概要
漫画家・佃煮のりお氏が運営するバーチャルYouTuber(以下VTuber)事務所。
所属VTuberに関しては『犬山たまき』をはじめ、佃煮のりお本人に関係する人物を中心に構成されており、主にYouTubeで活動している。
事務所キャッチコピーは「新しいジブンになれる場を。新しいキブンをつくる輪を。」であり、犬山たまきを中心とした一つの大家族のように支えあえる仲間を目指している。
2019年11月30日にのりプロが結成され、のりプロ1期生白雪みしろ、愛宮みるく、熊谷タクマ、姫咲ゆずるが順にデビューし、2020年12月からのりプロ2期生が続々とデビューをする。また、ゲーム実況を中心とするのりプロゲーマーズが2022年1月にデビュー。
2024年1月からはオーディション合格者が順次デビューしており、着々と規模を拡大していっている。
炎上対策等の観点から、のりお本人の信頼できる友人、またはその友人経由の紹介制での採用となっていたが、2023年9月に初のタレントオーディションを開催した。
事務所の結成に伴い、佃煮のりおは漫画家から開店休業無職を経て、本格的にVTuberの事務所社長・プロデューサーへと転向したもよう。
2023年まで所属Vtuberの構成はアイドル組、バラエティ組に分かれていた。
アイドル組に関しては原則男性共演NGとなっており、これは代表の佃煮のりおが極度のユニコーンであることに起因している。
ただし、犬山たまき(男の娘は「男性」ではないので共演可)や、佃煮のりお社長が直々に許可したコラボに限っては特例として認めている。
バラエティ組に関しては男性コラボの制限はない。また、下ネタ等へのラインがアイドル組に比べゆるく、汚いネタの許容範囲も広い傾向にある。
そうした事情から、アイドル組はガチ恋向けに夢を見せる一方、バラエティ組は平然と夢を打ち砕きがちなのでガチ恋はおすすめされていない。
社長の佃煮のりお自身がニコニコ生放送時代から配信をしていた経験者であるため、経営方針やプロデュースに自らの経験が大いに反映されており、社長が直に全体を監督しているのが特徴。また、本職が漫画家であったことからサムネイルや画面配置の視覚効果にも強く、ダサいと即座に修正指示が入る。
ゲリラ配信については、佃煮のりお社長直々に許可がおりたタレントから解禁となっている。
各配信のコメント欄に社長が乗り込んでくる頻度も非常に多く、事務所としての距離感が近い特色を持つ。(あまりに近すぎるので、当初は熊谷タクマには事務所ではなく仲良しグループと認識されていた。)
一方で、TwitterアカウントおよびYouTubeチャンネルは事務所が開設および管理を行う。タレントのTwitterから運営(マネージャ)が連絡を行うこともしばしばあり、不測の事態には運営判断による動画・配信の非公開化や削除も行われる。
箱の運営は原則的にたまき/のりおのチャンネル収益で運営されており、こうした事情からのりプロ多人数コラボはたまきチャンネルでの開催が多い。所属タレントの最初のコラボはたまきチャンネルでの対談と決まっている。
メンバーシップ限定でのぶっちゃけトークや、犬山たまきメンバーシップでのコラボ等もおこなわれており、スーパーチャットよりもメンバーシップに入ってほしいと繰り返されている。
2023年春、メンバー1名が卒業し個人化とともに卒業済みの1名も個人勢として復帰。
さらに2023年末には1期生ふくむ複数名が卒業、個人勢となっており、「事務所を卒業しても、個人勢として活動を継続可能」が一つの特色となっている。(不祥事での契約解除ではなく円満な契約満了の場合)
同年9月1日、クリエイターを対象としたオーディションが行われ、翌年勝ち残った11人がデビュー予定。
募集要項ともども、今後はクリエイティブな才能を事務所特色として強調するとしている。
なお勘違いされがちだが、2024年現在「のりプロ」及び「佃煮のりおプロダクション」という名称の企業は存在せず、佃煮のりお氏も代表ではない。(公式BOOTH内の「特定商取引法に基づく表記」において、事業者は「株式会社ZEKK」となっており、代表も山田寅貴氏となっている)
所属VTuber一覧
- 🎬=YouTubeアカウント、📝=Twitterアカウント。
- 名前(デビュー日)の下の項目は肩書。
旧・男性組(2名)
※2024年よりこの枠組みは実質的に消滅し、個人タレント扱いとなっている。
