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機甲創世記モスピーダの編集履歴

2021-10-12 06:40:17 バージョン

機甲創世記モスピーダ

きこうそうせいきもすぴーだ

タツノコプロが制作したロボットアニメ作品。

概要

超時空要塞マクロス』のアニメ制作を担当したタツノコプロと『テクノポリス21C』のアートミック(ウィズコオポレイション)が共同で企画し、タツノコプロ主導で製作された作品。そのため特に『マクロス』とは共通点が多い。


その一方で、ロードムービー的なストーリーやバイクからパワードスーツに変形し、騎手に装着する「モスピーダ」などの独自点も多く差別化もされている。


監督(シリーズディレクター)は元トップクラフトの演出助手であった山田勝久。シリーズ構成は富田祐弘。キャラデザは天野喜孝。メカニックデザインは荒牧伸志柿沼秀樹


1983年10月から1984年3月にかけて、フジテレビ系列局の一部にて放送された。

放送時間帯であった日曜朝9時台後半はローカルセールス枠であったため、フジテレビと同時ネットで放送したのは北海道文化放送東海テレビだけであり、系列局の多くは放送せず、例え放送したとしても先の2局以外は放送日時を差し替えていた。


関東地方北海道東海3県における裏番組が藤子・F・不二雄(当時は藤子不二雄名義)原作の「パーマン」だった事(しかもフジテレビ系列局でありながらこちらの放送を拒否したばかりか、よりによってその「パーマン」を、テレビ朝日と同時ネットで放送したテレビ局も存在する有様であった)もあり、全3クールの予定が短縮打ち切りとなった為、放送当時の人気は今ひとつではあったが、その独自の特徴から固定ファンも多く、関連商品が続々と発売されるなど人気をじわじわと伸ばしている(本放送当時を揶揄し、「パーマンの6600倍の力に敵わなかった」と言う人も居た)。


オープニング/エンディングアニメーションと第1話の導入部の作画に関しては金田伊功が参加している。


また、OVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)として 1985年9月21日にビクター音楽産業株式会社(現社名:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント。当時定価3,360円。商品番号:VDR-1086 )より『 機甲創世記モスピーダ LOVE ,LIVE ,ALIVE 』が発売された。イエローのミュージック・ビデオとしての内容で、ごく短時間ながら新作画フィルムあり。


ちなみに、海外では『ロボテック』シリーズの一つとして『マクロス』と『超時空騎団サザンクロス』と一纏めにされている他、2007年には最終話のリメイクと言えるOVA「シャドウ・クロニクル (影の年代記)」も発売されている。


お蔵入りした幻のエピソード

前述した話数短縮打ち切りの影響でお蔵入りしたエピソードがあった。

それは、終盤登場した無人機のダークレギオスが暴走し、民衆や避難民に犠牲者が生じるもので、70年代の竜の子ヒーロー諸作品で問題提議のエピソードが多数あり、久々に竜の子らしいエピソードだっただけにお蔵入りが悔やまれる。


余談

次番組は後にOVA「メガゾーン23」として世に出たバニティシティ・ガリヤードが予定されていたが、スポンサーを予定していたタカトクトイスの経営悪化(結局1984年5月に倒産)で敢え無くお蔵入りとなった。


関連イラスト

モスピーダ&レギオス&トレッドはんぐおん

アーマーバイクレギオス・ゼータ


関連タグ

モスピーダレギオス

超時空要塞マクロス超時空騎団サザンクロスタツノコプロシャドウ・クロニクル (影の年代記) アートミック


GetRide!アムドライバー:モスピーダよりも後年に放送されたアニメ。様々な部分で類似性がある。

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