概要
佃煮のりおとは、日本の女性漫画家である。新潟県長岡市出身。1993年4月16日生まれ。
現役女子高生時代に『ひめゴト』でプロデビューを飾る。これにより忙しくなるため書店のバイトを辞めようとした際、実際に取扱商品に自分の作品が載っているのに全く信じてもらえずなかなか辞めれなかったらしい。
その後は2017年より白泉社のヤングアニマルにて『双葉さん家の兄弟』連載するも、現在は休載中。
美少女や男の娘のイラストを多く描く。
代表作は男の娘を題材とした4コマ漫画『ひめゴト』で、2014年にアニメ化され、その後の男の娘ブームの火付け役の一端にもなった。
同作はファンも多く、後述の犬山たまきの活動において、同作のファンであった縁から共演へ繋がった人物も多い。
また、同作にて声の出演もしており、この際に小野早稀とたいへん仲が良くなったのだが、当時は髪形や服装がボーイッシュであり、小野がツーショットをネタ投稿したことで小野早稀の彼氏としてネタになっている。
趣味は自撮りで定期的に自身のtwitterへ投稿していた。
ペンネームと同名のPixivユーザーであり、ひめゴトやアイドルマスターシンデレラガールズのイラストを投稿している。デレマス壁ドンシリーズも参照。
同人サークルやインターネット生放送においては、漫画以外にもマルチに活躍しており、YouTuberブームの前から生主をやっていた古の猛者である。
同人CDとして、作詞・歌・カバーイラストを自身で担当したオリジナルミニアルバム『17歳』『TWINS』を頒布。
BLの二次創作同人誌を出していた時代もあったのだが当時はまだあまり売れていなかった……にもかかわらず、そのほとんど売れてない作品を会場で手に入れ持っていた郡道美玲とは後に運命の再会を果たしている。
のりプロ
2018年9月22日より、自身のプロデュースするバーチャルYouTuber犬山たまきがデビュー。
声がそっくりなのは親子だからであり、あくまで別人である。たまきの口からのりお目線の発言が飛び出すこともあるが、親子としてあれもこれも話しているから知ってるのであり、別人である。
この犬山たまきの活動に関連した方向へ仕事を切り替えたため、漫画の連載は再開未定の休載となっており、現在では元漫画家やニートと自らの職業を表現している。
なお、この休載している漫画と連載の座を奪い合った相手である俺太郎氏とは懲役太郎を通し思わぬ形で因縁の再会を果たすこととなる……。
2019年12月5日、犬山たまきの妹及び兄となる新たなバーチャルYouTuberを送り出すプロジェクト「のりプロ」が本格的に始動。
これに伴い現在はバーチャルYouTuberの事務所運営やプロデュースを主な仕事として活動している。
犬山たまき及び1期生4人は自身が作画を行ったが、犬山たまき及びプロデュースに関連した業務で極めて多忙であるため、1期生集合記念グッズや犬山たまき2.0を機に1期生でもある姫咲ゆずるをキャラデザに抜擢、2期生以降も他のイラストレーターを起用と、自身が作画をする機会も減りつつある。
また、当初よりしぐれういをはじめ他のイラストレーターとの交流を重ねる中で、自身は漫画家であるため、1枚絵のイラストレーターとはそもそも描ける絵が違うとも語っていた。
しぐれういとは今でこそよく交流する仲だが、のりおは過去の経験から女性作家に対してトラウマを抱えていたようで最初は絡む気がなかったと後にカミングアウトしている。
なお、のりプロ1期生は全員が佃煮のりおがママにあたる兄弟姉妹設定だが、全員の苗字が違うため、種違いと公称されている。闇が深い。
なおそれぞれの父親は不明だが、佃煮のりお公式セフレである伊東ライフは関係がないもよう。
また、犬山たまきは2.0にて佃煮のりおベース姫咲ゆずる作画に新生したため、現在は犬山たまきは2人のママを持ち、姫咲ゆづるは妹でありママという状態にある。意味がわからない。
結婚5ヶ条
佃煮のりお及び犬山たまきを語る上ではずせない定番ネタとなっていた定型文。その名の通り、のりお・たまき両者共通の結婚してもよい男性の条件であり、5つ全てを満たさなければ妥協は許さない。
お決まりのフレーズのため「詠唱」と称される。
1.顔面が三浦春馬
2.身長180cm以上
3.年収が佃煮のりお以上
4.年齢はプラス5歳まで
5.ママになってくれる男性
なお、三浦春馬の身長は178cmであり本物でもこの条件を満たしていない。
また、学生時代からの付き合いである白雪みしろいわく、のりお目線で三浦春馬に似てると評されるイケメンは、だいたいイケメンではあるが三浦春馬に似てはいないらしい。
犬山たまきのコラボ配信における恋愛トークでの定番ネタとなっており、特に「27歳で結婚する」と豪語するのりおママの27歳の誕生日後はその手の話題の頻度も上がっていた。
しかし、同年7月18日に三浦春馬が急逝。現在でも三浦春馬のファンであり、また顔が似た男性が好みであることに変わりはないが、故人の名を含むネタは不謹慎ととられかねないため、彼の死後はこのネタは控えられている。
このネタのために同日のTwitterには大量にこの訃報に関するリプライがついており、そのような状況下で犬山たまきの配信をしても、故人への言及を求めるコメント欄となり暗い空気になることが予想されたため、世間が落ち着くまで一時的に犬山たまきの活動を休止させた。
なお、後に仮にこの5ヶ条を満たしても、結婚はした上で普段は別居を希望しているといったさらなる追加事項が発覚。理想は同じタワマンのお隣。
また、仮に満たした人物を見つけ結婚を決意しても、愛宮みるくが100の問答にてのりおとの結婚を認めるかどうか立ちふさがるもよう。
本当に結婚する気はあるのか?というくらい、条件と壁が高すぎるとネタにされていた。
……が、2021年4月16日(28歳の誕生日)、会社経営者の男性と入籍した事を発表した。おめでとう!
なお、実際に結婚していたのはこの日よりもそこそこ前であり、誕生日に合わせること、結婚しても仕事に変化は無いと示すことといった理由から、意図してすぐには発表しなかったという。
ちなみにマジでイケメンらしい(因幡はねる談)。
同日の結婚報告配信ではお相手のことも話題に挙げられたが、夫NGが多いため語れることは少ない様子。
「仕事をしすぎると怒られる」等のエピソードが語られたが、これはあまりにものりおが多忙でワーカーホリックじみている様子を気遣ってのものであり、活動自体にはよくわからないお仕事と思いつつも理解は示してくれているらしい。仕事に反対はしないが働きすぎは咎める、まさしくママである。
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