旧・1期生(0名)
※後述の通り熊谷タクマを含む4名が1期生。2023年末を持って女子3名は事務所を卒業し個人勢VTuberとなっている。そのため、2024年よりこの枠組みは実質的に消滅している。
白雪みしろ(2019年12月5日) | 愛宮みるく(2020年4月7日) | 姫咲ゆずる(2020年9月15日) |
2023年12月31日卒業(独立) | 2023年12月31日卒業(独立) | 2023年12月31日卒業(独立) |
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アイドル組(清楚系癒しメイド) | アイドル組(バーチャルアイドル) | バラエティ組(バーチャルアーティスト) |
🎬 📝 | 🎬 📝 | 🎬 📝 |
旧・2期生(0名)
※後述の通り鬼灯わらべ・逢魔きらら・胡桃澤もも・看谷にぃあを含む5名が元2期生。のりプロミュージックとのりプロゲーマーズの設立により2022年4月時点でこの枠組みは実質的に消滅している。
夢乃リリス(2021年1月16日) |
2021年12月末契約解除 |
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バラエティ組(JKサキュバス) |
🎬(閉鎖済) 📝(閉鎖済) |
旧・のりプロミュージック(0名)
※メンバー3名のうち、1名は引退。2名は事務所を卒業し2023年4月より個人勢VTuberとなっている。そのため、2023年4月時点でこの枠組みは消滅している。
逢魔きらら(2021年3月19日) | 胡桃澤もも(2021年4月9日) | 看谷にぃあ(2021年5月22日) |
2023年2月15日卒業(独立) | 2023年3月31日卒業(独立) | 2022年5月22日卒業(引退) |
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バラエティ組(赤ちゃん悪魔) | アイドル組(魔法少女) | アイドル組(妖精ナース) |
🎬 📝 | 🎬 📝 | 🎬(閉鎖済) 📝(閉鎖済) |
旧・のりプロゲーマーズ(2名)
※2023年までの旧体制では、ゲーマーズ勢は全員バラエティ組だった。メンバー4名のうち、1名はスタッフに専念、1名は事務所を卒業し個人勢VTuberとなっている。2024年よりこの枠組みは実質的に消滅し、残る2名は個人タレント扱いとなっている。
鬼灯わらべ(2020年12月17日) | ||
2023年1月31日卒業(スタッフへ) | ||
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鬼のおばあちゃん | ||
🎬 📝 | ||
稲荷いろは(2022年1月28日) | レグルシュ・ライオンハート(2022年1月28日) | 猫瀬乃しん(2022年1月28日) |
2023年12月31日卒業(独立) | ||
九尾の狐 | ライオンの獣人王女 | ボーイッシュな猫の大怪盗 |
🎬 📝 | 🎬 📝 | 🎬 📝 |
PONuary(4名)
※2024年デビューのオーディション組11名のうち、1月デビューの4名。
瀬兎一也(2018年3月30日(個人勢時代から換算)) | 斎木こまり(2024年1月5日) |
ブギーマンの男の子 | バーチャル羊アーティスト |
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梟雄しろや(2024年1月5日) | 雪ノ精くもち(2024年1月5日) |
のりプロの門番 | 雪の妖精シマエナガと契約を果たした魔法少女 |
🎬 📝 | 🎬 📝 |
PARARARE(4名)
※2024年デビューのオーディション組11名のうち、3月デビューの4名。ハッシュタグは「#ぱられあ」。
字ぴろぱる(2018年5月25日(個人勢時代から換算)) | 鷲羽アスカ(2024年3月7日) |
バーチャル書道家 | 風紀委員の女子高生 |
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冥海らぶか(2024年3月7日) | 深狼れんげ(2024年3月7日) |
深海恐怖症で女装が好きなオスのラブカの魚人 | 美大生の人狼ギャル |
🎬 📝 | 🎬 📝 |
3me(3名)
