概要
モチーフは『エジプト神話』の月神コンス。テーベの神アメンとムトの息子。
なお、アメンには太陽神ラーと集合したアメン・ラーという姿もある。
『真・女神転生デビルサマナー』のコンス
種族は「幻魔」。全身に包帯を巻いたミイラ男のような姿をしている。
特徴的なポーズは1980年代頃に知られるようになった、「ヴォーギング」と呼ばれるダンスの様式によるもの。
『真・女神転生Ⅴ』のコンス
CV:檜山修之
種族は「魔神」。ベテルエジプト支部の悪魔として登場。
コンスは主人公に自分の思想をこう語る。
「創造主の創った今の世を見てごらん。人間は不公平で、不幸に嘆いている。僕たちなら、全ての人間に等しく幸せを与える世界を創るけどね」
外見
肌は緑色で、爪は赤色。頭部の被り物には三日月と円盤を重ねた飾りが付いており、三日月型のケペシュを所持している。
公式Twitterで公開されたコラムによると、爪が赤いのは残虐性の表現で、血塗られた手を表している。
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『真・女神転生Ⅴ』のネタバレ
ミヤズは幼い頃、不治の病を患っておりそのままでは死ぬところだった。ミヤズを見つけたコンスは、ミヤズが死んでその魂が再び転生するのを待つのではなく、自分のマガツヒを与えて延命させた。それにより、病弱なままではあったがミヤズは17歳まで生きることができた。けれど、マガツヒによる延命も限りがある。コンスがミヤズと融合してナホビノになっても、ミヤズの身体は大量のマガツヒで満たされているため、ミヤズは吸収され自我を失ってしまう。ミヤズを愛するコンスはそれを受け入れられず、ナホビノになることも、至高天の王座を目指すことも諦めた。
コンスはミヤズに会いに行き、ミヤズを神にしようとする。
「隼の首」(ホルスの首)と「有翼日輪の紋章」(太陽神の証)を使い、太陽神の力と神聖なる王権を得て「コンス・ラー」となり、主人公と戦闘し敗北する。それはコンスが望んだ展開だった。コンスはミヤズに王権とラーの御名を与えることを宣言する。王(ファラオ)は太陽神と一体化して神となる。前王の死がその引き金。コンスは死に、望み通りミヤズを神にした。
ミヤズも夢の中で出会ったコンスに特別な感情を抱いており、コンスの死後、「あなたがいなくちゃ意味がない!」と悲しんだ。そして、コンスが復活するまで何百年でも待つと決意する。