「さぁ、行きますわよ白井黒子。必ず帰るために、戦場の一番奥へと」
(電撃文庫『とある魔術の禁書目録』第8巻141Pより引用)
概要
あらすじ
ここは、学園都市の全女子生徒が羨望の眼差しを注ぐ名門女子校・常盤台中学。もちろん通う生徒は全員“お嬢様”である。
その“お嬢様”のひとり、御坂美琴が体育の授業後に、汗をかいた身体を洗おうとシャワーを浴びていると、隣から一人の少女が声をかけてきた。
白井黒子。学園都市の治安を守る『風紀委員(ジャッジメント)』であり、空間移動(テレポート)能力を持つ大能力(レベル4)の少女。彼女は、美琴を放課後のショッピングに誘う。
──それが、黒子の長い長い一日の始まりになった。お姉様・御坂美琴の本当の姿を知る、長い長い一日の……。
お姉様と“あの殿方”が交差するとき、白井黒子の物語は始まるのですの!?
(電撃文庫『とある魔術の禁書目録』第8巻より引用)
登場人物
常盤台中学
戦場を目指す少女
| 『超電磁砲』のお姉様
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高慢な言動が目立つお嬢様 ※1
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※1 アニメ版では能力測定のくだりがカットされているため登場していない。
風紀委員
『科学結社』の取引相手
自分の力に怯える能力者 ※2
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※2 漫画版では彼女のトラウマとなった過去が断片的に描写されている。
上条当麻サイド
約束を守りにきた少年 ※3
| 助けを求めに走った少女
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ご立腹な居候シスター
| 味見係の三毛猫
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※3 アニメ版と漫画版では美琴と合流する場面が描かれている。
一方通行サイド
警備員
他媒体
アニメやコミカライズで登場した人物。
渋滞に巻き込まれた教師 ※4
| コンビニ帰りの通行人 ※5
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警備員の一人 ※6
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- ※4~5 二人とも漫画版で黒子が移動している時に登場。
- ※6 漫画版の黒子の回想で登場。
特徴
3巻の絶対能力進化編と5巻の八月三一日編で解決しなかった問題などを一部取り上げており、3巻以来の科学サイドが中心の話に。学園都市の超能力について疑問を投げかける問題提起のような話でもあり、実はオカルト的な要素も含んでいたりする。
……ちなみに今回、明確な男子キャラクターは上条当麻ただ一人しか登場していないらしい。え、あの人は?
ついでに、イラスト担当のはいむら氏のラフ絵やデザイン絵が収録されている珍しい巻。
関連イラスト
関連項目
科学サイド 超能力(とある魔術の禁書目録) 能力者(とあるシリーズ) 樹形図の設計者 妹達 ミサカネットワーク