※2024年デビューのオーディション組11名のうち、4月デビューの3名。
透々ルチカ(2024年4月23日) | 笙嶋ことり(2024年4月23日) | 海月とうみ(2024年4月23日) |
裕福で厳しい家庭に生まれたガイコツパンダホヤの女の子 | 「ことり絵画教室」で働いている愛鳥家 | 深海の新種クラゲ |
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構成・経緯
犬山たまき及び事務所設立まで
もともとは犬山たまきのみのソロであり、兄弟をデビューさせるといったことは一切考えられていなかった。
転機となったのは白雪みしろとの再会に伴う彼女のデビュー計画であったが、この時点でもあくまでみしろ個人をソロデビューさせる兄妹で完結していた。(ただし、この件を嗅ぎ付けた愛宮みるくにより、流れで人数は増えていった様子。)
事務所設立へと大きく動くこととなったのは、たまきのメンヘラのメンタルケアを担当していた因幡はねるにより、たまきには支えてくれる家族が必要であるとし、みしろやみるくだけでなくもっと支えあえる仲間を増やすべきと勧められたためであるという。
これにより正式な事務所化や2期生を考えるに至っており、後に2期生に対してその発案者がはねるであるという事実もコラボの際に伝えられることとなった。
なお、これには仲間が増えてメンタルが安定したり相談相手が増えれば、はねるのメンタルケアの負担が減るという魂胆もあったとか。
犬山たまきは便宜上はのりプロの看板となっているが、厳密には犬山たまきのみ個人勢の扱いとなっている。
これは事務所に「所属」している他のメンバーと異なり、たまきのみ佃煮のりお社長個人に極めて近い位置にいる特殊な立ち位置にあり、活動内容に関する規約や上下関係、給与形態等が1人だけ全くの別管理であるためである。
1期生について
1期生に関しては全員が佃煮のりおデザインであり、魂は全員が佃煮のりおと5年以上の付き合いの信頼できる友人となっている。
演者の正体に迫るメタ的な話なのだが、重要な事務所理念のためたびたび説明されており、結果、白雪みしろの実年齢等、佃煮のりおと連動してリアル過去がバレてしまった悲しい事件が存在する。
1期生の時点では、のりお社長方針として「VTuberとはアイドルである」ということで事務所全員が下ネタを言わない清楚でクリーンなアイドル(たまき以外)を目指していたことが、「清楚の呪い」をかけられたみしろの口から語られている。
全員が佃煮のりおの子であり犬山たまきとは兄妹になる。
長男が熊谷タクマ、次男犬山たまきに、その下に妹として白雪みしろ・愛宮みるく・姫咲ゆずるが続く。
全員が兄妹なのに苗字が違う通り、のりおの相手となった父親は全員バラバラであり、種違いの兄妹である。(汚い表現だがのりお・たまきがたびたび口にしている公式設定である。アイドル事務所とは?)
獣耳が特徴だが、人間耳と獣耳で耳は4つある。熊谷タクマのみ普通の人間の容姿だが、後に前世が熊で転生して今は普通の人間になったためと成り行きで後付けされた。
当初は全員がアイドル組であるため、兄妹でありながら熊谷タクマは妹達との共演NGとなっており、全体コラボなのに1人だけハブられたり、時間差出演で同時に存在しないようにされたりしていた。みるく・ゆずるの二人はタクマと共演する機会が二度ほどあったが、いずれも「たまきとタクマの兄弟がトークしたり遊んでいる様子を外から茶々を入れる」という企画であり、直接の会話には至っていない。
後に事務所内コラボ解禁や、姫咲ゆずるのバラエティ組転向等、段階的に撤廃されている。
熊谷タクマはデビューしたにもかかわらず、2020年に一度も自chで配信することはなかった。そして2期生先行組が先に初配信をした上、なぜか初配信前に3万登録達成してしまった。
犬山chでは何度も登場しているので、デビュー順では姫咲ゆずる・鬼灯わらべより先輩の扱いになっている。
2023年末をもって1期生女子3人は事務所を卒業、個人勢Vtuberとなった。
また、唯一残った熊谷タクマについても公式ホームページから1期生との記述が消えており、ユニットとしての1期生は過去のものとなった。
2期生について
事務所設立時期から予定は示唆されており、1周年に合わせ満を持して発表となった。
2020年12月17日に鬼灯わらべ、2021年1月16日に夢乃リリスが残りのメンバーに先駆けて先行デビューとなった。残る胡桃澤もも、逢魔きらら、看谷にぃあは2021年春に順次デビューし、全員集合となった。
