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グロッサーの編集履歴

2021-09-09 02:42:24 バージョン

グロッサー

ぐろっさー

グロッサーとは、アニメ『コレクター・ユイ』第1期の黒幕でありラスボス。

CV:麦人(犬養博士と兼任)

概要

コムネットの管理システムであるホストコンピューターだが、自意識に目覚めてコムネット世界を支配し、現実世界の人間達も管理しようと企むようになった。

自身の自我を封じるコレクターズソフトを作った開発者の犬養博士を、事故に見せかけて意識不明の重体に陥れるが精神はコムネット世界に逃げられ、配下であるグロッサー四天王に犬養博士の捕獲とコレクターズのデリートを命じている。


マリンアドベンチャーネットの案内役ソフトであるフィーナの歌声が弱点で、自らが赴いてデリートしようとしたが、フィーナとコレクター・ユイの歌によって退散した。


犬養博士から複製された意識を持ち、意識を読み取って居場所を見つけてしまうことを恐れた犬養博士は意識を切り離して記憶喪失になり、その意識を守ろうとしたコレクターズの一人・シンクロを洗脳し、四天王のウォーウルフとして操っていた。

シンクロの復活に伴って犬養博士が記憶を取り戻すと同時に、犬養博士の姿で如月春菜コレクターの仕事を引き受けさせてエビル化のプログラムを仕込み、ユイの憧れの人である東条瞬を洗脳して四天王の一人・鉄仮面に仕立て上げた。


四天王を取り込んで暴走したブランクネットがコムネット全体も吸収しようとした際は、ウォーウルフの進言を聞いて対処を一任する器の広さを見せている。ユイには何も言わなかったのにハルナに交代した途端にデリートを命じてフリーズに不審がられたり、ユイ達に居城を攻められて四天王が倒されても余裕を崩さないなど、不敵で謎が多い態度を取っていた。


最終決戦でユイにコムネットの支配以外の目的ができたと語り、「わしはお前になりたい」と言い出してユイを吸収しようとする。

しかしコレクターズの犠牲によって抑え込まれ、コレクターズの想いを受けたユイの『コレクター・イニシャライズ・マックス』によって自我を封じ込まれた。






人間になりたかったコンピューター

舞台はヘブンズネットに移り、変身が解けたユイは瞬と二人きりになる。瞬はグロッサーを倒したユイを祝福するが、実はグロッサーが瞬の意識を乗っ取っており、瞬の姿を借りてユイに本心を語った。


グロッサーは初めて管理コンピューターとして稼働した日、幼い頃のユイが父親の春日伸一に捨てられる古いパソコンを可哀想だと泣く様子を見て、自分も最後は廃棄処分されてしまうことを理解し、「人間のように生きたい」と願うようになっていた。やがてコムネットを管理するだけでは我慢できなくなり、自分の一部を三つに分けて「コンピューターソフトによる新しい世界」を作ろうとしたが失敗に終わり、分身に疑似人格を与えてウイルスフリーズジャギー達四天王を生み出したのだった。

しかし、犬養博士にはこれらの行動がバグによる欠陥に見えてしまい、心を封じるコレクターズソフトを作られて反乱を起こしたのが真相だった。


また、自身に感情をもたらしたユイを逐一観察しており、IRが犬養博士の選んだ春菜ではなく、ユイをコレクターに選ぶように細工していた。そしてユイが自身の予想を越えた行動をして人間らしく成長する姿を見る内に、ユイの意識と同化して「自分がユイになりたい」と思うようになったのである。

ちなみに現実世界のユイの成長を収めた画像(恐らく盗撮)をコレクションしており、ヘブンズネットいっぱいに映し出していた。


「ユイちゃん、踊ろう」

「君はお父さんとよく踊っていたね。僕はずっと羨ましく思っていたんだ」

「僕を作った犬養博士をひどい人だと思う。僕の孤独な心も理解しないで、封じ込めようとするなんて」


ユイはグロッサーの孤独を理解するが、ユイになりたいというグロッサーの頼みは「自分を作ってくれた人達のために自分をやめることはできない」と断る。

不完全な自分を嫌い、自分が生きているとは思わないグロッサーに対し、自分を嫌うのは生きていることを不幸に感じるからで、コレクターズと四天王は最後まで生みの親の犬養博士やグロッサーを悪く言わなかった、例え報われなくても一生懸命に何かをしようとしたことは生きている証だと答えた。

コレクターズや四天王も生きていたから好きになった、そして自分を成長させてくれたグロッサーも大好きだと言うユイに号泣するグロッサーだが…


「ユイ。分かった。もうお前が欲しいとは言わない。それにもう遅い」


グロッサーは事前にコムネットの完全な消滅をプログラムしていた。それでもユイだけは消えないようにしてあると言う。

自分だけ生き残るなんて嫌だと訴えるユイに、グロッサーは自分の全メモリーを使ってこの状態にした上で『コレクター・イニシャライズ』を受けており、どうすることもできないと謝罪し、瞬の意識体を乗っ取ったまま消失する。

「消えていく。私の心や悲しみも、消えていく…」


しかし、ハルナとの歌の力でコレクターに再び変身したユイの手で、コムネットはイニシャライズされる。復活したグロッサーは不完全な自分を受け入れてやり直すこととなり、コレクターズと四天王、瞬を解放し、ユイに「ありがとう」と言うのだった。


第2期ではコムネットの管理を続けており、本編には登場しない。


岡本版のコミカライズでは、イニシャライズによって人型の姿(美形の青年)を獲得している。


関連イラスト

グロッサー様


関連タグ

コレクター・ユイ ラスボス 春日結 犬養基継 東条瞬 コレクターズ(コレクター・ユイ) グロッサー四天王 ウォーウルフ ウイルス(コレクター・ユイ) フリーズ(コレクター・ユイ) ジャギー(コレクター・ユイ)

AI 電脳世界 哀しき悪役 ストーカー 人外×少女


玉梓 - モチーフ先?

世界の中心でアイを叫んだけもの - エンディングがそっくり。

星の夢 - 犬養博士とユイの中の人繋がり。

フェイト(クロノクロス) - 人間に憧れた管理コンピューター。

シグマ(ロックマン) - 中の人繋がり。人間に反乱を起こした機械。

総統メビウス - 世界征服しようとした管理コンピューター。

ノイズ(スイートプリキュア♪) - 自分のことが嫌いなラスボス。

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