Underverse
あんだーばーす
『これは創作ではなく現実だ。』
【注意】この記事には、『Undertale』とその二次創作『AU作品』『X-TALE』のネタバレを含んでいます。ネタバレを好まない方は、まず作品のプレイ・閲覧・視聴を推奨します。
概要
Jakei95(Jeal Peñaloza)によって制作されている、Toby FoxによるRPG『Undertale』の二次創作の作品の総称『UndertaleAU』のクロスオーバーアニメーションシリーズ作品。ただし『Underverse』は、AUとしてのタイトルでなくあくまでも作品名である。
原作とAUを含む様々なサンズ達が主役で、数多くのAUを巻き込む壮大なストーリーとなっていおり、サンズ以外にも原作やAUのキャラクターが多数登場する。また、作品は主に同作者によるAU作品『X-TALE』のキャラクター・ストーリーを主軸としている。
2016年より制作され、「Truce」~「0.4」までがシーズン1、「OWNERS」以降がシーズン2となっている(「Truce」はストーリーの補完エピソード『The Truce』の要約版で、現在は削除され閲覧できない)。
海外で制作された動画であるが、ほぼ全編に日本語字幕が付いている(2020年9月末にYouTubeが視聴者側からの字幕投稿機能を終了した事により、ファンによる翻訳で成り立っていた動画が多数の言語の字幕で視聴できなくなる問題に直面したが、幸いにも日本語字幕はJakei氏に信頼できるという協力者がいたためこの問題は解決された。現在は作者による作品はPatreonサポーターの1人であるさしろう氏が翻訳作業を行っている)。
ストーリー
あらすじ(Truce~0.1)
AUの破壊と創造をかけて争ってきたエラーサンズ(以降エラー)とインクサンズ(以降インク)。創造者自身の手でAUの半分が滅ぼされている事実にこの争いの勝利を確信していたエラーはこの争いを更に面白いものにしようと、インクがこれ以上他人の想像に足を踏み入れなければ、エラーはこれ以上AUを破壊しない「創造もない。破壊もない。」という休戦の契約を交わす。ただし、両者は契約を守る気などまったくなかった。
時は流れ、真の平和主義者ルート(以降Pルート)の時間軸の『Undertale』の世界。フリスク達とピクニックに来ていたサンズは、エックスキャラとクロスサンズ(以降クロス)の手によって自身のタマシイの半分を奪われてしまう。
二人を保護、捕まえようとするインクによると、二人は今は何もない真っ白な世界に存在した虐殺ルートの唯一の生き残りで、互いのタマシイが結びつき一つの肉体になっていた為、主導権を握るクロスとエックスキャラの二重人格として過ごしていた。その後エラーの攻撃でタマシイが今にも壊れそうになり、他AUのサンズまたはキャラのソウルを必要としていたという。
サンズのタマシイを吸収したクロス達は、他AUのコードを使い、自分の世界を再び元通りにしようと考える。そこに現れたナイトメアサンズ(以降ナイトメア)は、クロスの目的に「必ずその世界の一人を精神的に傷つける」という条件付きで手を貸すことにする。タマシイを半分失った影響からか自身に異常を感じるサンズと、ドリームサンズ(以降ドリーム)からクロスとナイトメアの企みを知ったインクは、共にAUを巡りクロス達を追うことになる。
*【注意】以下、ストーリー・また本編・X-TALEの重大ネタバレを含みますので、先に本編を見たいという方は先に上記のリンクからご視聴ください。
本編(ネタバレ注意)
シーズン1(~0.4)
クロス達を追い、サンズは『Underfell』のPルートの時間軸を訪れる。そこではAUのスノーフルのコアコードを奪おうとするクロスと、それを止めようとするこの世界のサンズ(以降フェルサンズ)が戦っていた。サンズはクロスに、以前見かけた「気になる奴」について尋ねるが、それを聞いたクロス達は動揺し、戦況が不利になったことから逃亡する。だが、結果的にスノーフルのコアコードを奪われ、フェルサンズはサンズ達に付いていくことを決める。
クロス達は自分の世界に奪ったコアコードでスノーフルを復元させ、更に住民や様々な場所のコアコードを奪う為、『Underswap』のPルートの時間軸を訪れる。肉体の主導権を奪おうとし、クロスの抵抗でエックスキャラは一時的に人格と能力(ハッキング)が封印されており、ナイトメアに従うしかないクロスは街で人々を襲い始める。同じくサンズ達も『Underswap』に辿り着き、インクはクロスを説得するが、それでも破壊を止めずサンズ達に攻撃され気絶。サンズはタマシイの半分を取り戻し、皆は元の世界に帰ろうとする。