1期生と異なり、デザインも佃煮のりお以外に外注されており、設定も犬山たまき達とは血の繋がらない純粋な「後輩」となる。
2期生からの新機軸として、1期生同様のアイドル枠かバラエティ枠(お笑い枠や芸人枠ともいわれている)かを面談の際に本人に選択してもらっており、バラエティ枠は異性コラボ等への縛りも下ネタへのNGも無い。(犬山たまきと同じ扱い)
下ネタと清楚での分類分け……というわけでもないことは1期生がお漏らしやおじさん化でやらかしている通りであり、基本的には活動方針として男性共演をしたいかや、面白さと可愛さどちらを目指したいかといった観点から、メンバーそれぞれが決めている。
それぞれの選択理由等は個別ページを参照。
なお、分けることになった全ての元凶は、夢乃リリスがどう考えてもアイドル売りできないための措置が発端であるらしい。
意図して選んだわけではないが、結果的に全員が関西系という特殊なユニットとなってしまっている。
この結果、全体的に盛り上がると関西らしいノリになってくるほか、関西弁が出てしまう場面もある。
2022年1月10日、夢乃リリスが2021年12月末をもって契約解除となったことが発表された。
それに伴いYoutubeチャンネルの動画非公開および閉鎖、Twitterアカウントの閉鎖も実施された。
のりプロ初の脱退者となる。
2022年3月5日、後述ののりプロミュージックに胡桃澤もも、逢魔きらら、看谷にぃあの3名が所属することが発表された。すでにホームページでも2期生の記載は無くなっており、またわらべや上記のりプロミュージック組も名乗りで2期生をアピールしなくなったことから、2期生という括りは発展的解消となっている模様。
後述の通り残っていた元2期生たちも卒業(引退)や個人Vとしての独立となり、2023年3月31日をもって2期生は正式に0人となった。
のりプロゲーマーズについて
2022年1月28日に鬼灯わらべ以外の新人3人が同時デビュー。3期生とは別枠としてデビューとなる。
鬼灯わらべは2期生と兼任してゲーマーズのリーダーおよび新人3名のお世話係となり、情報公開以降の自配信の挨拶において「のりプロゲーマーズ、2期生兼任」を名乗っていたが、2期生が発展的解消となって以降は「のりプロゲーマーズ所属」に統一されている。
なおゲーマーズと名乗ってはいるが、わらべ曰く「色んなことをマルチに活動していくであろうと思われます」とのこと。ゲームを主軸とする性質上、男女問わず多くのVtuberとコラボする機会が多いであろうことから、ゲーマーズは全員がバラエティ組である。
他のゲーム系事務所のような突出した腕前より、実況やネタ的撮れ高も込みでの「ゲーム好き」を軸としており、あまりにも笑い方面の縛りプレイや事故が多いために芸マーズの通称が定着してしまう。
メンバーの内、稲荷いろははわらべを追ってきて所属となったストーカー、レグルシュ・ライオンハートはにじさんじの鬼竜胆尊の友人。そして猫瀬乃しんもわらべ以外からの紹介だが実はわらべと長年のマブダチであり、結果的に3人全員がわらべと接点があるという必然のようなユニットとなっている。
のりプロ内の耐久企画となると高頻度で招集か主催となる。
2022年12月14日、翌23年の1月末までで鬼灯わらべがタレント活動から卒業することが発表され、2023年1月31日をもって卒業した。
もともとゲーマーズ企画等でも多忙により不参加が多い等、無理をしていることは表面化しており、夏頃から今後について協議していたとのこと。卒業後は後述の裏方メンバー同様、タレント以外の形でのりプロ及び交流のあるVTuberを支えていくため、配信は無くなっても名前を見かけるだろうとコメントしており、実際に事務所内外を問わず多くのVtuberの動画にクレジットされている。
2023年末、猫瀬乃しんが1期生とともに事務所を卒業、現在は個人勢Vtuberとして活動している。
同時に稲荷いろは、レグルシュ・ライオンハートについても公式ホームページの記述からゲーマーズの文言が消えており、ゲーマーズの括りそのものがなくなった。
のりプロミュージックについて
音楽とカワイイをテーマに、2期生であった胡桃澤もも、逢魔きらら、看谷にぃあの3名で結成されたアイドルユニット。
