概要
『Errortale』や『Underfresh』の作者でもあるCrayonQueen氏(元loverofpiggies氏)によって作られた『Undertale』の二次創作コミックである。この作品のキャラクターはほとんど『Undertale』と同じだが、「Geno」というオリジナルのサンズも登場する。完結済み。
また、この記事は『Undertale』のネタバレを含んでいます。未プレイの方は先に本家ゲームをプレイする事を強くおすすめします。
ストーリー
ある日、サンズは自分がニンゲンの子供にナイフで切り裂かれて死ぬ夢を見る。Gルートの存在を知ったサンズは、フリスクのフリをしていたキャラをグリルビーズで始末。
ところが、視界が歪み、気がつくとサンズは真っ黒な空間にいた。コンティニューとリセットの文字が浮かんでいる。そこでサンズは、グリッチの浮かぶフリスクと、自分そっくりな、だがナイフの切り傷の残るサンズ、「Geno」と出会う。
Genoは自分の身の上を話し、そしてサンズに協力を持ちかける。パピルスを、虐殺から守る為に。
キャラクター
物語の鍵を握るモンスター。溶けた右目をグリッチで隠しており、パーカーとスリッパは白く変色し、お腹にはナイフの切り傷がある。サンズのタマシイの一部を持っているのだが、Genoは9分の1しかタマシイがない。パピルスのスカーフをまとっており、スカーフに触られると怖い形相で「パピルスに触るな」と怒る。
モンスターを虐殺するニンゲンを止める為に自らに決意を注入し、限定的にセーブデータを操る力を得た。しかしリセットは審判が始まる直前までしか戻れず、右目は溶け出してしまっている。
Genoはニンゲンを殺し続けたが、536回目、遂にGenoは負けてしまう。塵になる前にセーブ画面に避難したおかげで辛うじて一命は取り留めたが、塵になってしまう為セーブ画面から出る事ができなくなってしまった。
Genoという名前は、"Geno"cide(虐殺)からとっており、皆を死なせてしまった自分への戒めである。
タイムラインの繰り返しや、パピルスが死ぬところを何度も何度も見た結果、若干気が触れてきてしまっているようにも見える。
サンズに負けず劣らずのジョーク好き。
原作と違い、グリッチをまとっている。子供らしい一面と、大人びた一面を持つ。キャラに体を乗っ取られた為、Genoと共にセーブ画面に住んでいる。
実はGenoを殺したニンゲンとはフリスクの事であり、フリスクはそれを後悔し、自分の体を取り戻して間違いを正したいと言っている。
Genoは、また別の事を計画しているようだが。
姿は原作のサンズとあまり変わらない。パピルスを大事にしており、パピルスが死ぬ夢を見た時は暴走してしまう程。
GenoからGルートやキャラの事を聞き、キャラを止める方法を見つけるまでキャラを楽しませ続けろ、何をされても我慢しろと言われる。最初は従うが、フリスクの話を聞き、キャラと会話し、疑問を抱いていく。
ジョークや洒落など、そういった事に余念がない。
目はぱっちりと開いているが、それ以外はほぼフリスクと変わらない。Gルートを完遂したフリスクの体を奪い、好き勝手に行動している。始めはフリスクのフリをしていて、サンズとパピルスのやり取りに笑ったり、サンズにおんぶをねだったりと無邪気に振る舞っていた。
トリエルをいせきから連れ出してみたり、アンダインをからかってみたり、パピルスを殺してサンズの反応を見ようとしてみたりするキャラは、良くも悪くも、まるでただの子供だ。
原作同様バトルスーツを着ている。抜けているところはあるが、優しく正義感に溢れていて、Gルートの記憶に悩むサンズを慰める事も。
しょっちゅうサンズのジョークに大声を上げている。料理の腕は相変わらず。
ロイヤル・ガード団長。オフの時はアルフィーと一緒に過ごしているようだ。よくサンズのジョークに翻弄されている。
ニンゲンのタマシイを集めようとするアンダインだが、トリエルがキャラを守ると言った際は断念している事も。
気の弱い科学者。至る所に監視カメラを設置しており、Genoがセーブ画面に移動する前はニンゲンの動向を確認するのに協力していた。
サンズに、パピルスの前で言ってはいけない言葉のリスト(罵りのリスト)を渡されていて、破った場合サンズに怒られる。
地下世界の元女王。キャラ(トリエルはキャラだと気づいていない)の言葉に乗せられて、キャラを守り導く為にいせきから出てくる事も。
アンダインがやっと持ち上げられる重さの大きな雪の塊を、片手で軽々持ち上げられる程の力持ち。ジョーク好き。
喋る黄色い花。Gルートや、Genoの存在を知っている。Genoに協力するサンズをバカだと称している。
顔から黒いものが溢れ、恐ろしげな姿をしている。何度もサンズを使ってキャラを止めようとし、長い間失敗を繰り返し続けるGenoに対して、諦めるべきだ、疲れただろう?自分と共に来れば痛みを終わらせてやるなどと引きずり込もうとしている。
関連イラスト
関連タグ
Errortale Underfresh:Aftertaleと同じ作者のAU