しかしエックスキャラは、『Underswap』のキャラの「ケツイ」を奪い肉体を持って復活。そして『Underswap』のサンズ(以降スワップサンズ)・パピルス(以降スワップパピルス)・キャラを除く全キャラクターのコアコードを奪い自分の世界へ転送する。更に能力「OVERWRITE(上書き)」を使いスワップサンズ達に攻撃を開始し、インクからも「何かが入った小瓶」を奪おうとし争奪戦となる。そしてお互い力を使い果たし、エックスキャラとナイトメアが逃亡し戦闘が終了。だが、『Underswap』の時間軸はすぐ崩壊する状態になり、ドリームの力でサンズ達はスワップサンズを含み別のAUへ避難するが、ダメージを負ったキャラと全てを諦めたスワップパピルスは時間軸と共に消滅する。
新しいAUとそこで出会った「新しい友人であるエックスガスターの興味深いゲーム」について話し、更にクロスを助けたことからインクが何かを企んでいると勘づいていたが、インクは契約を守った上でゲームを更に面白くすると宣言し、それに嫌気が刺したエラーは介入を決める。エラーは『X-TALE』を訪れ、そこでクロス達の行動に興味を持ち、インクに任されこのAUの見張りをしていたフレッシュサンズ(以降フレッシュ)から、インクが『Underswap』へ行った事を知り、『X-TALE』にあるクロス達の盗んだ他AUのコアコードを見て、インクの言うゲームを理解する。
その後、エックスガスターの助手であるエックスアルフィーが現れ、崩壊した時間軸がAU自体に影響を及ぼさないよう、「X-Event」に影響・ダメージを受けた『Underfell』と『Underswap』のPルートの時間軸を隔離する。それにより、『X-TALE』のエックスキャラ達が奪ったケツイやコアコードも一気に消滅する。また、エックスキャラはナイトメアの支配から逃れられない状況に陥っていた。
一方、サンズとフェルサンズとスワップサンズの三人は『Outertale』に取り残され、ナイトメア達に見つかり、更にエラーにより捕らえられてしまう。その後インクが現れるも、インクは自身の計画を遂行する為に感情を得れるインクを一切摂取せず全ての感情を無くし、更にエックスガスターのタマシイが入った「紫の瓶」を所持していた。そしてインクはAUの保護を完全に放棄し、エックスガスターによる新しい可能性を見たいという願いを語る。エラーも「Doodle Sphere」にある数多くのAUを破壊するが、インクは彼を「Anti-void」に送り、クロスのタマシイを取り戻すことでエックスガスターは完全復活する。
エックスキャラは完全に「ケツイ」を失い消滅、フェルサンズとスワップサンズは隔離された元の時間軸にそれぞれ移動、サンズも『Undertale』の元のPルート後の時間軸に戻される。エックスガスターは、エックスキャラを今回は特別に許しタマシイも元通りにし、クロスもタマシイと肉体を元通りに復活され、説得は難しいと考え自分の仲間になるかをどうか選択肢を与え、その場を去った。その後クロスはナイトメアとキラーサンズ(以降キラー)に襲われるドリームを助け、共にコアフリスクの「オメガタイムライン」へ避難する。エックスキャラは大人の姿で復活し、見知らぬ場所でエックスガスター達に迎えられた。
シーズン2(~0.6)
元の時間軸に戻ったサンズは、皆と共に家に帰り、心配するフリスクに一部始終とエックスガスターのことを話す。そしてフリスクとキャラの前にエックスガスターが現れ、エックスガスターはプレイヤーについての疑問を全て解消する為に二人を連れて行こうとするが、二人は交渉するつもりはないと断固として示す。しかしエックスガスターは諦めず、どんな手を使ってでも説得してみせると二人に宣言した。
エックスガスターと、上書きにより完全に意識がエックスガスターの支配化におかれた『X-TALE』のナンバーI~XIを持つ者達(エックスキャラは支配下におかれていない)が集まり、『Undertale』への侵攻を開始する。地上の街中の電気が全て停止し、同時に地震とエックスメタトンとエックスマフェットによる攻撃を起こし、エックスガスターの意向により街中の人々を殺害。その場に居合わせたメタトンやマフェットも始末される。フリスク達もその異常を感じ、メタトンの安否を心配したフリスク・トリエル・アズゴア・パピルス・アンダイン・アルフィーは共に街へと向かうと、町の一部が浸食されていた。その場にいたヘルパーとバーガーパンツから事情を聞いたフリスクは、エックスガスターにこの状況を解決できるとOVERWRITEの使用を誘うが、フリスクはそれを拒否した。