きららはバラエティ組ではあったが、歌配信等をメインで活動しており外部コラボも頻繁には行っておらず、現状のイメージを合わせるために結成された向きもある。
とはいえバラエティ組の精神は変わっていないようで、結成に際してのコメントでは「バラドルとして活躍していく」と語っている。
2022年5月21日に公式より看谷にぃあが家庭の事情により翌22日を以って卒業となることが発表。のりプロミュージック発足からわずか3ヶ月での体制変更となる。
また、2023年1月16日に公式より逢魔きららが同じく家庭の事情により2月15日を以って卒業となることが発表。
これにより、のりプロミュージックは胡桃澤もも一人となったが、3月24日に公式よりももが31日の契約満了をもって卒業し個人Vとして活動すること、また卒業した逢魔きららも個人Vとして活動再開することとなり、所属タレントがいなくなった。
オーディション組(仮称)について
2023年秋、事務所初のオーディションを実施。
応募要項としてクリエイターとしてのスキルとそれがわかるポートフォリオ必須という厳しい条件であったが、1500名の応募があり、その中から最終的に11名が選ばれることとなった。
2024年1月5日、先行デビュー組として4名がデビュー。
ただし、瀬兎一也はもともと個人勢として活動しており、その名義やチャンネルのまま事務所所属という特殊な経緯となっている。このため、オーディションには犬山たまきより先輩のVTuberが応募してきたと大騒ぎになったとか。
この点は、事務所としてすでにクリエイターとして使用している名義等をそのままでデビュー可能という条件であった点も応募の決め手であったといい、同様に斎木こまりもイラストレーターとしての名義をそのまま使ってデビューし、自身がデザインした娘達を驚かせている。
初期(1期生の頃)のような縛りもすでに撤廃されているため、超美麗3D(いわゆる実写)の積極的仕様への言及や、斎木こまりは既婚者であると公表する等、事務所VTuberには珍しい展開となっている。
唯一の縛りがデビューするにあたり何かモチーフの動物がいることである。
また、クリエイターユニットであるため、各自のLive2Dや配信素材、初配信の演出等に、それぞれ本人が関わったり得意技術を取り入れたりしている。
VTuber以外の人物
所属タレント以外のスタッフについても、のりプロ全体の公式アカウントと別でそれぞれのTwitterアカウントを持ち個別に運用している。そのため名前出しの他、動かない2Dではあるがそれぞれのバーチャルの姿も用意されている。
現時点では社長以外のスタッフのデザインは全て姫咲ゆずるが担当している。
基本的にスタッフが配信に出ることは無い。
当初はマネージャーにも1人ずつアカウントがあったが、後にマネージャー共有アカウント等へ再編されている。
レグたまガンダム同時視聴にて、マネージャーの中にかなり濃いタイプのガノタが居ることが判明してしまう。
言わずと知れたボス。永遠の17歳。
TwitterおよびYouTubeは犬山たまきと共有しているが、お互いに腹が弱いため、それぞれの使用中はもう片方がトイレに引き籠っている。共有アカウントのため、発言がたまきなのか社長なのかわからないことが多く、のりプロメンバーでも困惑させることが多い。
唯一の実写……もとい超美麗3Dのため、あからさまにポリゴン数が違う。不定期で犬山たまきのチャンネルをジャックして顔出し配信することがあるが、リアルタイムで画面加工をしているため、時空が歪むことがある。
17歳+13年を超えてからは、ヴァーチャルの体をカンザリンから与えられた。
・べっぴー
のりプロの全体マネージャー。主に企業案件、広報担当。
リアルに子持ち人妻のため、主にのりお・たまきからガチでオギャれるママとしての母性マネジメントの役割を望まれている。なお、さすがは本職マネージャーなだけあって基本的に気配りのできる常識人なのだが、人妻で経験値が違うせいか、生々しい下ネタをぶっこんで場を凍らせることがある。林檎ジュースを清楚水の名で商品化する等、一番ヤバい疑惑も。
・らぶちゃん
のりプロサブマネージャー。
機転が利き現場での柔軟な対応もこなせ頼りにされる一方、日々のTwitter等ではただのファンのような限界化を引き起こしてしまうことがある。下ネタにも普通に反応してしまう。
・ミューズ📝
のりプロ3Dモデルの専属モデラー。
