概要
※この名称はあくまで仮称であり、作中ではこのようには呼ばれていない。
『ダイの大冒険』最終章のバーンパレス編にて、正体を暴かれたミストバーン…の本性、「ミスト」(既に肉体は大魔王バーンと合体して真バーンになっている)がマァムと一時的に合体した姿。強引に憑依したため、マァムの意識は奪われている。
肌が浅黒く変化しているのが特徴。
ミストは肉体の痛みや疲労を全く感じないガス状生命体であるため、マァム自体のポテンシャルを120%活用した、肉体そのものが破壊されるような無茶な戦闘を行える。
おまけにミストバーン自身の格闘センスも一流であるため、その実力はラーハルトとヒムをたやすく手玉に取れるほど(ただしこの時点においては、2人は流石にいきなり仲間を殺してまでミストを倒そうとは思っておらず、飽くまで取り押さえるつもりに見える)。
ダイパーティの同士討ちを誘い暴れ回るが、アバン先生の虚空閃(実体のない相手を破壊できる技)を喰らいそうになるとミストはマァムの身体をあっさり捨て攻撃を躱す。直後にミストは本命であるヒュンケルに憑依しようとその魔手を伸ばすのだった…。
余談
原作においては一時の出番であったが、「ヒロインの(ある意味)悪堕ち展開」「ミストに憑依されるときのエロティックなマァム」「人質作戦かと思いきや真っ向勝負に出るミストのブレないキャラ」「余裕たっぷりにダイパーティを蹴散らすダークヒーローのごとき格好良さ」などの要素が相まって高い読者人気を誇る存在である。
普段の穏やかで慈母のようなマァムとは(中身が代わっているので当然だが)真逆の大胆不敵で好戦的なキャラクターのギャップも強いインパクトを放っており、マァムを語る上で外せない形態である。
関連イラスト
※中身は300歳越えのジジイです。カッコイイけど
関連項目
悪堕ち:厳密にはただ乗っ取られているだけなので狭義の意味からは外れる
呪われしゼシカ:自身の後輩みたいな存在