概要
東南アジアのマレー半島やスマトラ島、ボルネオ島等に分布するクワガタムシ。オドントラビス属(ツヤクワガタ属)。
体が黒いタイプのツヤクワガタで、オスの体長は40mm~80mm程度。
原名亜種の前翅にはミヤマクワガタのような金色の微毛が生えており、別名、キンケツヤクワガタとも呼ばれる。
標高1000m以上の高山の熱帯雨林に生息している。飛行能力が高く、しばしば街灯に集まる。
原名亜種(キンケツヤクワガタ)を含めて10亜種に分類される。その内のインターメディアツヤクワガタは知名度が高く、オドントラビス属の最大級の種でもある。
ただしインターメディアには前翅に毛が生えておらず、大アゴの形状も原名亜種と異なることから、独立種とする学者もいる。
なお、スラウェシ島亜種等も毛が生えていない。
ちなみに、原名亜種は甲虫王者ムシキングシリーズには参戦していない。(インターメディアツヤクワガタは新甲虫王者ムシキングに参戦している。)
関連タグ
- 東南アジア
- クワガタムシ
- オドントラビス属
- インターメディアツヤクワガタ
- アルケスツヤクワガタ : 体が真っ黒いタイプのツヤクワガタの代表種。
- カステルナウツヤクワガタ : 知名度・人気は高いが、ムシキングに参戦していないツヤクワガタ。
- ヨーロッパミヤマクワガタ : 原名亜種が新ムシキングに参戦しておらず、代わりに最大亜種(ジュダイクスミヤマクワガタ)が参戦しているという共通点がある。