大乱闘スマッシュブラザーズ
『X』においてピットが大幅にディティールを掘り下げられて登場したのに伴い、パルテナも新しくリアルなデザインになって登場した。
このときのパルテナは、ピットの「最後の切りふだ」発動にあわせてステージ背景に現れるのと亜空の使者でピットに亜空軍を討伐を命じるシーンだけで、キャラクターとして言葉を発することは無かった。
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』で初のプレイアブル化。
桜井政博氏と縁が深い作品ということもあり、パルテナのファイター参戦を予想していたユーザーは多かった。
恒例の参戦ムービーは、前述の3Dアニメを担当したシャフトによる新規描き下ろし。
参戦理由は、「ちょっと面白そうだと思っただけ」という実に彼女らしいものだった。
最後に、ブラックピットが登場して不敵な笑みを浮かべているが…?
ちなみにスマブラファイター参戦者の中では唯一シャフト作画で「参戦!」が表示された珍しいファイター。
スマブラfor
ボタン | ワザ一覧 |
---|---|
B | オート照準 |
→B | 反射板 |
↑B | テレポート |
↓B | カウンター |
切りふだ | ブラックホール+波動ビーム |
参戦映像 | 光の女神 |
キャラ性能としては同じ新キャラのロックマンと肩を並べるほど癖が強い。
軽快な機動力やリーチの長さは優秀なものの、全体的に隙が大きく、下手にこちらから攻撃を仕掛ければ、まず返り討ちにあう。そのため、こちらからはなるべく動かず、必殺ワザで牽制しつつ相手の出方を窺う「待ち」のスタイルが基本であり、鈍重なフットワークながらもガンガン攻めるガノンドロフとは真逆の戦闘スタイルと言えよう。
隙は大きいものの威力やリーチに優れた各種スマッシュ攻撃や盾で守りつつ攻撃できるダッシュ攻撃、ふっとばし力が高く扱いやすい後空中攻撃はパルテナのワザの中でも優れている。
また、弱攻撃の1段目が他キャラよりもリーチが長く、牽制や割り込み、固めてからの追撃と多くの場面で活用できる。
杖で直接殴りつけたり、蹴り技なども使用する。背中の後光は羽根に変化し、攻撃にも使用できる。
さらに、原作でピットをサポートするために使用していた奇跡を自分に使い、必殺ワザとする。
Miiファイターと同様にカスタマイズ必殺ワザが通常とは全く異なっているのが特徴。
1 | 2 | 3 | |
---|---|---|---|
通常必殺 | 天の光 | 爆炎 | オート照準 |
横必殺 | 超速ダッシュ | 人間ミサイル | 反射板 |
上必殺 | テレポート | ロケットジャンプ | グライダージャンプ |
下必殺 | 軽量化 | カウンター | 打ち上げ花火 |
ただし、カスタマイズ必殺ワザは「だれかと」のオンライン対戦では使用不可であることが公式から明言されている。それはパルテナも例外ではなく、オンラインで使用可能な奇跡はオート照準、反射板、テレポート、カウンターに固定される。
最後の切りふだは「ブラックホール+波動ビーム」。「ブラックホール」で相手を封じ込めてから「波動ビーム」で吹き飛ばす。
本来「飛翔の奇跡」はパルテナまたはナチュレによって与えられているため、彼女が参戦したら誰がピットに飛翔の奇跡をかけているのかという議論がファンの間でされたことがある。
WiiU版のスマッシュアピールにて「パルテナが大乱闘用に、ピットの意思で使える短めの飛翔の奇跡をかけている」ことが語られた。
参戦ムービーでは、ピットに強制的に飛翔の奇跡をかけて放り出し、自分がリンクと対峙するという少々自分勝手な使い方もしている。
スマブラSP
ボタン | ワザ一覧 |
---|---|
B | オート照準 |
→B | 爆炎 |
↑B | テレポート |
↓B | カウンター/反射板 |
切りふだ | ブラックホール+波動ビーム |
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』にも続投。カスタマイズの廃止に伴い、使用する奇跡が5種類に絞られた。
カスタマイズ専用の通常必殺ワザだった「爆炎」が横必殺ワザに、下必殺ワザが「反射板」と「カウンター」を兼ねるワザに変更されている。そのため必殺ワザの牽制がやりやすくなったため、前作より「待ち」のスタイルが強化されている。通常空中攻撃や投げによるコンボもさらに磨きがかかるようになった
オンライン対戦では使用率は高めだが近距離技がカウンター能力か反射板しかないので初心者には使いにくい。故にパルテナが使用するファイターは上級者が多く、飛び道具系やカウンター能力系に対して対策が必要となる。空中戦からの攻撃が弱いので空中戦主体のファイターで戦う方が優位に運ぶ事が出来る。逆にパルテナを使用する際にはカウンターや反射板を上手く使いながら距離を置く事で勝ちやすくなる。
しかしver.7.0.0ではヘイトが集まってしまったか通常空中攻撃の吹っ飛ばし力低下と判定縮小と下投げの吹き飛ぶ距離上昇の弱体化でコンボがかなりやりずらくなる下方修正。この調整のせいか歓喜や嘆きの声が話題となって彼女に対してのTwitterにトレンド入りする事態が起きる。現在は少し落ち着いた状況になっている。
追い打ちにVer11.0.0からダッシュ攻撃と前空中攻撃の隙増加とつかみのリーチと判定の短縮で気軽にダメージ稼ぎがあまり出来なくなってしまう。このため反撃されやすくなる調整にされ、防御面が一気にガタ落ち。使用率はガクッと下がり、2021年現在ではあまり使われなくなっている。
勝ちあがり乱闘「思いつきだけど、鍛えてあげます」は神話が重要になる作品のファイターが登場する。ラウンド6のピット軍団とブラピ軍団は、原作のマルチプレイ「天使の降臨」が元ネタ。
なお、スカートの中は白い短パンのようなものを穿いているためパンチラはしない。
また挑戦者としては一番最後に出て来ることもあり、プレイアブル化させるには少々手間が掛かる。