pixiv内では略称である「オリマー」のタグの方が多く使われている。
概要
『ピクミン』『ピクミン2』『Hey!ピクミン』の主人公。『ピクミン3』でも重要人物として登場。
名前の由来は「マリオ」をそのままひっくり返したもの。
人物
ホコタテ星のホコタテ運送の社員。星から星へ行き来するという忙しい毎日を送っており、自宅に帰れない日々が続いたという。下記を見れば分かるように苦労の絶えない人物ではあるが、並々ならぬ適応力と統率力でいくつものピンチを切り抜けている。
また、幼い頃は冒険家になりたかった夢を持っていたようでピクミンや原生生物等を観察し絶えず記録をつけるなど研究熱心な一面もあり、厳しいサバイバル生活でもどこか楽しんでいるようにも感じられる。『3』ではルーイの失態に対しても「彼を許してやってくれないか」と庇ったりと、人柄の良さも見せた。実は音痴であり、ある日を境に誰にもカラオケに誘われなくなったらしい。しかし本人に自覚はない。
レポートや日誌ではかなり個性的でウイットに富んだ記述を残している。プレイ中に明確に喋る場面はほとんど存在しないが、『3』では終盤におけるムービーと「秘密のメモ」を集めることで見られる隠しムービーで普通に喋っており、上記のセリフなどを発言している。
経歴やホコタテ星での生活についても作中では直接描かれることがないため不詳な部分が多い。航海日誌などの記述、『2』『Hey!』における原生生物やお宝に関するコメント等でときおり断片的に自身のことに触れている。妻と娘と息子(娘が息子を『おにいちゃ』と呼んでいる事から、娘が妹で息子が兄である。)、それとペットのチャッピー(ホコタテ星の犬、同名の原生生物はここから取って命名された)と暮らしている。
原生生物や宇宙船のパーツ、お宝に関してのコメントは非常に細かく専門的な考察をしており、教養の広さをうかがわせる。一方で宇宙船パーツのガイガーカウンターが何なのかわかっていない、『Hey!』で拾った絵の具を珍しいおやつだと思って食べる、など時々ヌケている部分もある。
ケチな性分であり、宇宙船や自宅にへそくりを隠していたり、旅先での食事は安価なインスタントヌードルで済ませている。
好物は3色のピクピクニンジンが入ったオニヨンスープ。
ホコタテ星人なので任天堂作品を知らない。『Hey!ピクミン』に対応しているamiiboを読み込むと、そのキャラクターを知らない彼なりに考えたコメントを見ることができる。
「オリマーのamiibo」に対する本人の感想も用意されている。
容姿
黄色い宇宙服、背中には赤い生命維持装置、頭にアンテナ付きのヘルメットを付けている。
身長はたったの3cm。一目見て、誰もが思うのがかわいいであろう。
しかし、それは我々地球人の感想であり、彼が妻子持ちの40代サラリーマンということは忘れてはいけない。
そういえば他の任天堂ゲームにもこんな感じのキャラがいたような・・・
シリーズにおける活躍
ピクミン
有給休暇を使った気ままな宇宙旅行の途中、隕石と衝突してしまい、未知の星に墜落してしまう。
宇宙船の多くのパーツが行方不明となり、さらにこの星の大気ではホコタテ星人は呼吸できないのに宇宙服の生命維持装置は30日ぶんしか使用できない。
そんな絶望感が漂う中、偶然にも引っこ抜いた人物に従う不思議な生物「ピクミン」と出会う。
機転を利かせたオリマーは、ピクミンの力を借りて現住生物を倒したり道を作りながらパーツを回収し、宇宙船ドルフィン号を修復して無事帰還することができた。(ただしバッドエンドでは…)
ピクミン2
新人社員のルーイが仕事中、宇宙ウサギに積荷のゴールデンピクピクニンジンを食べられたことから、ホコタテ運送は多額の借金を抱えてしまい、オリマーのドルフィン号も借金のかたとして売り飛ばされてしまった。
だが、子供の土産に未知の星から持って帰ってきたガラクタがドルフィン初号機の鑑定で100ポコの価値(オリマー曰く高級料理がいくらでも食べられる)があるとわかり、社長はオリマーとルーイを未知の星に宝探しに行かせる。
必死の思いで完成させた宇宙船を借金のかたに売り飛ばされ、さらには帰還したと思ったらまた逆戻りと、不幸体質である。
借金を返済した後も、星に置き忘れてきたルーイを連れ戻すという建前で荒稼ぎしたい社長に連れ回されるはめに…。
ピクミン3
チャーリー達がやって来るより前に、ルーイと共に未知の惑星へ三度目の探索へと訪れていた。
原生生物にドルフィン初号機を破壊されたり、アメニュウドウに軟禁されて助けが来るまで延々と愛でられ続けたりと、今作でも彼の受難は続いている。
デラックスではアルフ達の冒険の裏でオリマーがしていた事と、Hey!ピクミンの前日譚が収録されている。
2よりも弱くされているが、2で強化した宇宙服は社長が借金の形に売っぱらってしまい、安物を支給されたとのこと。
Hey!ピクミン
新型のドルフィン号「ドルフィン2号機」に乗って運送の仕事に復帰している。
一仕事終えてホコタテ星に帰ろうとワープ航法を作動させたが、何らかの理由でワープが誤作動し、ピクミンのいる星付近の小惑星帯に転移してしまう。
突然見知らぬ小惑星帯に放り出されたために無数の小惑星を回避しきれず、ドルフィン2号機を破損させてピクミンのいる星に不時着する。
事故の際に宇宙船のエネルギーと宇宙船の一部のパーツを失っており、またもやピクミンの力を借りてそれらを探す冒険に出た。
外部出演
大乱闘スマッシュブラザーズ
第3作『大乱闘スマッシュブラザーズX』から、ピクミン達を連れてピクミン&オリマー名義で参戦。
攻撃手段はもちろん地面からひっこ抜いたピクミン。当然ながら、数が多いほどワザの威力やリーチも強力となる。
各種ワザはリーチ・ふっとばし力・判定の強さが概ね高水準であり、さらにワザの出が早い上に後隙もあまりない。
一方でピクミンを連れていないと殆どの攻撃ワザが出せなくなってしまう。
また、スマッシュ攻撃のピクミンは飛び道具扱いのため、反射持ちファイターに反射されてしまう点にも注意。
詳しい解説はピクミン&オリマーを参照。
関連イラスト
関連タグ
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