ナーベラル・ガンマ
なーべらるがんま
CV:沼倉愛美
ステータス
基本レベル | 63 |
---|---|
役職 | ナザリック地下大墳墓 戦闘メイド |
住居 | 第九階層の使用人室のひとつ |
属性 | カルマ値:-400(邪悪) |
種族レベル | 二重の影(ドッペルゲンガー)Lv1 |
職業レベル | ファイターLv1、ウォー・ウィザードLv10、エレメンタリスト(エア)Lv10など |
二つ名 | まん丸卵の戦闘メイド |
創造主 | 弐式炎雷 |
概要
ナザリックの戦闘メイド「プレアデス」の一員であり、魔法職を修めているが、剣を装備可能など他のメンバー程ではないものの直接戦闘が可能であり、基本レベルはプレアデスの中で最も高い。
常に人間とほぼ変わりない姿を取る事ができるため、アインズの扮する「モモン」と共に、冒険者「ナーベ」として人間の街で行動する事になる。
ちなみにWEB版ではアインズに代わり、ナーベラルが冒険者「モモン」として単独で活動している時期がある。
人物像
人間を無価値な存在と断じて頭から見下しており、人間に対する友好度は極めて低く、またお淑やかそうな見た目に反して短気かつ毒舌家。人間への蔑視度合は姉妹の中でも特に強く、「下等生物」という言葉に「ナメクジ」や「ウジムシ」などのルビを振って呼ぶ。
モモンの目の届いていない所に至っては、容赦なくスリの手を潰したり、ナンパしただけの男が大泣きしてモモンに助けを求めて来るまで叩きのめしたりしている。
こうした性格や言動から余計な諍いを振りまきがちで、度々モモンに注意を受けているが一向に直らず、更にプレアデス特有の並外れた美貌のせいで、美姫と謳われる程多くの男を虜にしてしまい、そのせいで上記の様なトラブルが何度も招かれるという悪循環にモモンは「ルプスレギナにすれば良かったか?」と後悔した事もあったが、あちらは確かに目の届く範囲にいれば社交的に振る舞ってはくれるが、別行動になって目を離してしまった際に余計な事をしでかしかねないため、結局は頭を抱える事になりかねないのは変わりないであろう。
そんな彼女ではあるが、書籍版8巻においてモモンの命令でエンリに接触した際、ナーベの美貌に目を奪われたエンリが思わず漏らした「ルプスレギナさんと同じくらいに綺麗」という言葉に対し、身内を褒められたのが嬉しかったのか、素直に「…ありがとう」と礼を述べている。
階層守護者のコキュートスとは、自身の創造主の弐式炎雷が彼の創造主の武人建御雷が親友同士だった関係で二人だけになるとノリが良く、普段の二人のイメージからは想像出来ない行動を取ったりもするらしい。
強さ
クラス構成は種族を捨てて魔法攻撃に特化した純粋な魔力系魔法詠唱者で、本気になれば基本レベルに見合わない第八位階までの攻撃魔法を行使でき、その火力はプレアデス随一。
雷系の攻撃魔法を得意としており、《龍雷(ドラゴン・ライトニング)》などを多用する。
『ファイター』の近接職クラスをレベル1のみ取得しているため、ある程度の接近戦もこなす事が可能であり、《転移》や《飛行》の魔法を駆使して不用意に接近した相手の意表を突く事もある(この戦法は、彼女の創造主である弐式炎雷が得意としていた戦闘スタイルでもある)。
また、飛行魔法で飛び回りながら攻撃魔法を撃つ事も可能で、同じ戦法で戦うイビルアイが止まっていないと撃てないのに対し、ナーベラルは移動中でも普通に撃てる。
一応ドッペルゲンガーではあるが、職業クラスに偏ったビルド故にレベル1のみと殆ど機能しておらず、変身可能な姿も基本形態として設定された普段の美女の姿のみ。
そのため、他のプレアデス達の様に種族特性を活かした行動は不可能となっている。
さすがに階層守護者には遠く及ばないものの、転移後の世界においては最上位クラスの強者に位置し、互角以上に戦える者は現状片手で足りる程しか存在していない。
なお、「冒険者ナーベ」として行動している間は意識的に第三位階までの魔法しか使わない様にしているが、ステータスは変わらないのでその威力は転移後の世界の住人が使う一般的な同位階の攻撃魔法よりも、遥かに高い。
うさ耳ナーベ
作中でうさ耳を生やしたのは、《兎の耳(ラビッツ・イヤー)》という聴力強化魔法のエフェクト。
幸運値を上げる《兎の足(ラビッツ・フット)》、モンスターからのヘイト値を下げる《兎の尻尾(バニー・テール)》と合わせて、「兎さん魔法」と呼ばれる。
また、この三つは同時発動すると使用者の服装が変わるという隠し効果がある。