オメガタイムラインへ避難したクロスは、自分のこれまでの行動が全て間違っていて、もうこの件に関わりたくないと思い、ドリームの元から離れて木の下に座り込んでいた。そのとき、Epictaleのサンズとトリエルに出会い、さらにコアフリスクからエックスガスターがこれまでも問題を引き起こしたこと、クロスはこれによりエピックとの記憶を失っていることについて聞かされた。エピックたちが去った後、コアフリスクからクロスが描いた渡す。しかしクロスは、「自分は甘かった」とその絵を放り投げ、そのまま眠ってしまう。コアフリスクはそろそろ闇を感じると彼を「白い空間」に連れて行き、怪我を治したドリームも後をつけていった。その二人二人の前にナイトメアが現れ、クロスを利用して全てのAUを絶望に満たそうとした。止めようとするドリームだが、キラーが駆けつけ、彼を封じ込めてしまう。そのとき、クロスはエックスガスターに操られ、このままキラーを戦闘不能な状態に追い込む。クロスは、その行動の意味が分からず、これまでの行動の罪悪感から自分は悪だったのかと思い込んでしまう。しかし、ドリームに励まされ、自分の行動の意味を知り、ナイトメアと戦うことを決意。ナイトメアが作り出した影に翻弄されながらも、隙を作り出し、オメガタイムラインの住民の支援を受けて最後はドリームの光の弓でナイトメアを倒すことに成功。ナイトメアはボロボロになりながらキラーとともに去って行った。その後、傷を癒やしたクロスは、インクを探すために、epictaleのみんなに別れをつげてフレッシュと「Anti-void」へ向かった。
undertaleの世界では、エックスキャラはエックスガスターが何かを隠していると考えており、エックスガスターは時間軸ナンバー5と9を送ろうとしていた。
キャラクター・AU
Undertale
Toby Fox(トビー・フォックス)を中心に制作されたRPGであり、登場する全てのAUの基本となる原点の世界。ただし、登場する時間軸は破損した偽物の「真の平和主義者ルート」後の時間軸となっている。
過去に、殺戮ルートの時間軸にてサンズは本来ならありえないがフリスク(キャラ)を殺すことに成功しており、それにより時間軸に不具合が起き、リセットされたことでサンズだけが「所有者」として前の時間軸の出来事を覚えられるようになっている。ただしサンズは責任感や罪悪感からフリスクにそのことを打ち明けており、フリスクとキャラは「サンズまたはモンスター達に何か起こらない限り、時間軸をリセットしない」というサンズとの約束を守っている。
- Sans(サンズ)
シリーズ1・2の主人公。ジョーク好きで怠け者のスケルトン。ジャケットは「0.5」以降から新しいものに変更されている。テレポート・重力操作の能力を持っており、攻撃はブルーアタック・骨・ガスターブラスターを使う。
クロス達によって自身のソウルの半分を奪われ、インクと共に数多くのAUを巡ることになるが、その途中で数多くの真実を知ることになる。
- Frisk(フリスク)
原作・シーズン2の主人公。セーブ・ロード・リセットの能力を持っており、サンズもその能力の存在を知っている。原作とは服装が異なり、青地に紫っぽいボーダーが入った長袖の服の上にダークブルーのオーバーオールを着用している(ズボンと靴は変更なし)。
またキャラが背後霊として存在しており、ナイフを召喚して攻撃することができる。両者とも性別は原作と同様に不明(作者Jakei氏によると、特に決められていないとの事)。
X-TALE
同作者Jakei氏によって制作されたAU(Xの読みはエックス)。元々は穏やかで平和な世界だったが、エックスガスターによって生み出された「OVERWRITE(上書き)」という能力で、時間軸そのものを十回にもわたって上書きされている。最終的にはこの世界の真相を知ったクロスの手によって、全てが消滅し真っ白な世界となった。詳細は個別項目を参照にて。
- XGaster(エックスガスター)
X-TALEのガスターであり作者そのものといえる人物。病的なほどの完璧主義で共感性に欠けており、気になった・興味が向いた事はすぐにでも試さずにはいられない性格の持ち主。
