データ
レベル | 究極体(クロスウォーズ) |
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タイプ | 魔王型 |
属性 | ウィルス |
必殺技 | アストラルスナッチャー、スカーレットブラッドワイン、インビジブルスネークアイズ |
概要
CV:草尾毅
デジタルワールドを支配しようと企むバグラ帝国の皇帝。
元々は死を司る高位の天使型デジモンであったが、理不尽な世界の理に絶望し神に謀反した。その代償として、半目と半身を取り上げられ、宝石の目と神木から作った義足・義手を着けている。
次元を操る力を持ち、その右手でタイキ達クロスハートを現実世界へ追放するなど、ラスボスに相応しいポテンシャルを持つ(設定では霊体を掴んで天国にも地獄にも送り込める他、目には千里眼の能力が備わっている)。
不完全な世界を滅ぼして、新たな世界を作り替えるという理想や信念の元、究極の破壊の日「D5」(Dimension、Delete、Deadly、Destruction、Day)の実現を目論んでいた。
ダークナイトモンとデジクロスする事で取り込まれるが、後にダークナイトモンを倒してダークネスバグラモンになる。
悪の親玉ポジションでありながら、その実はただの独裁者や暴君というわけではない。そのため下剋上を画策しているダークナイトモンのこともあえて泳がせていた。しかし見た目や肩書きばかり気にして理想と信念を持たない弟に愛想を尽かし、そのことを徹底的に指摘したうえで逆に取り込んでいた。
しかし弟に対する家族愛がないわけではなく、言わば自分で気づいてくれることを願っていたのである。
そして3期では遺された腕が最終的なキーアイテムとなるなど、その影響を色濃く残していた。作品のラストで、デジモンハントをサポートしていた時計屋のオヤジの正体がバグラモンであることが明かされる。本人曰く、タイキの守った世界を守りたいという気持ちになったとのこと。そのうえで転生した弟が世界のどこかにいると信じているとタイキに告げて去っていった。
ダークネスバグラモン
レベル | 究極体(クロスウォーズ) |
---|---|
タイプ | 合成型 |
属性 | ウィルス |
必殺技 | ゴッドオブデススナッチャー/バルフィアイズ/エターナルダークメア |
ダークナイトモンとバグラモンがデジクロスした姿。暗黒な騎士と凶悪な魔王が合わさったことで最凶の皇帝となった。身体から溢れ出る悪の力「インペリウムビシャス」がその強さを象徴し、弱き悪がそれを浴びれば即座にひれ伏し配下となる。例え抗おうとも胸の内に存在するダークナイトモンに睨まれれば自我を保つのは困難とされる。一説では世界を悪で満たし意のままに操れる世界を手に入れるため、全ての善を打ち滅ぼすことを企んでいるらしい。ダークネスバクラモン自身でもどのようなデジモンであろうとも引けを取らない強さだが、計画を確実なものとするため、使えるデジモンを手駒に変え組織し力を肥大化させ、反抗の機会を窺っているという。「ゴッドオブデススナッチャー」がデジモンを操る技の1つで、距離をとる敵であろうとも気付いた時には魂を抜かれてしまう。存在価値のない敵には漆黒の羽根を舞わす「エターナルダークメア」で一瞬にしてデータごと破壊する。人やデジモンが心に持つ闇はダークネスバグラモンの底知れぬ力とともに集約・融合される。その力を「バルフィアイズ」で胸の赤眼から解き放てば周囲全ては無と化す。
余談
正体が判明するまでは、声優が同じなためこちらとの関連性が疑われていた。
求道者や片目を奪われたという設定のモチーフはおそらく北欧神話の最高神オーディンだと思われる。神木から義手を作ったという設定はオーディンの得物であるグングニルの逸話からだろう。グングニルの素材は一般的にはトネリコから作られたと語られる一方で、一説では世界樹ユグドラシルの枝から作られたと言われており(ユグドラシルそのものがトネリコの木である為、大して変わらない)、神木の正体はデジタルワールドのホストコンピュータであるイグドラシルの比喩的表現ではないかと推測されるが詳細は不明。
関連イラスト
関連タグ
ダークナイトモン:弟
ルーチェモン、デーモン、リリスモン:同じく天使から魔王になったデジモン
アイギオテュースモン:姿が似ているが関連性は不明。
大魔王バーン:性格や言動、目的等に共通点が見られるボス繋がり。ちなみにクロスウォーズのシリーズ構成も同じ人物氏が務めている。