概要
本作のサブキャラクターは二次創作で魔法少女化されていることが多いが、それは男性キャラである上条恭介も例外ではない。
もはや少女ではないが、そんなことはお構いなしにファンによる魔法少年化ネタが描かれている。
外観
大きく3通りにわかれる。
ひとつは、魔法少年としてそのまま少年の服装のもの。
次に、女装させられているもの。
最後に、性転換しているものである。
武器
ほぼ例外なく、彼の得意楽器であるヴァイオリンを持たされている。
それでどう戦うのかは不明だが、クマ子もクマの頭部という戦闘に不向きなものを持っているので特に問題はないだろう。
魔女化
魔法少女は、いつかはソウルジェムが濁りきり、魔女になる運命である。
したがって彼の魔法少女体を考える際は魔女体もセットとなるが、そこまで描かれているものは皆無である。
本編では、Oktavia_von_Seckendorffの使い魔・Holgerが登場する。本人ではないものの、彼をモチーフとしていることはほぼ間違いない。
恭介が契約する可能性
インキュベーターが魔法少女を生み出すのは、希望と絶望の相転移から来る感情エネルギーを人類から取り出すためである。したがって、恭介が契約する可能性は希望と絶望の落差に依存する。
彼はヴァイオリニストであったにもかかわらず、事故で腕が動かなくなってしまう。「奇跡か魔法でもない限り」二度とヴァイオリンが弾けないという絶望は、キュゥべえが現れるには十分であるように見える。
しかし、実際には彼以上に彼の腕を心配し、腕の完治を喜び、己の信念から勝手に絶望までしてくれる存在がいた。美樹さやかである。
恭介と契約するよりも、彼をダシにさやかと契約したほうが、効率の良いエネルギーが取り出せると判断したのだろう。
本編でキュゥべえが選択したのは、美樹さやかの方であった。
男性は契約できるか
キュゥべえが語ったところによれば、本作における魔法少女の呼称は、やがて魔女に変異する途中の存在を表すメタファーとしての意味しか持たない。したがって対象が少女である必要はない。
第二次性徴期の少女が選ばれるのは、それが効率が良いからというだけの理由に過ぎず、希望と絶望の落差が大きそうなら千歳ゆまのような思春期前の少女でも契約できる。
したがって、効率が悪いということと「少女」と呼ぶのに語弊があるという以外に、男性が契約できない理由はない。思春期の少女並みに感情の振れ幅が大きければ、男性でもキュゥべえと契約できる可能性はある。
その他の魔法少年化
本作の少年キャラには他に鹿目タツヤがおり、彼もたまに魔法少年姿が描かれる。
ただし彼の場合、変態ほむらさんに鹿目まどかのコスプレをさせられているイラストのほうが多い→タツほむ
一部で大人気のモブキャラ・中沢くんのイラストは、魔法少年になりそうになっているところまでが存在する。
大人の男性キャラである鹿目知久は、幸せな家庭を築いている上に妻・鹿目詢子のように上司に悩まされることもないのでキュゥべえの出る幕はない。
ショウさんもあれはあれで幸せそうなので可能性は薄いだろう。