自身のタマシイの力で「特別なもの」を作る事ができ、インクとの出会いとAUの存在を知り「OVERWRITE」を生み出す。体が少し浮いており、浮遊する八つの手を自在に操り、自身の掌と八つの手から槍状の鋭い突起を出して攻撃を繰り出すことができる。
- X!Chara(エックスキャラ)
X-TALEのキャラ。優しい性格の持ち主だったが、エックスガスターの心無い実験を止める度に自我を失い残虐になっていった。X-TALE後半・シーズン1前半ではタマシイのみであり、エックスフリスクやクロスのタマシイの半分と融合していた。シーズン1後半以降は実体を手に入れている。
ケツイの力でモンスターや空間をハッキングでき、またナイフを召喚して攻撃することもできる。キャラ自身も「OVERWRITE」の能力を持っている。クロスに宿っている時は、クロスキャラと表記される。
- Cross(クロス)
X-TALEのサンズ。精力的で感情表現も豊か、仕事に関しては真面目な性格である(Underverseでは精神的余裕がなく暗い表情が多い)。基本的には原作サンズと同じ能力であり、エックスキャラのケツイが半分宿っていた時は彼の能力を一部使うことができた。
その他
AUキャラクター
- Ink!Sans(インクサンズ)
『Inktale』のサンズであり、あらゆるAUの守護者。Doodle sphereという所に住んでいる。塗料をポータル代わりに色んなAUに飛べ、ブラシ・インクから様々な物体・骨・ガスターブラスターを召喚できる。タマシイ・感情が存在せず、感情は様々な特殊な薬を飲むことで豊かにしており、薬を飲まないと無感情になってしまう。エラーサンズとは互いに敵対関係、エックスガスターとは友人関係で彼の考えに協力している。
- Error!Sans(エラーサンズ)
『Errortale』のサンズであり、体の周りにバグが発生している。Anti-voidという所に住み、あらゆるAUを嫌っており破壊したいと考えている。AUを移動でき、ガスターブラスター・骨を扱えるだけでなく、ガスターグラスパーという青色の糸を使い相手を攻撃・縛る・操ることができる。
インクサンズとは敵対関係で、対立を更に面白くしようと停戦の契約を提案・結ぶことに成功した。その後インクとエックスガスターとの企みを知り、嫌気が刺したエラーは契約を破棄し再びインクと対立することになる。
原作とは容姿が異なるマフラー姿なのは、原作者・Crayon Queenのオリジナル作品『Lucidia』に登場する際、サンズに似たキャラクターを合法的に使うことができなかった為、サンズに似ない様服装が再デザインされたバージョンを作品に登場させているからである。
- Dream!Sans(ドリームサンズ)
『Dreamtale』のポジティブなエネルギーを持つ守護者。ポジティブな感情を持つAUのみ移動・光とポジティブな感情でできた矢を放つことができる。兄であるナイトメアとは敵対関係であり、AUに絶望をもたらそうとする彼を止めるために行動している。
- Nightmare!Sans(ナイトメアサンズ)
『Dreamtale』のネガティブなエネルギーを持つ元守護者。金のリンゴから変化した黒のリンゴを食べたことで、強大な力を持つリンゴに支配され全くの別人・邪悪な存在へと変貌した。背中からは4本の触手が出ており、自由に変形・硬度を変更でき何本でも出すことができる。また話術にも長け、相手を洗脳することも可能。弟のドリームとは敵対関係。クロスとエックスキャラに協力するも、裏で自分の思い通りに支配しようと考えていた。
- CORE!Frisk(コアフリスク)
ホットランドのコアに落ちタマシイが散り散りになり、あらゆる時間・空間にばら撒かれたことで一部の場所を除く全ての時間軸・AUを移動できるようになったフリスク。「オメガタイムライン」を管理しており、破壊された時間軸や世界、Gルートの生存者をそこへ送り避難させている。ただし時間軸を操作する能力は消滅している。「X-TALE」の動向を気にしており、またサンズへ助言・クロスを「オメガタイムライン」へ連れて行こうとしていた。
- Fresh!Sans(フレッシュサンズ)
『Underfresh』のサンズ。本来の姿は小さい紫色の寄生虫で、寄生しやすいスケルトンを好んで選んでいる。ハイテンション・フレンドリーな性格で、騒々しいがサイコパス故に恐ろしい一面を見せる。神出鬼没でちょくちょく現れては、色んなキャラクターにちょっかいをかけており、またインク・エラーとも面識がある。
