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ティオネ・ヒリュテの編集履歴

2021-07-25 16:48:54 バージョン

ティオネ・ヒリュテ

てぃおねひりゅて

ティオネ・ヒリュテとは、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の登場人物。

「私の操は団長のもんだ!!」


概要

CV:高橋未奈美(現:髙橋ミナミ)


ロキ・ファミリア】所属のアマゾネス。ファミリアでは中核を担う第一級冒険者の一人。17歳。

双子の妹にティオナ・ヒリュテがいる。

二つ名は【怒蛇(ヨルムガンド)】。元ネタは北欧神話に登場する毒蛇の怪物。

59階層の遠征帰還後にLv.5からLv.6へとランクアップする。


人物像

妹とは違い一見落ち着いてそうに見えるが、本性はとてもキレやすく、アマゾネス本来の狂戦士的な一面を持つ。


ファミリア内では姉妹であるティオナ以外には、アイズ・ヴァレンシュタインレフィーヤ・ウィリディスと仲が良く、4人で街に買い物に出かけたりしている。


団長のフィン・ディムナは理想の雄として熱烈な想いを寄せており、積極的なアプローチを行っており、彼に近づく女性には怒り狂って暴走することもしばしば。


出身地はオラリオから離れた東南に位置し、アマゾネスの聖地と呼ばれ現在は女神カーリーを主神とする国家系ファミリアである半島の国、『テルスキュラ』。

現【カーリー・ファミリア】の団長の一人であるアルガナ・カリフとは師弟の関係だが、ティオネ本人はアルガナを見ただけで本来の荒々しい性格に戻るほど嫌悪している。

カーリーの眷族として、眷族の間で互いに殺し合って研鑽を積むという風習に従い、ティオナと共に闘技場でモンスターや同族であるアマゾネスたちとの命懸けの闘いの日々を送っていた。

戦う相手がモンスターから人に変わり、同胞を殺し続けていく事に嫌悪感を抱くようになっていき、当時姉のように慕っていたアマゾネスの少女を儀式によって殺めてしまった事に絶望し、現在でも大きなトラウマとなっている。Lv.2へランクアップしてからはアルガナを師に凄惨としか言えないような鍛錬を受け続け、日に日に荒れた性格になっていき、英雄譚を読んだことで自分とは対照的に明るくなっていくティオナに嫉妬や憎しみといった感情を抱くようになる。しかし唯一の血の繋がったでもあるためか、カーリーに気に入られていたティオナを疎ましく思っていた他のアマゾネス達の闇討ちを未然に防ぎ、妹を守っていた。


ある日、Lv.3昇華のための儀式をティオナと共に行う日がやってくるが、ティオナが殺し合うことを拒否し、姉妹でテルスキュラを出たいとカーリーに懇願し、許可される。

ティオナと共に出国した後は、ファミリアを転々とし、オラリオにたどり着く。数多のファミリアの勧誘を受けた姉妹は自分たちに勝った者のファミリアに入るという条件を出し、勧誘にきた冒険者たちを全て返り討ちにしていった。オラリオの冒険者の手ごたえの無さに失望しかけていた時に【ロキ・ファミリア】と出会って勝負となり、フィンと勝負して敗れてファミリアに入団することになる。この時ティオネは自分を打ち負かした雄=フィンに恋心を抱くようになり、現在の猫を被った性格もフィンのタイプがお淑やかな女性と聞き、妹に引かれるほどの努力によって得たものである。

ファミリアでの生活やフィンとの出会いはティオネを大きく変えていき、ティオネも今のファミリアをティオナ以外の新たな家族として大切に思っている。


フレイヤがオラリオ中に『魅了』を施した際、ベルを「フレイヤの眷族」と認識していたことで敵意を向けていたが、フレイヤの『魅了』が解除されると、殺意を漲らせながら【フレイヤ・ファミリア】の本拠にアイズとティオナとともに乗り込んで襲撃する。


