通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ!
とおりすがりのかめんらいだーだおぼえておけ
仮面ライダーディケイドに変身するときの門矢士の決め台詞。
初出
第3話、門矢士は小野寺ユウスケと共にン・ガミオ・ゼダにやられ変身が解けてしまう。
しかしその後「自分がなぜ戦うのか」を朗々と語り、ゼダに「貴様は何者だ?」と問われ、士がカードをかざしつつ
士「…通りすがりの仮面ライダーだ」
ゼダ「!?」
士「覚えておけ!変身!!」
とやったのが最初。
実際、これほどまでに「ディケイド」という仮面ライダーを的確に表現しているセリフもなく、以後各リ・イマジ世界ごとに「何者だ」と問われてはこのセリフで返して変身、というのが見せ場になった。直後にBGMディケイドが流れるのもお約束。
彼が何者であるかを「覚えておく」ことは彼自身の存在意義にも直結しており、そのためか「電王の世界」のモモタロスに対してだけは「覚えなくていい」と言い放っている。
また「響鬼の世界」では、海東がアスムに士のお株を奪う説教シーンを披露、ついでにこの決め台詞まで見事に丸パクリしてみせた。
『仮面ライダージオウ』に客演した際も、素性を問われた際に「通りすがりの仮面ライダーだ」という台詞で切り返す一幕が何度かあるが、原作のように説教を垂れた後の決め台詞として使ったことはまだない。
また、仮面ライダー50周年記念作『仮面ライダーリバイス』にはメガロドンとディケイドをモチーフにしたメガロドンゲノムという形態があるが、その変身音声に「通りすがりの!ハハハハンター!」と言うボイスが入っている。