クロス達の行動に興味を持っており、インクから「X-TALE」の見張りを任されている(ただクロス達やエラー・ナイトメアの侵入を許すなど、かなりゆるめ)。
- Killer!Sans(キラーサンズ)
Killertaleのサンズ。原作サンズと同一人物だったが、キャラに殺戮を勧められ、殺戮の限りを尽くしたことで、それに愉しみを覚え精神崩壊を起こし理性は完全に失われている。ナイトメアの部下となっており、一時はエックスキャラの新しいパートナーになっていた。
Underfell
原作ファンによって制作されたAU。ただし当作者が制作を終了しており、現在はコミュニティによって制作されている為、オープニングでは作者が「AU Community」となっている。
キャラクターや世界観が善悪反転し、猟奇的かつ暴力的となっている。登場する時間軸は(このAUの)フリスクとフラウィーの活躍によってPルート上に存在しているが、地上の人類が絶滅しておりモンスター達は変わらず地下で暮らしている。スノーフルのコアコードを奪おうとするクロス達の一番目の標的にされた。
- Fell!Sans(フェルサンズ)
Underfellのサンズ。気性は荒いが、性格は幾分か丸くなっている。基本的に原作サンズと同じ能力である。兄弟関係は半分崩壊しており、スノーフルの惨状を目にしたフェルパピルスに命を狙われかけた。スノーフルを崩壊させ、自分に恥をかかせたクロスに一発蹴りを入れるために、インク達と付いていくことに。
Underswap
原作ファンによって制作され、Underefellと同じ状況にあり作者が「AU Community」となっている。全てのメインキャラクターが二人一組で性格・立場が入れ替わっている。
こちらもPルート上の時間軸に存在しており、モンスターと人間が共存する世界となった。他にも様々な場所やキャラクターのコアコードを奪う為、クロスの二番目の標的にされた。またクロスはこのAUのコアコードに見覚えがあるとの事だが、詳しくはX-TALEを参照。
- Swap!Sans(スワップサンズ)
Underswapのサンズで、パピルスと入れ替わっている。純粋で優しい性格の持ち主だが、クロス達の侵攻には陰りのある一面を覗かせている。骨やガスターブラスターを召喚して戦うことができる。インクと面識があり、アンダインの研究所の整理をしていた際にインク達と出会った。人間の街へ案内した際にパピルスがクロスと戦っている事を知る。
- Swap!Papyrus(スワップパピルス)
Underswapのパピルスで、サンズと入れ替わっている。怠け者ではあるが、初めて出会ったクロスに親切したり、クロスによって街を破壊されている際に人々を避難させ、また攻撃を受けたキャラのことを心配していた。サンズと同じく骨やガスターブラスターを召喚して戦うことができる。インクと面識はあるが、あまり良い印象を持ってはいない。
- Swap!Chara(スワップキャラ)
Underswapの主人公でありキャラで、フリスクと入れ替わっている。慈悲深く優しい性格で、普段はめったに話さないことが多い。また強い「ケツイ」を持っており、原作フリスク同様の能力(セーブ、リセット、ロード)を持っていると思われる。
Outertale
モンスターが地下ではなく宇宙に追放されているAU。登場する時間軸はまだ主人公であるニンゲンは来ていない。原作と設定が変更されている所が各所存在するが、キャラクターは容姿以外立場や性格に変更点は存在しない。サンズ達がUnderswapの次に訪れるAUとなっている。
Epictale
Yugogeer012氏制作のAU。キャラクターの一部がオメガタイムラインで保護されている。また、X-taleとも交流があった模様。
- Epic!sans(エピックサンズ)
Epictaleのサンズ。クロスのことを知っていて、会ったときはとても喜んでいた。トリエルからは博士と呼ばれている。
登場予定
- Geno(ジェノ)
『Aftertale』のSans。厳密にはAftertaleに登場する別時間軸のSansであり、よく知る青いパーカーのSansはAftertale内で別に存在している。通称Geno(由来は自身が止められなかったGenosideの時間軸から)現時点ではオマケ動画のみの出演で本編未登場。原作ではかなりシリアスな設定の持ち主だが、jakei95氏の動画内ではInkやFreshと共にErrorをおちょくっていた。0.7からは本編に登場予定。
