしている可能性も・・・否定できなくもない)でも120は高い。頑張れ!
ドラゴンエナジーは自身のHPに依存するのに対し、こちらは相手のHPに依存するという違いがある。
ポケモンカードゲーム
過去にたった一度だけ、Dp世代のレジギガスに搭載されたことがある。専用技なのに……
しかもこのカードがかなりの曲者で、使えるワザはこの「にぎりつぶす」のみ。
当時にしては120ダメージと割と火力の出る方ではあったが、これを使うには水エネルギー1個+闘エネルギー1個+鋼エネルギー1個+無色(任意の)エネルギー1個(おそらくレジアイス+レジロック+レジスチル+レジギガスのエレメントを表していた)を集めなければならず、更に相手がダメージを負った状態だと火力が40にまで減衰する。
この扱いづらさに追い討ちをかけるのがポケボディー(常時発動、特性に近い)のスロースタートで、なんと相手のサイドが3枚以下になるまでワザを使えない。要はハーフデッキ戦(30枚vs30枚)ではワザを使えないまま戦闘が終わってしまう。何もこんなところまで再現しなくても……
つまるところ、ポケカでもやっぱり原作と同じく、周りのポケモンによるお膳立て(ポケボディーの無効化。例:ギンガ団(アカギ)のディアルガが持つ「ときのけっしょう」)が必要な要介護怪力伝説ポケモンだったのである。ギガス様マジワロス。