冒険者としての能力

戦闘では双剣を装備し扱うが、本人のステイタスや性格も相まって肉弾戦での戦闘が多く、腐食液を持つ新種モンスターとの戦いに攻めあぐねていた中、激情のままに魔石だけを引きずり出すといった荒業や、異常魔法や呪詛(カース)を受けた事で業を煮やし相手を蹂躙する等、二つ名にたがわない凶戦士のような戦い方をする。

2種類のダメージを負うごとに効果が増すスキルを所持しており、ティオナと共に追い詰められてからが最も強いと称されている。


ステイタス

Lv.6

※以下Lv.5時の最終判明ステイタス

耐久器用敏捷魔力
A824B769B781B785G207
拳打潜水耐異常治力
GGHI

スキル

  • 憤化招乱(バーサーク)

ダメージを負う度に攻撃力が上昇し、妹のティオナの持つ狂化招乱(バーサーク)と同質のスキルだが、こちらはさらに怒りの丈によって効果が向上する効果を持つ。

  • 大反攻(バックドラフト)

瀕死の状態の時に『力』のアビリティに超高補正がかかるスキル。

上記の憤化招乱と共に、この二つのスキルはアガルナとの過酷な鍛錬の中で芽生えた怒りの感情によって発現したもの。


発展アビリティ

  • 拳打

作中で詳しい詳細は説明されていない。おそらく殴打技全般に補正のかかるアビリティかと思われる

  • 潜水

水中活動に補正がかかるアビリティ。水の抵抗、圧力に強くなり、更に水中内での打撃等の威力が向上するなどの効果を持つ。ティオナと共にオラリオに来る前、海のモンスター退治を多く引き受けていたようで、それがきっかけで発現したという。このアビリティによるものかは不明だが、ヒリュテ姉妹は一時間は余裕で水の中を潜れるようである。

  • 耐異常

状態異常の症状を防ぐ事の出来るアビリティ。

  • 治力

詳細不明。怪我などを負った際の自然治癒力の向上かと予想。


魔法

  • リスト・イオルム

詠唱式:【心海(うみ)に沈められし我が欲望、心海(うみ)に育まれし我が渇望——運命(とき)は来た。形をなし、牙を剥き、王蛇(へび)となれ。海を抜け、大地(おか)を越え、世界を覆え。運命(とき)を捕え、運命(とき)を止め、運命(とき)を蹂躙せよ

束縛魔法。魔力で具現した光の鞭で対象を捕らえると一定確率で強制停止(リネトレイト)の状態にする。成功確率は魔力アビリティに依存する。魔導士ではないので熟練度は低いものの、幾度のランクアップで魔力そのものの値は高く、階層主に対しての成功率は10回に1回くらいらしい。


装備

  • ゾルアス

主に使う一対のククリナイフ。第一等級武装。【ゴブニュ・ファミリア】作で値段は5800万ヴァリス

汎用性に長けており制作に必要な素材は『飛竜の牙』。素材さえあれば制作は比較的簡易で、ティオネはこのナイフのスペアを多く所持している。

  • フィルカ

投げナイフ。深層のモンスターにも通用する切れ味を誇る。とあるアマゾネスの部族に伝わる投げナイフでゾルアスと同じく【ゴブニュ・ファミリア】に制作を依頼して作成させたもの。

  • ハルバード・ローラン

深層に出現する腐食液を出す新種のモンスターに対応する為に【へファイストス・ファミリア】団長の椿・コルブランドに制作させた不壊属性のハルバード。ティオネは深層の敵には大型武器の方がいいと判断した為、この武器を頼んだ。

