CV:山口勝平
概要
本編の主人公。カモメ第二高校二年生。山羊座のB型17歳。典型的なミリタリーオタクで、ゲームやアニメが大好き(劇中でビックリドッキリメカ発言も飛び出す)。牛山次男とは悪友同士で、華の従姉妹あやめは後輩。幼馴染みの火乃紀と再会して以降、日常と違う生死を伴うアルジャーノン事件の真っ只中に巻き込まれ、ニューロノイド『覚醒人1号』を起動させ、モーディワープが認知した7番目のヘッドダイバーとして登録され、その身を投じていく。
裏表の無い性格から常にリミピットチャンネルで本音が筒抜け状態に陥っている紗孔羅やチャンディーに好意を抱かれている。
幼い頃事故で脳を損傷し、脳硬膜の移植手術を受けた。その提供者がGGG所属の生体医工学者であるパピヨンの母、ロリエである。
ニューロノイドは本来デュアルカインドが二人揃わないと起動することすらしないが、彼のみ自分自身のデュアルインパルスと脳硬膜から発生したロリエの脳波を一人で発生させる事が出来る為に単独で動かせた。同時に様々なデュアルカインドと同調させられる成長型ヘッドダイバーでもあった。
事件の終息後は覚醒人に乗り込む発端になったボトム・ザ・ワールドで初野華と出会っており、その時に護が帰ってこないことに悩んでいた彼女に対して火乃紀と共にパピヨンが経営(?)していた「センシングマインド占いハウス」を紹介。
これ以降も㈲アカマツ工業で表向きはアルバイターとして火乃紀と共にヘッドダイバーとして仕事に従事していたが、遊星主の暗黒物質回収に発生した宇宙収縮現象を原因とした地球津波などの影響で開店休業状態に陥り、2010年時点でGGGマリンレフュージ基地でアルバイトをしている状態だった…
だが、頭の悪さが祟って大学生になれず長きに渡る浪人生活を送った後、「地球の平和を守るなど自分には荷が重すぎる」と阿嘉松からのGGG入隊への誘いを断り、大手電器店に勤務する事を決める。
2017年になりローンを組みながらも火乃紀との居場所として購入したGアイランドにある店舗兼用の中古住宅を、覇界の眷属となったボルフォッグが引き連れたゼロロボ達の襲来より破壊され、その前後に現れた謎の少年・ケイとチャンディー、そして牛山兄弟の三男・牛山三男から託された覚醒人V2に搭乗、覇界の眷属に対して戦いを挑む。火乃紀と護が駆るガオガイゴーとの共闘で勝利し、給料三ヶ月分の物を火乃紀の左手の薬指にはめプロポーズをした後、火乃紀と共に覇界の眷属と戦うために阿嘉松の求めに応じ、覚醒人V2と共にGGGブルーの機動部隊隊員に入隊(この一件で覇界の眷属に破壊されたGアイランドは万能力作驚愕艦カナヤゴから発進したカーペンターズによって(蒼斧邸を含め)完全修復された)。
純粋な操縦技術では他の隊員たちには劣るが土壇場での起点や勝負強さは健在。特に「テリオマスターシステム」の応用・発想力は楊龍里ですら舌を巻くレベルで、阿嘉松も「シナプス弾撃に関しては右に出るものはいない」とまで評する。
最終的にはあのソルダートJにも「立派な戦士」と認められるほど。
獅子王家と天海家による合同結婚式より2ヶ月前に火乃紀と挙式を行っているが、夫婦別姓にしている。