概要
ブルックリン・SV-1/デロリアン・DMC-12/マツダ・AZ-1/スズキ・CARAなどに見られるような、水平方向に跳ね上げるタイプのドア。
市販車で初めて採用したのは、メルセデス・ベンツの300SLである。
類似のデザイン
ランボルギーニやスポコンカスタムで見られる、垂直方向に跳ね上げるタイプのものは「シザーズ・ドア」と呼ばれる。
トヨタ・セラ、エンツォフェラーリ、マクラーレン・F1などに採用された、Aピラーを軸として斜め上方向に跳ね上げるタイプは、「バタフライ・ドア」と呼ばれる。
2000年代初期にスポコンカスタムが流行した際、不勉強なメディアがこぞってこれらをガルウィングとして紹介し、「上下に開くドアはすべてガルウィング・ドア」という誤った知識が広まる原因となった。
もしかして
前述した"誤用としてのガルウィング"から生まれた呼称。彼女がおじぎをする際、頭を下げた勢いで腕が高く上がる様子がシザーズ・ドアを開ける様子に似ていることに由来する。
pixivではこちらの意味で使われることが多い。