- Fatal Error(フェイタルエラー)
Fatal_errorはErrorがGenoを破壊し損ねた結果、Genoが変わり果てた者だが、現時点で他のキャラクターとの関係は不明。0.7からGenoと共に本編に登場予定。
- Fresh!Ink_Sans(フレッシュインクサンズ)
インクサンズとフレッシュサンズを合体させた(フレッシュがインクの体を寄生した)姿。フレッシュと同じく全体的カラフルな服装・ハイテンションな性格をしており、スラングを頻繁に使っている。また服装が旧デザインのインクの服装に近かったり、スプレー缶を使うなどインクの要素も多少存在している。
現時点では詳細不明だが、シーズン2のオープニングにてフレッシュの左下でサングラスが確認できる。
各話リスト
エピソード | サブタイトル | 公開日 | リンク | 備考 |
---|---|---|---|---|
第1話 | TRUCE (休戦) | 2018年4月29日 | こちら | シーズン1プロローグ |
第2話 | 0.0 | 2018年2月5日 | こちら | |
第3話 | 0.1 | 2018年2月19日 | こちら | |
第4話 | 0.2 | 2018年3月13日 | こちら | |
第5話 | エクストラシーン1 | 2018年4月28日 | こちら | |
第6話 | 0.3 | パート1 2018年5月22日 | こちら | |
パート2 2017年8月6日 | こちら | |||
第7話 | エクストラシーン2 | 2017年12月14日 | こちら | |
第8話 | 0.4 | 本編 2018年7月29日 | こちら | |
エピローグ 2018年8月9日 | こちら | シーズン1エピローグ | ||
第9話 | OWNERS (所有者) | 2020年5月31日 | こちら | シーズン2プロローグ |
第10話 | 0.5 | 2020年12月16日 | こちら | |
第11話 | 0.6 | 2021年11月12日 | こちら |
サウンドトラック
主に作曲を担当しているのはNyxTheShield(YouTube)氏であり、作者Jakei氏の夫でもある。他にもSoundCloudにてStereohead Studios氏などが一部楽曲を提供している。
NyxTheShield
エピソード
番外編
アニメーション作品
パイロット版
- UNDERVERSE (Undertale Sans AUs PILOT) [by Jakei]
Underverseの原点とも言えるアニメーション作品。またパイロットは、先行試作版という意味も持っている。このアニメーションには原作サンズ・フェルサンズ・スワップサンズ・アウターサンズ・ジェノ・インクサンズ・エラーサンズが登場しており、「オリジナル(原作)と自分のお気に入りの6つのAU」を登場させているとのこと。使用音楽はじん(自然の敵P)氏のボーカロイド曲「ヘッドフォンアクター」。
Stupid Short
UnderverseのNGシーン集となっている。
「Antu-Void」にてエラーサンズが眠っている間に、フレッシュ・インク・ジェノが近づき、バイオリンで「主よ御許に近づかん」を演奏してエラーを困らせているだけの動画となっている。
エピソードの一つ「エクストラシーン2」にて登場したAU『Undernovela』のシーンにてアフレコでのNG集となっている。取り上げられたNG集は以下のようになっている。
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ANDARVARSA
- ANDARVARSA - Trailer [By Jakei]
てっきり続編のトレーラーかと思ったら、Jakei氏の2017年のエイプリルフール動画。動画内では『Storyshift』にてエックスキャラに操られたキャラと、その攻撃を受けたアズリエル。またエックスキャラと対決する『Glitchtale』のオリジナルキャラクターベティーが描かれている。しかし所々で絵が雑になったり可笑しな所が出てきたり、エックスガスターと背景に「SansAprilFoolsday」と書かれたハートの木が登場しと、もうツッコミ所しかない完全なるネタ動画となっている。