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川田拓也の編集履歴

2021-09-30 01:03:55 バージョン

川田拓也

かわだたくや

漫画『弱虫ペダル』の登場人物。

CV:下和田ヒロキ

演(ドラマ):沖津海友

演(映画):小日向流季


プロフィール

学年千葉県立総北高校1年5組→2年
愛車GIANT
身長172㎝
体重63㎏

(身長・体重はアニメ28話より)


人物・概要

総北高校1年5組で、小野田坂道と同級生。

大きく分けて1年のウェルカムレースまでと、再登場した2年の峰ヶ山ヒルクライムレース以後の2つの姿があり、前者は短髪で目にハイライトのない普通の真面目そうな学生だったが、後者では制服を着崩して髪を伸ばし茶色に染め、いかにも素行不良な姿に変貌してしまっている。

それでも一応は中学時代テニス部で県大会ベスト8まで進み、高校1年の県大会でも準決勝まで進んだ実績の持ち主。そして異様なまでに「勝ち」か「負け」にこだわる。

作内でも青八木一熊本台一井瀬慎哉(一例)のように初期と比べて雰囲気がが大きく変わる人物は多々いるが、ここまでキャラクターが大きく変わった人物は作内ではまずいない。


経歴

1年目

坂道が入部する段階で既に入部しており、ウェルカムレースではレギュラーで走りたい一心から追い越し禁止である市街地区間でルールを破って先行するが、一時は坂道にも抜かれ、最終的には杉元照文桜井剛にも抜かれて5位に終わる。その後退部し、テニス部に転向していた。

補足として、実写劇場版では市街地区間でのルール破りの先行をせず、追い越し禁止解除地点で(スタート地点で金城に止められた)坂道を除く他の4人と同時スタートをしている。そして原作同様、坂道がロードに乗り換えて追いつくまでは3番手をキープしていた。


2年目

レース後僅かに登場したっきりの桜井共々そのままフェードアウトしたかと思いきや、636話でその桜井と共にまさかの再登場、今度はテニス部を退部して桜井と共に自転車競技部に再入部する。退部前の面影は全くなく、ほぼ別人と言ってもいい姿だった。テニス部退部の理由も自身の素行不良を先輩に咎められたことによるもの。なにやら坂道をはじめとした同学年の自転車部メンバーをはじめとして、テニス部の先輩、果ては対戦した他校の選手などにも私怨を持っている模様。

更には、勝つためならどんな卑怯な手を使いそれを正当化しようとする、ウェルカムレースの時以上にアンフェアな考えを持つようになっていた。

坂道のこともオトボケのニヘラ(顔)と揶揄し、坂道の実力も知らず、周りが弱くレベルが低いからインターハイで坂道が偶然優勝できたと思い、主将になったのも含め「運だけのラッキーボーイ」と言い放つ始末。そして坂道でも優勝できるんだから自分でも優勝できるだろうと浅はかな考えを持ってしまう。


再入部前にも鏑木一差を挑発して小競り合いになりかけ、再入部早々もロッカーを乱雑に開け、巻島裕介が使っていたロッカー(坂道にとっては神格化当然の場所で、自分が使うのも畏れ多い場所だった)を使おうとして坂道に止められたり、出戻りなのに後輩に指図する等のひと悶着を起こしている。そこに杉元に対しレギュラージャージを賭けた勝負を挑み、公道を走る上で禁じ手の右コーナーでのイン寄りを走る不正行為を繰り返すも、テニスで鍛えられた体幹を駆使して杉元に勝利する。その勝利で杉元から奪い取ったジャージを着て恨みを持つテニス部の先輩にマウントを取って嘲笑し、後輩女子には自慢して天狗になり、杉元の弟・定時には本来自分がやるべきこと(自身の車両の洗車等)を押し付けて兄の悪口を言うなど部の輪を乱し続け、特に血の気の多い鏑木からは反発の目を向けられるようになる。


更には次のターゲットを坂道と決めて主将の座を奪おうと模索、サイクリングと称して誘い騙し討ちをかけて勝負を挑む。そこに自ら用意した12リットル(2リットルx6本)のペットボトルの水が入ったリュックを坂道に背負わせるというハンデを科させ、自身も直前の練習ではわざとは手を抜いて体力を温存し、事前に走るコースを数度下見と確認をして罠を仕掛けるなど(物理的な罠ではなくコース構成上危険な箇所があるという意味で)、考えうるすべての策を使いスタート時は先行して引き離す。途中、桜井から事情を聞き姿を現した今泉・鳴子を見て一瞬こそ動揺するものの、手を出さないと聞いて自分に有利になるようなイカサマ行為を暴露してしまい2人を呆れさせる。そこに、1年の合宿の時に課された「クライム封じ」のほうがきつかったという坂道がMTB編で培った技を使い徐々に追い上げ、残り100mの所で抜かれて圧倒的な敗北を喫する。抜かれた際、ウェルカムレースの時の振り向かないでそのまま先を行った姿を思い出すが、坂道が振り向いて鬼気迫る加速を誉めて先を行きそのままゴールした。


