ヘレス
へれす
概要
CV:浅野真澄
「ドラゴンボール超」宇宙サバイバル編に登場するキャラクター。
対となる界王神はペル。付き人の天使は知的な事を好むサワアがいる。
12の宇宙の破壊神の中では恐らく唯一の女性破壊神。美意識が非常に高く、醜いものが苦手。
他の破壊神同様、エジプト風の衣装に身を包んでいる。
リブリアンたち乙女戦士の「愛の力」を高く買っており、彼女たちの活躍に期待している。
(発案が誰かは不明だが)戦士集めで第2宇宙全体でオーディションを開催したり、大会の様子をサワアの杖を使って中継させたり、とリブリアン達第2宇宙の人間からは非常に慕われている。
デザインは原作者である鳥山明と漫画版「超」の作者とよたろうの合作。
名前の由来は「シェリー」というワインのスペイン語名「ビノ・デ・ヘレス」からだと思われる。
なお、ビノ・デ・ヘレスは直訳すると「ヘレスのワイン」。このヘレスはシェリー酒の産地である都市ヘレス・デ・ラ・フロンテーラのことだが、都市名のヘレスはフェニキア語の「セレス」(Xeres)に由来するため一周回って破壊神にそのまま神の名前が付いてしまっていることになる。
活躍
第78話で初登場。全王の召集命令により全王の宮殿まで訪れ、力の大会の前哨戦である第7宇宙と第9宇宙の「全覧試合」を観戦した。
観戦中には全王や大神官へ無礼な態度を取る悟空に苦言を述べており、彼に宇宙消滅の罪を擦り付けようとしたベルガモの演説にハマってしまい悟空に敵対心を露にする。
しかし、全覧試合終了後には悟空の戦いを見て気持ちが変わったのかシドラやラムーシが悟空に対して批判的な発言をする中、彼女は悟空を「美しいと感じる」と一定の評価を下している。
力の大会ではプライド・トルーパーズの解説をよくするベルモッドの様に、リブリアンたち乙女戦士の解説をよく行っていた。また第2宇宙の選手達を邪魔したり傷つける事は許さず17号がリブリアンの変身を邪魔した際には「無粋な!」と怒り、ジーミズを必要以上に痛めつけて敗退させたフリーザに対しては「宇宙にこんな醜い戦い方をする者がいるとは…」と不快感を露わにしていた。
最後に残ったザーロイン達が脱落した後は、自らの運命を受け入れ、ペルや第2宇宙の選手全員と共に「ラブ!」と言い残して消滅した。全王の力によって消された後は、MVPとなった17号の「消えてしまった全ての宇宙を復活させる」という願いで、第2宇宙内で力の大会が中継されていた惑星で復活し、喜びのあまり選手たちと共に涙を流していた
漫画版
破壊神の肉体すら貫通する矢を使った戦法を得意とし、全破壊神たちによる全覧試合ではこれで。リキールの腕を貫いている。
第2宇宙内では男性の従者を侍らせている様子が描かれ、彼らにこの宇宙で一番美しい者を問い、「ヘルス様でございます。」との返答を貰うと、それを否定し、自らは全宇宙で一番美しい存在だと訂正する。
力の大会では「第2宇宙ではリブリアンが美人とされる」事を知ったビルスから「お前もしかしてそっちの宇宙ではたいしたことないんじゃないか?」と煽られるが、ヘレスによればその様な美的感覚はリブリアン達の星だけであるらしい。
リブリアンは「自分は美しい」という自信が力になっている面があるためか、「全宇宙で一番美しい」と豪語していた彼女も美しさで張り合っていなかった。