法の書編
ほうのしょへん
『とある魔術の禁書目録』第7巻のお話。
名称は公式ポータルサイトのものではなく、ファンの間でよく呼ばれるものを採用。
戦う理由もないままに、少年は夜の闇を走り続ける。
事実として、彼には戦わなければならない理由など一つもなかったが、
だけど、戦い続けたい理由ぐらいは胸の内にあったから。
(電撃文庫『とある魔術の禁書目録』第7巻241Pより引用)
概要
収録巻 | 無印7巻 |
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発売日 | 2005/11/10 |
舞台 | 『パラレルスウィーツパーク』、オルソラ教会 |
キーキャラクター | 解読法を知る修道女 |
アニメ収録話 | 2期 2~5話 |
コミカライズ収録巻 | 9~10巻 |
公式ポータルサイトの『「とある」シリーズの時系列プレイバック』では、『オルソラ誘拐事件編』と呼ばれている。
あらすじ
伝説の魔術師が記した、天使を召喚することができるという驚異の魔道書『法の書』が、解読法を知るシスターと共にさらわれた。
学園都市でぼけーっと日常を過ごしていた上条当麻には、それはまったく関係ない出来事──のはずだったのだが、“不幸”にも何故かその救出戦に加わることに……。
しかもさらった犯人は『天草式十字凄教』、つまり神裂火織が女教皇(プリエステス)を勤めていた宗派だというのだ……!
インデックスが所属する『イギリス清教』、今回の依頼主の『ローマ正教』、そして神裂火織がかつてトップにいた『天草式』。
三つの魔術組織が上条当麻と交差するとき、物語は始まる──!
(電撃文庫『とある魔術の禁書目録』第7巻より引用)
登場人物
上条当麻サイド
特徴
今回のオカルトキーワードは『魔道書』。色んな場面に『魔道書』の単語やそれに関係するものが出てくる。他にも各組織間の特色が描かれており、彼らの魔術や思想を想像できるようになっている。