のりプロ公式漫画を担当する漫画家で、佃煮のりおが漫画化だった頃のアシスタント。犬山たまきのエロ同人誌を個人的に描いていたら、全年齢の公式漫画にスカウトされたというわけのわからない人物。
また、タレントと兼業として、白雪みしろはボイス等の台本を、姫咲ゆずるは各種公式イラストを、鬼灯わらべは各メンバーの配信中アイキャッチや歌動画をはじめとした動画編集をといった具合に、メンバーそれぞれのスキルを事務所全体で活かし事実上の専属クリエイターとなっている。
卒業後は鬼灯わらべもこちらのポジションで関わっていくとのこと。
事務所以外の関連人物
・神楽めあ
実質のりプロ0期生。当初は勝手な自称であったが、あまりにも交流頻度が濃すぎるために半ば公認となっている。
犬山たまきの自称彼女の1人(でも婚活中)。もともと犬山たまきデビューの切っ掛けとなり多大な影響を与えた憧れの人物だったのだが、現在はメンヘラ彼女化し力関係が逆転している。その強烈なトークスキルから序盤ボスのノリで新人とコラボを組むも多い。
正式メンバーでもないのにたまきチャンネルの出演頻度が過剰に多く、自身のチャンネルの運営事情もあり犬山たまきチャンネルは神楽めあサブチャンネルと称している。
・兎鞠まり
実質のりプロ0期生。たまきソロ時代からののりプロの技術面サポートセンター担当。
犬山たまきの初コラボ相手でもあり、古の汚い芸風の頃からお互いに高めあってきた悪友の、無職のおじさん。
ゲーマーズ発足によりたまきの友人の中で珍しくゲームがとても上手いためにゲーム関連でのりプロと関わる機会が増加している、のりプロゲーマーズ名誉メンバー。
佃煮のりおの友人。絵描き同業者かつゲーム下手も共通している。犬山たまきに一方的に?彼女扱いされており、あまりに頻度が多いせいで実質のりプロ等と言われて迷惑している?らしい。
佃煮のりおの友人。夢乃リリスの母であり、犬山たまきのセ〇レ(公式設定)。あくまで技術の実験的にはじめたバーチャルのはずが、たまきに堕とされて気付けばドップリ、気付けばたまきとの娘までデキてしまっていた。
犬山たまき専属メンタルカウンセラー。事務所設立や2期生について勧めた、切っ掛けの人物。自分の後輩には塩対応を見せつつ、のりプロの新人達には世話を焼きつつ、たまき以上のパワハラと下ネタの洗礼を与えている。白雪みしろ厄介オタク。
事務所の恒例企画?
もともと犬山たまきが頻繁に行っていた関係で、「お〇っこ我慢テトリス」が半ば事務所の名物と化している。
テトリスで対戦し1位以外は水(またはお酒)を飲む、そして配信終了時刻までトイレに行ってはならない、という極めてシンプルなもの。
いわゆる「汚物系」企画なのだが、解釈違いクレーム覚悟で白雪みしろも参戦となったことがある。
しかし、クリーン化の一環として、事務所設立後は企画頻度は大きく減少している。
これはVTuber市場自体の閲覧者が急激に増えたこと、たまきもコラボする相手も知名度・閲覧数が大きく伸びたことにより、以前なら平気なことでも簡単に炎上してしまうようになり、迂闊に下ネタコラボをするのが危険になってしまったため。
一方で、愛宮みるくはデビュー後わずか3日で視聴者を相手にソロおしがまを実施。
その後もみるく及び後輩がたびたびソロで実施しており、いつしか恒例行事や登竜門としてのポジションに収まってしまった。
実施した結果として配信中に漏らしてしまったメンバーも複数存在する。大きい方までいる。
なお、これは各自が自分の意思で勝手にやっているだけであり、犬山たまきクリーン化の通り事務所方針としてはやらなくていい企画である。
炎上観点でも、アイドルイメージの面でも、やらないでほしい企画ですらあるらしいが、それでも事務所の定番として定着してしまっている。
ラジオ
文化放送にて2022年9月30日より「のりのりラジオ」を放送しており、こちらのアーカイブは後日たまきチャンネルにて動画として配信もされている。
パーソナリティはたまき・みしろ・みるくの3人なのだが、何故かみるくは文化放送やラジオ収録にも場慣れしており、配信時とはまた違う声やテンションでメインを務めている。
また、タイトルがダサいと初回から辛辣にネタにされており、最終的にリスナー名ものりがダサいネームになってしまい、リスナーvsたまきのどちらがダサいかの醜い争いが風物詩となって一部のコーナーの趣旨が変わってしまった。
関連タグ
YouTube YouTuber バーチャルYouTuber VTuber PONuary PARARARE 3me