概要
東南アジアのボルネオ島(カリマンタン島)に生息するカブトムシ。別名、ボルネオオオカブト。
カルコソマ属のカブトムシでコーカサスオオカブトやアトラスオオカブトの仲間だが、モーレンカンプは体高が高く細身なため、コーカサスやアトラスとはやや雰囲気が異なる。
また、前胸はコーカサスやアトラスより艶が無く、胸角は直線的に伸びる。
頭角は鋭く尖り、コーカサスに見られる頭角の突起も痕跡程度のものがあるだけである。
ボルネオ島(カリマンタン島)におけるコーカサスのポジションを占めている種とされ、ボルネオ島にはアトラスは生息しているがコーカサスは生息しておらず、代わりに固有種である本種が生息している。
同じくインドネシアから輸入されるジャワ島のコーカサスや、スマトラ島、スラウェシ島のアトラスほど大量に日本に入らないため前2種に比較して飼育者は少なく、ややマイナー。
カルコソマ属の例に漏れず攻撃的で闘争心の強い性格。またやはりカルコソマ属らしく山の標高が1200m付近の高い場所に生息する。
ちなみに本種の種名はドイツ人昆虫学者ヴィルヘルム・メーレンカンプ氏に因んでおり、他にもモーレンカンプオウゴンオニクワガタなど氏の名前が献名された昆虫が複数存在する。
甲虫王者ムシキングでのモーレンカンプオオカブト
2004ファーストより登場。つよさ160、必殺技はパー。アタックタイプ。肩書きは「ボルネオの守護神」。
超必殺技は「サイクロンホイップ」。
2006年冬期のダイヤモンドブルーおよび2007年春期のフォレストグリーンではアダーコレクションが排出されていた。
新甲虫王者ムシキングでは2015 2ndより参戦。
階級はSR(旧作のつよさ160~180相当)。アトラス同様コーカサスと同格の扱いになった。
2015セカンドのものは性格や細身な体に反して体力に優れた能力で、SRでありながら当時1位。なお攻撃力に優れる傾向にあるカルコソマ属としては唯一(個体次第では)攻撃力よりもテクニックが高くなる場合もあったりと異端な性能だった。
激闘・超神化で再録されたものは他のカルコソマ属同様に攻撃力に優れた能力に変更されている。
というかおたすけ相性の関係上覚醒アトラスの下位互換になってしまった。
関連タグ
カルコソマ属 コーカサスオオカブト アトラスオオカブト エンガノオオカブト
ケンタウルスオオカブト:旧甲虫王者ムシキングで必殺技が同じムシ。