概要
ユガンデやシボレナを始め、ネジレ獣やサイコネジラーを作製したのも彼であり、人間を“不完全な存在”と称して忌み嫌っている冷酷非情な性格である一方、幹部であるユガンテとシボレナのことは“最高傑作”として非常に愛情を注いでおり、それ故に2人からも父親の様に尊敬されている。
その為、ジャビウス1世の勅命で派遣されて来たギレールに対しては当初こそ他の幹部たちと同様に扱っていたが、彼がユガンデを利用して重傷を負わせたことを知るや否や激怒し、ギレールを謀殺。更には派遣したジャビウス1世もネジレンジャーを利用して謀殺して下剋上を果たし、実質的にネジレジアを掌握している。
アンドロイドであるシボレナを除けば、非常に人間に近い姿をしているが、実は地球人で、その正体はI.N.E.Tの久保田博士の元同僚で旧友の鮫島博士その人。
ある理由で人類に対して激しい怒りと憎しみを抱き、人類への復讐と久保田博士への勝利の為に自ら“ネジレ次元”へと飛び込み、現在の姿となった。
その真の目的は「ジャビウスハート」と呼ばれる謎の装置を使って全人類をデータ化して再構成し、自身の思い通りの人格に描き替えた彼らで形成された王国『ヒネラーシティ』の建国とその王国の支配者として君臨するという、非常に歪んだ思想達成の為である。
→詳しくは鮫島博士を参照
怪人態
Dr.ヒネラーがメガレンジャーと戦い戦死したユガンデとシボレナの仇を取る為に自らを強化再改造した姿。
青白い顔をした怪物と化しており、メガレンジャーたちの応戦も退ける程の耐久力を持つ。また右腕がムチのような形状に変化しており、サイコネジラーと同等の攻撃力を誇る。
怪人態となったことで理性を失ったのか、言葉を一切話すことなく、本能的にかつてのライバルであり、増悪の対象であった久保田博士を抹殺する為に彼だけを必要に追い掛け回し襲撃する様になっている。
最終的には“ネジレ次元”に長く滞在していた後遺症で、その肉体は限界が近づき、博士に手を掛ける後一歩という所で、身体がねじれ始めて自ら膝を突き、遂に変身が解除されてしまった。