ゴール後、圧倒的勝利をした坂道を見て思わず「カッケェ…」と呟くが、そこに近づいてきた今泉に負けの事実を突きつけられ、「マウントを取るのか」と逆ギレしての敗北宣言をし、自分も注目浴びたいと落胆、そこに坂道もマウントを取ってとどめを刺しに来る…かと思いきや、反対に自分のリュックをボロボロにしたと謝ってきたことで呆気にとられつつも、涙を流しながらその凄さを痛感した(リュックは途中の下り坂で中の荷物の自重でブレーキが利かなくなり、背中から転んで止まったことによるもの。この時リュックが援護材になっていてかすり傷で済んでいた)。

続いて、今泉は坂道が「勝ち負けの範疇の外側を走ってる」と言い、更に「(川田が)勝ちたがっているからこのまま勝たせてもいい」とも言ってたと伝える。そして金城真護がいう「総北の意外性」であることを教え、ここで漸く勝てるわけがないと納得する。

そして坂道と杉元に謝罪し(杉元へはジャージも返している)、坂道の「勝ち負けの範疇の外側」がどういうことかをこの目で見たいと言い部に残ることとなった。なお、一緒に入った桜井は欠員が見つかったことで再び野球部に戻っている。


過去について

小学生時代、TVに映る「スーパースター」と呼べる外国人テニス選手に憧れてテニスを始めたが、練習では褒められるもなかなか試合では勝てず、負けず嫌い(しかも圧倒的に勝ちたいという)の性格が災いしてアドバイスに耳を貸さなかったことから次第に相手にされなくなっていく。中学でもテニスを続け、自分なりに努力はしてきたようだが大して戦績は伸びず、県大会のベスト8も相手選手の腹痛による不戦勝だった。プレイ人口が多いことや何回戦も闘わなければならないことに嫌気が差し、一発で勝負が決まり、圧倒的に勝ち、皆から注目されたいと言う気持ちから自転車競技へ転向し、自転車競技では強豪校である総北高校を受験している。


入部は今泉より1日早く、直後に入部した今泉に対してしつこく付きまとうが、当の今泉は無視を貫いていた。当初入部したのは今泉と桜井の3人だったことから、ウェルカムレースを2番でゴールしレギュラー側の練習につくプランを考えていたが、そこに坂道・鳴子・杉元が入り、鳴子が実力者であることで当初のプランが崩れ始め、その一方杉元は警戒はしつつも問題なしと判断し坂道のことはママチャリだったこともあり雑魚と思っていた。

レース中もルールを破ることはいけないという杉元に嫌悪感を抱き先行するも途中で今泉と鳴子に抜かれ、雑魚と思っていた坂道にもロードレーサーに乗り換えていたことで抜かれてしまい、ついに足をついてしまった。その時に坂道が振り向きもせず追い抜いたことで心が折れてしまい、後続の杉元らにも抜かれてしまう。

結果は坂道が途中リタイヤしたことで5位(実質的に最下位)に終わる。


そして川田の怒りを決定づけ、部活をやめるきっかけとなったのはレース後の杉元の態度。杉元は3位でゴールしており、満面の笑みを浮かべて結果をひけらかし(杉元本人としては悪気はなかったのだが、その当時の調子のいいキャラクターが出てしまっている)、順位を聞かれて5位と返したら肩を叩かれ「お気の毒」と言われたことが癪に障り、杉元に対しては憎しみの感情を持つようになってしまった。

結果的に、桜井を除く同級生の自転車部部員に対して恨みを持つようになり、自転車部を退部してテニス部に入り直すこととなった。ただしすぐに退部したわけではなく、当時の主将だった金城から「1週間は部に残って練習に参加しろ、進退を決めるのはそのあとでもいい」と言われて練習に参加するが、やはり気持ちに変わりはなかった模様である。


その他

杉元とのレースでの不正行為については今泉や鳴子も薄々勘づいていたが、二人は敢えて知らないふりをしており、杉元も前述のウェルカムレースでの一件で調子に乗ってしまったことや、彼の後々の立場に配慮して不正行為を表沙汰にしなかった。


一方、桜井は今泉らに二人が勝負をしていることを伝えた際に、再度受け入れてくれた坂道らに感謝するも、野球部が部員不足で活動休止状態になってた腐ってた時に自転車部に戻らないかと声をかけた川田にも感謝していると話している。しかし、坂道との勝負については賛同できないから止めてくれと今泉らに願い出ていた。


使用車種について

原作・アニメではジャイアント(箱根学園福富寿一の色違い)、ドラマ版はワイズロードオリジナルブランドの「ANTARES CARBON ROAD」、実写映画版ではコラテックの「ドロミテ」105モデルの白/ブルーと、各媒体で異なるメーカーの車種に乗っている。

ドラマ版については主要キャラクターの車種を際立たせるためにあえて無個性な車両を選択したが、十分な性能であることをこちらで記載されている。



関連タグ

弱虫ペダル 総北

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