「戦艦ジャン・バールだ。この名はとある「尊敬された」私掠船の船長から由来している。
……は?私掠船とは何だと?大義名分を掲げて、合法的な略奪を行う海賊だ」
CV:井上麻里奈
信仰も信念も、口先だけでは所詮ただの『概要』にすぎない
『アズールレーン』に登場する、フランス海軍に所属したリシュリュー級戦艦2番艦「ジャン・バール」を艦船擬人化したキャラクター。レアリティはSSR。
2018年7月26日から8月9日まで開催されたイベント『光と影のアイリス』にて、期間限定で先行実装された。入手方法は期間限定建造のみ。
宗教国家アイリスの枢機卿となった姉リシュリューとの確執を経て、長年の敵対関係にあった鉄血の支援を受け入れヴィシア聖座を旗揚げし国内を分断する。そして、アイリスの正統代表権を主張してレッドアクシズへ加入したが、鉄血や帝国に対しては全面的な信頼を寄せていると言う訳でもなく、立ち位置に苦慮している。
建造時間が5時間50分とフッドと並んで最長。起工から就役までに13年の歳月が掛かった史実を反映したと推測される。
……ちっ、しけた『キャラクター像』だな
かの大戦で未完成の状態で実戦に参加した悲運の戦艦。
気性こそ激しいが、自分より弱い子に対しては面倒見が良いなど繊細な一面もある。
聖女リシュリュー、因縁のライバルであるマサチューセッツと複雑な関係性を持つ。
(公式Twitterより引用)
元ネタとなった戦艦の名前の由来にちなんでか、海賊船の女船長を彷彿とさせる容姿となっている。
公式Twitterの紹介の通り、乱暴かつ男勝りな性格をしている。
Z1、ジャマイカ、川内に続くオレっ娘ではあるものの、いざ加入すると秘書官時のセリフ以外は「私」になっていた。中国では一人称が我(wo)しか存在しない為、中国語のテキストをそのまま翻訳してしまったことによる誤植と思われる。これについては2018年10月11日のアップデートでボイス実装と同時に修正されている。
黒に金の装飾が付いた艤装であり、リシュリューとは対となった配色となっている。姉とは違い、艤装の主砲装甲が片方開いている。何よりも画面に収まりきれない程大きく、大体は見切れている。
実は彼女の第二主砲は未完成状態で発砲できない。片方だけ開いているのはその表現なのかもしれない。
公式4コマでは、よそ見をしてぶつかった上服を汚してしまったジャベリンに怒らずにスイーツの代金を渡す、ゴキ〇リに驚く、饅頭を始めとした動物達に懐かれていたりと見た目に反した一面を見せていた。
お前宛の『性能』だ。ついでに取ってきたぞ
SSR戦艦の中でも高い装填と回避を持つ。反面、対空は補正70%と低め。
主砲砲座は2で止まるが、上限突破で開始時主砲+1を手に入れる事が出来る上に160%の補正と後述のスキルで高い砲撃火力を持つ。
「パイレーツソウル」
1巡目の砲撃時に最大強化で60%ダメージを上昇させ、手動砲撃時のダメージ補正も60%に上書きするスキル。デューク・オブ・ヨークの「滅亡の悲嘆調」とは違い、1戦闘につき1回強化されるものではない。
「ラストファイア」
380mm四連装砲Mle1935を装備している事を条件に、自身のクリティカル率とクリティカルダメージを強化させるスキル。
余談だが、この380mm四連装砲Mle1935は砲撃スタイルが若干特殊で、四連装砲でありながら同時に四発発射するのではなく二発ずつ発射するという物。スキル効果で主砲発射回数を1回に制限するガスコーニュ(μ兵装)に装備させた場合も1回につき二発の砲弾を二回発射するというスタイルをとるため、「四発を二発ずつ二回に分けて発射する」で1回の主砲発射という扱いなのだろう。リシュシュー級に搭載された四連装砲は中心に隔壁があり、実質連装砲x2だったため、こんな発射方法をするのだろう。
このため瞬間火力は他の四連装砲どころか三連装砲にも劣るが、一方で他の主砲より長い時間砲撃することができるため、中途半端にばらけている敵艦隊を一度の主砲攻撃で一網打尽にする等他の主砲では難しい戦い方ができる。
『関連イラスト』は仕事だ。愚痴ったって減ることはない
『関連タグ』など無用だ!まとめてかかってきな!
- リシュリュー(アズールレーン) - 姉であり、対立関係にあたる。
- マサチューセッツ(アズールレーン) - ユニオン陣営の宿敵。
- OTs-14(ドールズフロントライン) - 中の人とキャラデザ繋がり