名称は『メモリア・フレーゼ』にて判明。


余談

『ダンメモ』で実装されたイベント『アルゴノゥト』にて、古代の時代のアマゾネス女戦士エルミナが登場。彼女とよく似た容姿をしているが関係は不明。

ティオナとよく似た占い師オルナは妹であり、彼女を守るために王都の命に従い暗躍しているが、オルナとの間にもある秘密を隠している。

登場人物の中では終盤までアルゴノゥト達の敵として立ちはだかった。

また、後にヘルメスの口から世界に伝えられた英雄として争姫エルシャナと言う人物の名が挙げられるが本人なのか末裔なのかは不明。



以下、アルゴノゥト終盤のネタバレを含みます。未視聴の方は要注意。



























結論から先に言ってしまうと、エルミナとオルナに血の繋がりはなく、両者は赤の他人に過ぎない。そもそもオルナはアマゾネスではなく肌が浅黒いだけの正真正銘ただのヒューマンである。


エルミナは元々はアマゾネスの国テルスキュラの長き歴史の中でも、右に出る者がいない史上最強のアマゾネスとして名を馳せていた。テルスキュラでの彼女の呼び名は『戦王(ウィーガ』であり、エルミナという名はヒューマン側の発音である。

テルスキュラという国自体、強さこそが絶対の正義だと信じられていたのだが、なんとエルミナはアマゾネスの常識から考えてもあまりに強すぎたのである。皮肉なことに、彼女は強すぎるがゆえに正義どころか異端者扱いされてしまっていたのだ。当時のテルスキュラの女王はエルミナの強さに恐れをなして彼女を国から追放し、幾度も刺客を放って彼女を始末しようとしたという。最も、アマゾネスすら誰も敵わない彼女が刺客に遅れを取るはずもなく、全て失敗に終わったのだが…


そうして刺客から逃れるうちに王都に流れ着いたのだが、先に述べておくとオルナとはこの時に初めて出会っている。

これがどういうことかと言うと、『戦王(ウィーガ)」には妹どころか姉妹の一人すら存在していない。もっと言うなら、いなくなったという表現が正しい。エルミナにはティオネ同様実の妹がいたのだが、テルスキュラの儀式、すなわちアマゾネス同士の殺し合いの中で命を落としている。そして妹の相手を務めていたアマゾネスこそがエルミナだった。もうお気づきだろう、エルミナの妹は他ならない姉自身の手で殺害されてしまったのである。この一件はエルミナにとって消えることのないトラウマとなり、やがてそれはオルナを実の妹に重ね合わせたことで歪んだ守護願望として表に出てしまったのである。


上記の過去を吟遊詩人リュールゥに暴露されたことで冷静さを失い、ボロボロになりながらもオルナへの守護願望を吐露し続けるも、当のオルナ自身に諭され、ついに戦意喪失。ミノタウロスが討たれ、楽園が崩れ去る末路を見届けた。


王都に平和が訪れたことでやることが無くなってしまったエルミナだが、喜劇を紡ぐことに決めたオルナから王都の防衛と彼女の用心棒を命じられた。用心棒にしたのは、エルミナは目を離すと何をするかわからないという単純な理由だったが、それはつまりいつも一緒にいられることと同じであり、エルミナは喜びながら快諾した。そしてオルナからついに「姉さん」と呼ばれ、二人は晴れて血はつながらなくとも姉妹となったのである。





ちなみに、後にエルミナも知るところとなるが、オルナの正体はアイズに似た容姿の第1王女アリアドネの腹違いの姉である(本名はオルナティア・ラクリオス)。つまりエルミナは図らずも第1王女の姉を自称し続けていたことになる。最も、オルナは自身の正体をアリアドネに明かすつもりは毛頭ないので、この先こじれる心配はないだろう。


関連タグ

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ロキ・ファミリア

アイズ・ヴァレンシュタイン フィン・ディムナ ティオナ・ヒリュテ ロキ(ダンまち)

アマゾネス

ヒッポリュテ:おそらく元ネタ


ケツァルコアトル(小林さんちのメイドラゴン):中の人が同じかつ、ストレートなアプローチでショタキャラを悩ます共通点あり。ちなみにこのアニメは団長の中の人主役を務めている。

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